子供って本当によく鼻血出しますよね?
朝シーツに赤い斑点が!!なんてことも。
鼻の入り口付近には、血管が密集していて、そこの粘膜に傷が付いてしまうと鼻血が出てしまうそうです。
さらに、指を入れてなくても、もともと傷が付いていれば、些細な刺激で血が出てしまうことも。
ジャンプしたり、物が当たったりそんな刺激でも鼻血は出ます。
チョコレート食べ過ぎると鼻血出るよ!!とよく言いますが、これは根拠があるそうです。
チョコレートに含まれる成分が一時的に血圧を上昇させる効果があって、それで粘膜の弱い子供は鼻血が出やすくなるそうです。
子供はよく、鼻を触ります。
さらに子供の粘膜は繊細で傷つきやすいので、余計に鼻血が出やすいんですね。
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子供の危険な鼻血と安全な鼻血の見分け方は?
鼻血は、基本的には心配ないとは言いますが、あまりにも回数が多かったり、ずっと止まらなかったりしたら?
こんな時には、やはり心配になりますよね。
なにか怖い病気なのでは?と考えてしまいます。
危険な鼻血と、安全な鼻血はどう違うのか?考えてみたいと思います。
子供の粘膜は繊細で傷つき安いです。
なので、止血してすぐ止まるようならば、回数が多かったとしても問題はないと思います。
また、花粉やその他アレルギーを持つ子供は、粘膜が弱くなっているので、鼻をいじっていなくても、刺激だけで血が出てしまう事もあります。
特に鼻血以外の症状がなければ、慌てず適切な止血をして様子を見てあげて下さい。
たまに、ドロッとしたレバーのような鼻血が出てびっくりしたことはありませんか?
ちょっとぎょっとしますよね?
でもこれは、出血した血液が固まったものです。
なので、子供自身の血を固める機能が正常である証明です。
ぎょっとしますが、固まりが出たからと特別な病気を心配する必要はありません。
次に、危険な鼻血とは?なんか響きが怖いですね。
まず一番身近に起こりそうなのが、頭を強く打った後の鼻血です。
この場合、血の混じった鼻水のような液体だと、「髄液性鼻漏」の可能性があります。
すぐに横に寝かせ、頭を少し高くして救急車を呼んで下さい。
他には、鼻血を止血しても、30分~1時間以上止まらなかったり、溢れ出すように大量に出ているようでしたら、血友病や、白血病の疑いが出てきます。
すぐに、耳鼻咽喉科に診てもらって下さい。
こんな大病も!子供の鼻血が出やすい・止まりにくい危険な病気一覧。
鼻血が止まらなくて考えられる病気は、下記のようなものが挙げられます。
「血友病」
これは、生涯にわたる先天性な出血性疾患です。
出血を止めるための血液凝固因子を十分に保有していないため、健常人よりも血が止まるまでに時間がかかってしまいます。
「白血病」
血液の癌です。
癌化した血液が通常の血液を破壊して、血液が正常に働かなくなってしまいます。
「突発性血小板減少性紫斑病」
他に原因が見当たらないのに、血小板数が減少してしまい、出血しやすくなる病気です。
6ヶ月以内に通常に数に回復する「急性型」は子供に多く見られるようです。
鼻血の正しい止血法。その止血の仕方間違ってない?
次に、鼻血が出た場合の正しい止血方法を確認しておきましょう。
まずは、子供を落ち着かせて、大丈夫だよと優しく声をかけて下さい。
そして座って、うつむき加減で鼻をしっかりつまんで止血します。
止血する位置は、顔から続く鼻の骨の無くなる部分。
鼻の穴の少し上くらいをつまみます。
子供はじっとしていられないと思いますので、鼻にテイッシュ等を詰めて止血する方法もあります。
この時気を付けなくてはならないのは、テイッシュで鼻の粘膜を傷つけないようにすること。
詰めたテイッシュを何度も出し入れしないこと。
せっかく止まりかけていた鼻血がまた出てきてしまいます。
よく、鼻血が下に垂れないように、上を向かせてしまうと思いますが、これは血が喉を通って器官に入ってしまう心配がありますので辞めましょう。
そして、首の付け根をトントン叩く。
これもついやってしまいがちですが、叩いた刺激で、また粘膜から出血してしまう恐れがあります。
これも辞めた方がいいですね。
まとめ
鼻血って、急に真っ赤な血がポタポタ垂れて、、、びっくりしますね。
根拠はないですが、男の子の方がよく鼻血が出るように思います。
男の子の方が、動きも活発ですし、力も強いから、鼻の粘膜を傷つけやすいのかもしれませんね。
でも、適切に止血してあげれば、心配はないようで安心しました。
私の息子もしょっちゅう鼻血を出します。
ウェットティッシュ、テッシュは必需品です。
外出先での鼻血に慌てないためにも、対処法など事前に調べておくことは大事ですね。
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