あくびと言えば、眠いとき・退屈した時に出るものと知られていますが、では生あくびはいつ出るかご存知ですか?
疲れたり空気が悪くなると出るのがほとんどですが、実は病気のサインとして出る場合があるんです。
眠くないのにでるあくび、「生あくび」はどのような意味があるのか調べてみました。
子供の場合はつい見過ごしてしまいがちなので、親御さんがしっかりと確認をしていきましょう。
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生あくびに潜む病気とは?
生あくびが出る場合、一般的な眠いときや退屈な時に出るあくびとは明らかに違い、眠くなくても起こるときの生あくびには病気が原因の場合があります。
脳や身体がとても疲れているときにもこの生あくびは起こるのですが、病気のサインとしてもあらわれるため注意が必要です。
身体の異常を知らせる警告サインですね。
それでは生あくびが出る原因はどのようなものがあるでしょうか。
- 睡眠障害
- 脳梗塞
- 狭心症
- 更年期障害
- 低酸素血症
- 片頭痛の前兆
- 乗り物酔いの前兆
このように病気が原因であったり、病気でない場合もあるんですね。
特に生あくびの怖いところは、脳に重大な病気が隠れているかもしれないということです。
生あくびを安易に考えていると、取り返しのつかないことにもなりかねません。
病院で早めの検査をおすすめします。
子供の生あくびが出る理由は?ストレスや寝不足も
生あくびの主な原因として挙げられるのが、ストレスや寝不足といったように身体が疲れているときです。
緊張したり身体がとても疲れたりしたときに出るときは、ストレスが原因の生あくび、これは脳を活性化するために起こる自然現象です。
しかし、子供が生あくびをする場合もありますが、ストレスや寝不足といった自然現象で生あくびが出ている訳ではないことがあります。
子供の場合特に多いのが自家中毒です。
少し聞きなれない症状ですよね。
自家中毒とは、主に2歳~10歳くらいの子供に発症する病気なのですが、原因不明の吐き気や嘔吐や頭痛などの症状があ
り、急激に体調が悪化する病気のことを言います。
生あくびはこの自家中毒の症状にともなって出ることが多いため、生あくびが出ると吐き気や嘔吐や頭痛などの症状も一緒に出る訳なんですね。
また、胃腸炎になった際も生あくびが出るということなので、子供の生あくびはどこか体調が悪いのではないかと、体の変化を見逃さないようにした方が良いです。
生あくびが頻繁に出ているようであれば、寝不足・ストレス・極度の疲労も考えられますが、病気の疑いも視野に入れて体調の変化に注意してください。
また、赤ちゃんの生あくびは熱中症の疑いがあるときに起こります。
赤ちゃんは新陳代謝が活発ですよね。
そのため脱水症状を起こしやすくなります。
体内の水分が不足すると血液が流れにくくなり脳が酸素不足になるので、脳に酸素を送り込むために強制的に生あくびをする仕組みになっています。
赤ちゃんはしゃべれませんので、日頃からちょっとした変化に注意してください。
病院に行くのはどんな時?危険な生あくびの特徴!
生あくびの中には危険をともなうものがあります。
例えば脳梗塞の場合は、脳へ血液や酸素が流れずに血管が詰まってしまう病気なのですが、生あくびとともに頭痛・めまい・吐き気をともなうため、とても危険な状態を示します。
脳梗塞を発見するものとして、生あくびは重要なサインです。
1日に何回も生あくびが出るようであれば早めに病院で受診をしましょう。
生あくびとともに頭痛・吐き気はとても危険な状態の可能性があるとお伝えしましたが、脳梗塞の他に脳腫瘍などの疑いもあります。
子供であれば見逃さないように注意してくださいね。
まとめ
生あくびの原因は、ストレス・緊張・睡眠障害・そしてその他の病気が考えられます。
特に頭痛や吐き気があったら脳梗塞や脳腫瘍の疑いもあるのですぐに病院で検査をしましょう。
生あくびを簡単に考えていると取り返しのつかないことにもなりかねません。
危険がない生あくびの場合、ストレスや極度の疲労により脳を活性化するために起こる現象ではあるのですが、子供の場合は自家中毒といった原因不明の吐き気や嘔吐といった体調不良が起こることがあります。
お子さんが頻繁にあくびをしているようであれば、体調が悪くないかよく観察をしてあげましょうね。
子供のころは乗り物酔いで生あくびがよく起こっていました。
気持ち悪くなる瞬間に生あくびって出ますよね。
子供ながらになんかやばいぞ!と思いながらもなかなか大人に言うことができなかった記憶があります。
子供はなかなか自分から体調の変化は言えないものです。
大人がいち早く体調の変化に気づいてあげなければいけませんね。
重大な病気とは考えたくはありませんが、早期発見早期治療が子供のためでもありますよね。
頻繁な生あくびには注意しましょう!
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