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卵は何歳から食べれる?半熟卵や生卵はいつから?

卵

卵は色々な料理に使えてとてもおいしい食材ですが、アレルギーや食中毒を起こす原因として注意が必要です。

栄養もたっぷりな食材ですから、離乳食にも使いたいですよね。
 

それでは卵は何歳から食べさせることができるのか、また半熟卵や生卵を食べさせるときの注意点はどのようなことがあるのかご紹介します。

Contents

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卵は何歳から食べられる?

ゆで卵
 
離乳食で卵を始めるときは離乳食中期以降から大丈夫なのですが、まず最初は卵黄のみを使います。

中には離乳食初期で卵黄を食べさせている人もいますが、中期を目安にするといいでしょう。
 

【卵黄】

開始時期は生後7~8か月頃です。(離乳食を開始して順調であれば生後5~6か月からOK)

調理法としては、固ゆでにした卵の卵黄部分だけを取り除き、1日最大1個分までとします。(最初は耳かき1杯程度からはじめ、徐々に増やします。)

※卵黄を取り除くときは卵白が入らないように気をつけましょう。
 

【全卵】

全卵を食べさせて良い時期は、卵黄が食べれるようになってから約1ヶ月を目安にします。

しっかりと火が通る調理法であればOKです。(オムレツ・そぼろなどもOK)
 

1日に与える量は、

  • 中期で1/3個
  • 後期で1/2個
  • 完了期で2/3個

までを目安にしてください。

アレルギーが出ることもあるので最初は耳かき1杯程度の少量から与えて、反応がなければ小さじ1杯程度まで少しずつ増やしていく方法ではじめましょうね。


半熟卵や生卵はいつから食べられる?

半熟卵
 
卵かけごはん、おいしいですよね。

早く子どもにも食べさせてあげたい!と思っているのですがいつから食べさせいいのかしら?と思っているママさんも多いはず。

半熟卵や生卵をはじめて食べさせるときは少々勇気がいるかもしれません。
 

半熟卵であれば離乳食完了期の1歳~1歳6か月から食べることができます。

生卵の場合は一般的に3歳を過ぎてからですが、早くて2歳以降となります。

慎重にはじめたいのであれば、8歳になっていれば安心です。
 

生卵にはアレルギーとサルモネラ菌による食中毒の危険性があるため、2歳以下のお子さんには生卵の摂取は避けてくださいね。

卵を食べさせる時の注意点は?

卵焼き
 
赤ちゃんに卵を食べさせるときにはいくつか注意点があります。
 

卵は完全に火を通しましょう。

全卵が食べれるようになっても半熟卵を丸ごとあげたりするのは危険です。

卵には

  • キャンピロバクター
  • サルモネラ菌

といった細菌性胃腸炎の原因となる細菌が混入していることあるので、加熱をすることで食中毒の予防ができます。
 

しっかり加熱をわすれずに!
 

はじめての卵は平日の午前中に食べさせましょう。

卵以外にも離乳食全般に言えることではありますが、はじめて食材を食べさせるときには平日の午前中にします。

理由として、朝食べた卵が万が一アレルギーの症状が出たとしてもすぐに病院で受診することが可能ですよね。
 

お子さんのかかりつけの病院があるようであれば、診察時間や休診日の確認をしておきましょう。
 

卵は続けて食べさせないようにしましょう。

卵を食べられるようになったからといって、毎日続けてあげないように注意してください。

過剰摂取や偏った離乳食はアレルギーの原因でもあるんです。

また、栄養の偏りも出てしまいますしね。
 

1回食べさせたら2~3日、日にちを開けてから食べさせえるといったサイクルを繰り返すといいですよ。
 

市販のベビーフードやおやつに入っている卵を確認しましょう。

卵を食べれるようになるまでは、品質表示が明記してある原材料をチェックしてくださいね。

卵黄のみ使用していて作業工程で卵白と混ざっていないか確認をする必要があります。
 

何よりも卵を食べさせるときの注意点はアレルギーの心配です。

実は卵黄を食べさせた時にはアレルギーが出ていなくても、全卵を食べさせたらアレルギー反応が出ることが良くあります。

これは卵アレルギーはほとんどが卵白が原因で症状が出るということ。
 

また、アレルゲンとなるオボムコイドには耐熱性があるため、ゆで卵など火を通しても10%残存するということ。

十分に注意が必要ですね。
 

全卵を食べさせた後2日間くらいは、

  • 皮膚のかゆみ
  • 湿疹
  • 下痢
  • 嘔吐
  • 呼吸困難

などの症状が出ないかよく観察をしてください。

アレルギー症状は一般的には30分以内に症状があらわれますので、いつもと様子が違ったらすぐに小児科へ急いで!!。


まとめ

卵を離乳食に使おうとお考えのママさんは、卵黄は7~8か月頃、そして全卵は9か月頃となります。

卵はしっかりと火を通してください。
 

半熟卵は1歳~1歳6か月頃から、生卵は早くて2歳以降になってから食べさせることができます。

ただし、生卵にはアレルギーや食中毒の心配がありますので、食べさせるとには十分注意してください。
 

卵をはじめて食べさせるときには少量からはじめ徐々に増やしていきましょう。

何かいつもと違う様子が見られた時は、すみやかに病院での診察をおすすめします。
 

私の知っている近所の保育園では、離乳食完了期のお子さんには上の子と同じ給食を食べています。

卵焼きも食べていますね。

さすがに生や半熟の卵は衛生上全園児に与えることはできませんが、かなり慎重に取り扱っているようです。
 

アレルギーの子どもは卵のお子さんが多いようで、少しでも触れないように細心の注意が必要だと聞きました。
 

家庭でも万が一を考えると、慌てず少しずつはじめても良いのかもしれませんね。
 

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