「イボ」は見た目的にも気になりますよね。
ついつい気になって触ったりしてしまいがち。
イボなのか、豆なのか、タコなのか、なんだか食べ物みたいですが、見分け方も難しい。
イボは原因がそれぞれで、自己判断は禁物です。
そこで今回は子供のイボの治し方と液体窒素以外の治療法があるかについてまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね。
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子供のイボの治し方は皮膚科で液体窒素治療が主流
一般的に「イボ」は皮膚から盛り上がっている小さなできものですよね。
この「イボ」には種類がいろいろあります。
最も普通のイボは、ウィルスが感染してできるイボ。
他にもミズイボと言われるものもあります。
大人を含めてイボを自己判断するのは禁物です。
種類と原因がそれぞれだからです。
まずは皮膚科に受診されることをおすすめします。
ここで言う「イボ」はウィルスが感染して出来る、ウィルス性のイボについてです。
子どもや成人の手の指、手のひら、膝がしら、膝の裏などに出来ます。
皮膚表面の小さな傷口から感染すると考えられています。
一般的に知られているのは皮膚科での液体窒素治療だと思います。
実際に私も、私のまわりも「イボ」で受診した際、最初に受けたのがこの液体窒素治療。
皮膚科では通常先端を細くした綿棒に液体窒素を含ませ、5~10秒間、疣贅に軽くあて、そのあと溶かします。
皮膚を凍らせるため、痛みがあります。
溶けた後に水疱ができますが、しばらくするとかさぶたができ、治ります。
1回の治療で治ることもありますが、通常は1~2週間間隔で数回繰り返します。
私は初めて指にイボが出来た時に、皮膚科を受診しました。
そこで先生に会うなり少し見て、いきなり液体窒素をあてられました。
痛いのを知らなかっただけに、「イタッ!!」と、もう少しで叫んでしまうとこでした。
しかもそのあともズキズキ感もあり、塗り薬を出され何度か来院するように言われましたが、二度とその皮膚科に行く気になれませんでした。
それでも仕方なく通いましたが毎回痛くて、治療後も痛くてかなり我慢しました。
治るまでに大体6~7回くらいは通って3か月ぐらいはかかりましたね。
痛みや治るまでの期間はもちろん個人差があるので何とも言えないですが、やはり液体窒素治療は「痛い」と言うだけでストレスですよね。
そもそも液体窒素治療が主流なのは、その他の方法では時間がかかるからなのだと思います。
また保険適用で治療が出来るから、と言うこともあると思います。
でも私の経験から、決して液体窒素治療が根治までに早いとも言えない気がしています。
私自身は、液体窒素治療より他の治療法の方が効果が出て、再発することも今はありません。
イボは増える可能性もあるため、早めに医療機関に受診されることをおすすめしますが、治療方法はいくつかありますので、受診の際によく相談してみると良いと思います。
液体窒素は痛い!それ以外の治療法はないの?
