どんな暑い日でも子供たちは思い切り遊びたい。
お外で遊ばせたいけど、子供の熱中症はママには心配ですよね。
熱中症になると重症化しやすいのが子供たち。
熱中症から我が子を守る簡単な方法を知りたいですよね。
そこで今回は子供の熱中症を予防する簡単な方法と対処法についてまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね。
Contents
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子供の熱中症予防によく効く簡単な方法とは?
子供の熱中症を予防する方法をいくつか挙げてみます。
1. 水分をこまめに飲ませる
1番大事なのが水分補給です。
子供たちが「のどが渇いた」「暑い」などを表現することがギリギリなことが多いため、気づいたときは症状が悪化していることも。
我が家の男の子は、まさに「ギリギリ」まで体力をつかって遊びます。
そのため、本人から「喉が渇いた」と言うのを待つのではなく、私が時間を決めて水分補給させています。
2. 顔色や汗のかき方を良く観察する
子供たちは顔が赤くなりますよね。
私はこの夏場、友達家族と連れ添って有名な公園に行きましたが、スライダーなどに監視員さんがついてくださっていて、顔が赤くなったら水分補給をするように伝えにまわってくださっていました。
ママたちが話に少し夢中になっていても、助かりました。
プールや木陰だからと安心できないですもんね。
3. 汗は冷たいタオルでふく
汗は冷たいタオルで拭きましょう。
冷たいタオルを持参しても、猛暑だとすぐに冷たくなくなってしまいますよね。
我が家のこの夏一番活躍した予防グッズはペットボトルの飲料を凍らせたものでした。
凍ったままの時はタオルや顔などを冷やすのに使え、少し日にあてておけばすぐに溶けて飲め、帰りは荷物としても軽い。
プールに毎日のように持参していました。
4. 汗をかく習慣をつける
特に大切なのがこの「汗をかく習慣」をつけることだそうです。
日頃から暑さに慣れさせ、汗をかく習慣をつけておくと、気温が急に上昇した時でも熱放散などの機能が働きます。
子供は汗腺の発達が不十分ですが、普段から汗をかいている子供は、急な温度の上昇にも体が慣れて熱中症になりにくいそうです。
この夏、我が家は「生物園」に良く行きました。
緑も多く、暑い中でも気分も涼しく遊べる場所で、休憩出来る場所もあり、子供たちも満足でしたが、ママとしても日影があり助かりました。
安心して遊べる場所を見つけることで、暑い日でも汗をかいて遊ぶことが出来ますよね。
またそのほかに、保育園や小学校からのお知らせでよく目にするのが、朝ご飯をきちんと食べることですよね。
我が家も朝ご飯は必ずしっかり食べさせます。
子供たちの熱中症の死亡事故が午前中に起きることが多いのは、寝ている間に水分を失ったまま朝、補給をしっかりしないことが影響するそうです。
主食のお米には水分が多く含まれています。
そのため、我が家も夏場の子供たちの朝ご飯はおにぎりと簡単なおかずに、フルーツとトマトです。
トマトは日焼けにも効果があると言われ、フルーツは水分を多く含み、子供たちも喜んで食べてくれています。
忙しい朝に調理もいらないので私も助かります。
どれも簡単なことではありますが、意識して予防していきましょう。
子供を熱中症から予防する飲み物やグッズのオススメ!
最近は子供を熱中症から予防するグッズはいろいろな種類がありますよね。
分類わけしていくつかあげてみますね。
「直接冷やす」もの
冷却ベスト、これは最近人気ですよね。
子供たちが嫌がらず動いても外れたりしないため、遊んでいるときもしっかり簡単に使用できます。
最近のものはかなりフィット感の良いものも増えています。
ベビーカー用の冷却材は知られていますが、抱っこひも用の冷却材もあります。
これは保温用にも使えるものもあり、夏冬と使えて便利です。
「風」を活かしたもの
今年の夏は多く見かけたポータブル扇風機やクールファン。
東急ハンズなどで入荷待ちが出ていましたよね。
冷たいミストが出るタイプのものが人気だったようです。
子供の指があたっても痛くないように設計されていたり、いろいろな種類が出ています。
直接日光を避けるもの
日傘やサンシェードなどがありますが、最近は子供用の帽子に保冷剤を入れらるものもあります。
子供たちは遊んでいるときなど、日傘をさしてくれるわけではないですし、帽子すら嫌がることもありますよね。
我が家は上のお兄ちゃんが卒園したので、保育園の帽子を下の子が遊ぶときに使用しています。
保育園の帽子はいつもかぶり慣れているせいか、嫌がらずにかぶってくれますよ。
ベビーカー用の日よけもいろいろな種類がありますが、子供たちは地面からの反射熱も受けやすいので必要ですよね。
ベビーカー用の日よけは、秋などは虫よけになるものもありますので一石二鳥です。
口から入れるもの
脱水は体内に必要な水分量を、排出する水分量が上回ったときに起こります。
水分と一緒に電解質も失われるため、ナトリウムやカリウムなどの電解質と糖分を含む経口補水液は両方を補給出来ておすすめです。
経口補水液は点滴と同程度の改善効果が期待できるそうです。
塩分補給も最近は飲料水だけではなく、ゼリータイプや飴、タブレットタイプなどもあり、子供でも簡単に摂取しやすいですよね。
子供が熱中症にかかってしまった場合の対処法とは?
