花粉症の人にはつらい季節がやってきましたね。
日本人の約25%は花粉症になるんだとか。
大人の花粉症は、スギやヒノキなど様々なものが原因となって花粉症を引き起こすケースがおおいですよね。
では、赤ちゃんも花粉症になるのでしょうか。
わたしの生後10か月の子どもも、花粉症のつらい時期になるとよく鼻水を垂れ流しています。
でも、花粉症と診断されたことはないんです。
毎回、ただの鼻風邪だと診断されるのですが、赤ちゃんの花粉症と風邪を見分けるのって難しくないですか?
そもそも、赤ちゃんは何歳から花粉症を発症するのでしょうか。
そこで、今回この記事では赤ちゃんはいつから花粉症を発症するのかについて詳しく調べてまとめてみました。
Contents
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赤ちゃんは何歳から花粉症を発症するの?
赤ちゃんも花粉症になるのか気になる人も多いでしょう。
その前に、「そもそも」の説明をしたいと思います。
そもそも、「人はなぜ花粉症を引き起こすのか」ということです。
人は体内に大量の花粉を吸いこむと、その花粉を退治しようとして免疫機能が働きます。
この免疫機能は花粉退治に必要な「IgE抗体」という、アレルギー反応に関わる物質を作り出します。
このIgE抗体が体内に蓄積され、一定の量を超えてしまうことで花粉症が発症してしまうのです。
このことから、花粉症になるメカニズムはだいたいわかってもらえたでしょうか。
では、赤ちゃんは何歳から花粉症を発症するのかということですが、一般的には発症しやすい年齢は「2~3歳」からといわれています。
しかし、早い子だと1歳からでも発症してします子もいます。
最近は、花粉症の低年齢化が進んでいるようで、0歳でもかかる可能性は十分にありえます。
子どもが花粉症にならないためにも、小さいときから花粉予防というが必要になってきそうですね。
赤ちゃんの花粉症と風邪の見分け方は?
大人が花粉症にかかっても、目のかゆみや鼻のムズムズ感でただの風邪ではないと判断することができますよね。
しかし、赤ちゃんはどうでしょう。
花粉症にかかったとしても、ただ鼻水が出ているだけでは花粉症なのか風邪なのか大人が判断するのは難しいですよね。
では、どのように区別したらいいのでしょうか。
一番手っ取り早いのは鼻水がでてきた時点で病院にいき、アレルギー検査をしてもらうことです。
この方法であれば一発で花粉症か風邪か判断することができますね。
セルフチェックをする場合は以下のことに注意して判断してみてください。
赤ちゃんの花粉症の症状セルフチェック
- 鼻水やくしゃみが続けて出るのか
- 鼻水が透明でさらさらしているか
- 発熱はあるか
- 目はかゆそうか
- 毎年、同じ時期に症状が出るか
赤ちゃんの花粉症は中耳炎や鼻腔炎などの合併症を引き起こしやすいので、早めに医師に相談するようにしください。
大丈夫だろうとほっておくと、治療が長引いてしまうためすこしでも怪しいなと思ったらすぐに受診することをおすすめします。
では、赤ちゃんの花粉症はどのような予防策があるのかみていきましょう。
赤ちゃんの花粉症を予防するには?
赤ちゃんを花粉症から守るには、「花粉を体内に入れないこと」が重要になってきます。
最初にいったとおり、花粉症は吸い込んだ花粉が一定の量を超えると発症します。
なので、花粉を体内に入れなければ、そもそも花粉症を発症することはないということなのです。
しかし、赤ちゃんでも外にでることはあるし、花粉を体内に入れないなんて無理じゃないかと思っている人もいますよね。
完全に侵入を防ぐことは難しいですが、できるだけ体内に吸い込まないように予防することはできるのです。
その予防方法をすこし紹介したいと思います。
洗濯物は外に出さないようにする
花粉は服にもつきます。
なので、洗濯物を外にほして中に取り込むと、服についていた花粉が家の中に入れてしまうことになるのです。
花粉症シーズンはできるだけ室内干しにして、花粉の侵入を防ぎましょう。
空気清浄器をつけておく
常に空気を綺麗にしておくのが一番の予防法です。
空気をきれいにすることで、花粉症だけではなく風邪などの予防もできるので空気清浄機は常につけておくといいでしょう。
外出時はマスクをする
といっても、赤ちゃんだとマスクをするのは難しいですよね。
そんな赤ちゃんにおすすめなのが「スプレー式エアーマスク」です。
これを顔に吹きかけるだけでマスクを同じ効果を発揮します。
マスクが苦手という大人にもおすすめの商品ですよ。
帰宅後の手洗いうがい
これは毎日徹底してください。
花粉予防だけでなく、ほかの菌感染の予防にもつながります。
毎日手洗いうがいの癖をつけてあげましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
早ければ0歳の赤ちゃんでも花粉症を発症することがわかりましたね。
そのための予防法として
- 洗濯物は外に出さない
- 空気清浄器を付けておく
- 外出時はマスクをする(赤ちゃんの場合はエアースプレーがおすすめ)
- 帰宅後は手洗いうがい
これらをすることによって、赤ちゃん、そして子どもの花粉予防ができます。
風邪か花粉症か迷ったら早めに病院にいって検査をしてもらってくださいね。
この記事があなたの参考になればうれしいです。
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