液体窒素治療には痛みが伴うため、子供たちが嫌がる可能性もありますよね。
それを何度か行うとなると、通わせるのも大変さも感じるかもしれません。
イボの治療は液体窒素治療が主流ではありますが、いくつか治療方法がありますので参考までにあげてみますね。
ひまし油、リンゴ酢湿布、杏仁オイルを塗る
ひまし油、リンゴ酢湿布、杏仁オイルともに市販されているものも多く、手軽に使用することが出来ます。
昔からある民間療法はいろいろな種類があり、他にもリンゴ酢湿布や、いちじくの実や葉の汁をイボに塗るなど。
ただ民間療法なので必ず治る!とは言えませんが、体にも安心なものも多いので試してみても良いと思います。
アレルギーなどがある場合には気をつけてくださいね。
サリチル酸絆創膏、尿素軟膏、モノクロロ酢酸
サリチル酸絆創膏(スピール膏)は保険適用ですが、3か月から1年ほどの治療期間がかかると言われています。
尿素軟膏はウィルス性のイボに対して処方されることが多いです。
やはり保険適用で、2~3か月で効果が期待できます。
モノクロロ酢酸は子供のイボの治療に使用されることが多いです。
医療機関によっては保険適用外になる場合もあるそうです。
どれを処方してもらうにしても、イボの種類によりますし、他の治療と併用する場合も多いので、まずは皮膚科の受診をおすすめします。
木酢液
木酢液もイボの民間療法としてよく使われます。
木酢液はネットやドラッグストアで買えます。
使い方は脱脂綿に木酢液の原液をしみ込ませてイボの上に乗せ、その上から絆創膏やガーゼを貼って固定します。
これを毎日行います。
木酢液のアマゾンのレビューページを見ると早い人で10日、平均で1ヶ月くらいで子供のイボが取れたと投稿している人が多く、かなりの効果が期待できます。
ただし、木酢液は発がん性があるものもあるようです。
木酢液クリアという木酢液なら日本食品分析センターの検査で発ガン性クリア済みなので安心です。
ヨクイニン
ハトムギ由来の漢方薬、ヨクイニンは体の免疫を活発にする作用があり、ウィルス性イボには効き目があります。
私自身、ヨクイニンで治ったので、おすすめです。
味も無いですし、確かに毎日飲み忘れないようにとか、多少時間はかかりますが、みるみる跡形もなくなりました。
嘘のようになくなり、再発も今のところありません。
処方薬のほか、市販薬でも100%のヨクイニンエキスだと効果が期待できるそうです。
最近はドラックストアに置いてあるのをみます。
市販薬では、プラス「きれいになる」効果をうたっていますよね。
もちろん飲んですぐに治るわけではなく、やはり時間はかかりますが、ハトムギと聞いただけでなんだか安心して服用できましたし、副作用もほとんどないので、かかった小児科兼内科の先生に感謝しています。
そもそもインフルエンザの注射を打ちに行ったときに液体窒素治療の話をして相談したら、処方してくださったんです。
その時、「時間はかかるかもしれないけど試してみる?」と言われましたが、液体窒素治療のことがあったので、この治療法の方が良いと思い試しました。
1瓶飲んだ時にはかなりの効果を感じ、2瓶3か月かからず治りました。
個人差はあると思いますが、私自身はこの方法でよかったと感じています。
イボはうつる?感染を予防するには?
ウィルス性のイボは、ウィルス感染が原因なのでうつる可能性があります。
ただ普段、皮膚や粘膜は様々なバリア機能でウィルスや細菌から身を守ることができるので通常の状態では感染しにくいです。
ウィルスや細菌が侵入しやすい状態が出来た時に感染してしまい、イボが出来やすくなったり、ひどくなったり、治りにくくなります。
特に接触によりうつるため、なるべく触らないようにしましょう。
実際私は姉にイボのついた足で蹴られてそれをガードした手にイボがうつりました。
ただ触っただけでは普通うつりにくいはずなのですが、当時私はアレルギーやアトピーが多く、免疫力が低かったことも関係してるかもしれません。
また一般的に、イボは、他人への感染より、自分自身で感染を拡げてしまうことの方が多いです。
むやみにイボを触ってしまうことで、ほかの部位にもウィルスが拡がり、イボの数が増えてしまうことがあります。
不用意に触らず、医療機関に受診されることをおすすめします。
イボを作らない、増やさないためにはどうしたらいいでしょうか。
傷やささくれを作らない、そのままにしない
私がイボが出来た理由はこれかと思います。
指に小さく出来たのを触り続けてしまい、大きくなってしまい。
さらに削ったりしてしまって固くなってしまいました。
肌を保護する
これから冬場にかけては乾燥もしますよね。
保湿をしっかりして肌を保護してあげましょう。
日焼け止めなどで紫外線から肌を守る
子供は外で遊ぶことも多いと思います。
紫外線が多いのは夏場だけではないので、日ごろから日焼け止めなどでしっかり紫外線対策をしてあげましょう。
イボをいじったり、自分でとったりしない
イボかな?と思ったら、皮膚科を受診して、イボのタイプにあった治療を受けましょう。
手などに出来ると自分も気になりましたが、周りからの見た目も気になっていました。
私もこんなに簡単にきれいに治るなら、早く受診すれば良かったと思いました。
根治していない場合は、再発する可能性もあるため、時間がかかる治療方法でも、きちんと根治するまで根気強く治療しましょう。
私も表面部分はきれいになってもきちんと受診は続け、完治しましたので、それ以降出来ることはありません。
ウイルス性イボは自己増殖するので注意
ウイルス性イボですが、放って多くと増えます。
最初は1個ですが、放置していると半年後には2個に、1年後には3個に、というようにどんどん増えていきます。
ひどい人だとイボが10個以上になることもあります。
なので治療は早めにした方がいいですよ。
また増えなくても成長して大きくなっていきます。
最初は直径3mmくらいなんですが、成長すると直径1cmくらいにもなります。
大きくなればなるほど治りにくくなるのでやはり早めに治療することをおすすめします。
ウイルス性イボは再発する!?