子供が熱中症にかかった、または疑わしい場合、まずは症状によって対処法を確認しましょう。
① 熱中症を疑う症状がありますか?
- 立ちくらみ
- 筋肉痛
- 筋肉の硬直(こむら返り)
- 大量の発汗
- 頭痛
- 気分の不快など。
この場合、涼しいところに移動し、服をゆるめ、水分補給をしましょう。
それでも症状が改善しない場合は医療機関に行きましょう。
② 呼びかけに答えますか?
③ 水分を自力で摂取できますか?
②③がNOの場合、すぐに救急車を呼びましょう。
また、次の症状がある場合もすぐに医療機関へ行くか、状態によっては救急車を呼びましょう。
- 吐き気
- 嘔吐
- 倦怠感
- 虚脱感
- 意識障害
- けいれん
- 手足の運動障害
- 高体温など。
参考;環境省 熱中症予防情報サイト http://www.wbgt.env.go.jp
子供たちは症状を伝えることが上手にできません。
今思っても悲しい限りですが、先日熱中症で亡くなってしまい報道された小学生も、伝えた言葉は「疲れた」でした。
自宅で何とか対処しようとすると、さらに子供たちに負担をかけ、重症化する可能性があります。
医療機関に行くまでや、救急車が来るまでの応急処置としては涼しい場所に移動し、服をゆるめ、水分・電解質を補給することですが、下痢や嘔吐が伴う場合水分補給も難しいですよね。
初期症状を見逃さず、重症化する前に医療機関を受診することが一番だと思います。
夏場の熱中症と冬場の熱中症がある?
大人に比べて子供はまだ体温調整する能力が十分に発達していなく、体温が気温に大きく影響され、発汗能力も未発達ですよね。
夏場、気温が皮膚の温度より高い条件では、子供は体の内部まで体温が簡単に上がってしまいやすいです。
夏場の熱中症は気温の暑さから体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調整機能が働かなくなったりして、さまざまな症状を起こします。
「冬場にも熱中症?」と思われるかもしれませんが、冬場でも起きるんです。
冬場に起きる熱中症の多くは脱水症状からだそうです。
東京消防庁によると、平成27年11月~平成28年4月までの半年で熱中症とみられる症状で病院に搬送された人は42人に上ります。
脱水症状は夏場起こるイメージがあるかもしれませんが、冬は外気が乾燥しているうえ、暖房器具によって室内の乾燥も進み、体の水分が失われがち。
最近の住宅は気密性が高く、高温・低湿度の状態で過ごす時間が長いと冬でも脱水症状になりやすいんです。
冬場の脱水症を「冬脱水」と言います。
冬脱水を引き起こす一番の原因はウイルス感染症。
感染性胃腸炎とインフルエンザです。
この時期から子供たちに流行り始めますよね。
我が家もそうですが、集団保育の中では流行り始めるとママとしても心配ですよね。
感染性胃腸の代表がノロウイルス。
ママたちにはよく聞くウイルスですよね。
いわゆるお腹にくる風邪で、下痢や嘔吐、発熱を伴います。
もう一つがロタウイルス。
ロタウイルスは年明けから流行し、感染するのは2歳までが中心です。
ノロもロタも下痢と嘔吐を伴うため、水分と電解質を大量に失い冬脱水を起こします。
インフルエンザは発熱を伴いますよね。
大人なら水分補給できますが、ぐったりした子供たちは水分を摂らせることも難しい時もあり、やはり脱水症をおこしやすい。
冬場の予防方法は「水分補給」はもちろんのこと、感染症予防の点から、まずは「手洗い」「うがい」が一番。
ノロウイルスのように空気感染するものはアルコールでは完全に殺菌できないため、嘔吐後などは塩素系漂白剤で確実に処理する必要があります。
処理する際にマスクや手袋をしないと処理中に感染する恐れもあるため注意が必要です。
涼しくなったからと油断は禁物ですよね。
まとめ
子供は体温調整する能力が十分に発達していないため、体温が気温に大きく影響され、発汗能力も未発達。
子供の熱中症を予防する簡単な方法のポイントは「水分」と「汗」。
- 水分をこまめに飲ませる
- 顔色や汗のかき方を良く観察する
- 汗は冷たいタオルでふく
- 汗をかく習慣をつけることです。
冬場起きる熱中症の多くは脱水症状から起こることが多いです。
冬脱水を引き起こす一番の原因はウイルス感染症。
そのため、感染症予防の点から、冬場の予防方法は「手洗い」「うがい」が一番大切です。
子供を熱中症予防グッズは1つを使用することより、複合して場所や用途によってあわせて活用すると良いですよね。
また今年の夏は猛暑で、レモンのはちみつ漬けが話題になりましたよね。
我が家は2歳児がいるのではちみつは使えませんが、フルーツや野菜を使ってジュースをたくさん作りました。
熱中症予防と同時に夏場の食欲のない時にも栄養を摂らせるのに役立ちました。
また嫌いな野菜を食べさせる苦労よりも、ジュースに入れれば簡単に飲んでくれるので、ジュースにしています。
子供たちは大人が思う以上に何でも進行が早いもの。
初期症状を見逃さずにいれるかは大人にかかっているかもしれません。
普段から子供の様子をよく見てあげることが大切ですよね。
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