ウイルス性イボは実は再発もします!
私自身始めてイボができたのは小学生のときでした。
その後7,8回は再発してます。
そのたびに液体窒素で痛い思いをしてきました。
再発のしやすさは完全に人によるらしく、私にイボをうつした当の本人である姉は一度も再発してません。
ふざけてイボのついた足で蹴られてうつされた私はそのせいで7~8回も再発したのに・・・。
そのことでかなり姉のことを恨んでます。
ちなみに私のイボの再発が止まったきっかけはちょっと面白いです。
何度治療してもイボが再発してくるのでいい加減うざくなって治療するのをやめることにしたんです。
そのときも「あ、またできた」
小さいうちに治療した方が治りが早いから早めに治療に行くべきだと思いつつ、このときは放置を選択。
またそれまではイボができたらいつも気になって毎日のようにイボの状態を見てたんですが、このときはイボなんてまるでなかったかのように気にするのもやめました。
その結果いつの間にかそのイボは消えてました。
「え?メンタルの問題だったの?」って思いましたが、その後も再発してません。
まるでイボなんて最初からなかったかのように振る舞った結果、イボが消えたのです。
あ、でもマネはしないでくださいね。
ウイルス性イボができたら気にしないのは普通無理ですから。
でも何回も再発して困ってる人は試してみるのもありかもしれません。
まとめ
一般的に「イボ」は皮膚から盛り上がっている小さなできもので、種類はいろいろ。
イボを自己判断するのは禁物です。
まずは皮膚科に受診しましょう。
イボの治療方法はいくつかあります。
- 液体窒素
- ひまし油、リンゴ酢湿布、杏仁オイルを塗る
- サリチル酸絆創膏、尿素軟膏、モノクロロ酢
- 木酢液
- ヨクイニン
治療効果は個人差や、イボの種類などによりますので、医師に良く相談しましょう。
ウィルス性のイボは、ウィルス感染が原因なのでうつる可能性があります。
イボを作らない、増やさないためには
- 傷やささくれを作らない、そのままにしない
- 肌を保護する
- 日焼け止めなどで紫外線から肌を守る
- イボをいじったり、自分でとったりしない
どんな病気でもそうですが、子供たちに治療や処方する内容は悩みますよね。
ママたちと話していても、「お医者様が言われたのだから」と少し不安に感じても言いづらい、と言う意見を多く聞きます。
それでも子供は聞くことが難しいので、保護者がきちんと聞いておくことが大切だと思います。
私も今では液体窒素以外の治療法に出会えてよかったと思っています。
ちなみにヨクイニン錠は2瓶目の処方の時、処方箋薬局に在庫が無く、自宅まで宅配してくださいました。
それにも感謝しています。
それくらい液体窒素治療の方が主流なんでしょうね。
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