生まれたての赤ちゃんは、体のいたるところに毛が生えていますが、その中でもひげの濃い赤ちゃんがいます。
まだ赤ちゃんなのにひげが濃いと、なんだか心配になりますよね。
しかも赤ちゃんのひげは、男の子女の子関係なく生えてきてしまいます。
もしも赤ちゃんにひげが生えてきてしまったら、どう対応したらいいのでしょうか?
今回は、そんな赤ちゃんに生えた濃いひげの対処法や原因、剃ってもいいのかなどをご紹介したいと思います。
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赤ちゃんのひげが濃いときの対処法
赤ちゃんのひげは濃くても、3歳くらいまでには自然に抜けていきます。
なので、何か特別な対処をする必要は特にはありません。
女の子の赤ちゃんであっても、ひげのような毛が生えていることはあまり珍しくはないんです。
赤ちゃんのひげが濃くても、それは赤ちゃんにとって必要なものだから生えています。
ただし、ひげなどの濃い毛が生えている部分は、汚れがたまりやすく、すぐに汚くなってしまいます。
特にひげは口の周りに生えているので、母乳やミルクを飲むとき、離乳食などのご飯を食べる時に、つきやすくなります。
なので、ひげが生えている部分はガーゼなどで汚れがついていたら、キレイに拭きとってあげてください。
3歳くらいになってからもひげが消えなかったり、逆に生え始めてきたら、処理をしてあげても大丈夫です。
しかし、この時期でも赤ちゃんの肌は強いというわけではなく、変わらずデリケートなので、細心の注意を払って丁寧に処理してあげてください。
赤ちゃんが成長して自分からひげが気になると言い出してから処理をしても、遅くはありませんよ。
赤ちゃんのひげは剃っても大丈夫?
赤ちゃんの肌は非常にデリケートで、カミソリは赤ちゃんの肌を傷つけてしまいます。
赤ちゃんのひげのような毛には、弱い皮膚を保護するための役割があります。
ママたちが気になるからというだけでカミソリを使ってしまうと、赤ちゃんは痛みやかゆみで辛い思いをします。
たとえ目に見えなくても、カミソリは赤ちゃんの肌に大きな負担を与えてたくさんの傷をつけてしまいます。
いくらひげが気になったとしても、赤ちゃんにカミソリを使うには絶対に避けましょう。
赤ちゃんのひげが濃い原因
赤ちゃんのひげが濃いのは、実際はひげではなく産毛です。
生まれたての赤ちゃんの体は産毛に覆われていて、ひげが濃く見えるのは、口の部分の産毛が濃いことが原因です。
多くの赤ちゃんは、
- 背中
- おでこ
- 肩
などのいたるところに濃い産毛が生えています。
わたしの子供も、生まれてすぐのころは背中の産毛がとても濃くて、薄くなるのかとても心配でした。
産毛は赤ちゃんがお腹の中にいる時に、羊水によって体がふやけてしまわないように生えているものです。
なので、赤ちゃんにとって不要なものではないんですね。
赤ちゃんを守るために生えているので、気にはなるかもしれませんが、そのままにしておいても何の問題もありません。
お腹から出てきたら産毛の役割はなくなりますので、徐々にではありますが薄くなり、抜けていきます。
産毛が生えているというのは、赤ちゃんの機能が正常に働いている証拠です。
羊水から皮膚を守る以外にも、
- 肌が乾燥しないように皮脂を分泌する役割
- 紫外線を吸収する役割
などがあります。
顔周りの産毛は、意外にも重要な役割を果たしています。
濃い部分がたまたま鼻の下であっただけで、本当にひげなわけではありません。
赤ちゃんの間にひげが生えていたからといって、大人になっても生えてくることはないので、気にしすぎないようにしましょう。
まとめ
赤ちゃんのひげは、
- 3歳くらいまでにはほとんど自然に抜けてなくなる
- 赤ちゃんのひげのような毛は特別珍しいことではない
- ご飯の際に汚れやすいので、こまめにガーゼで掃除をしてあげる
- 赤ちゃんは肌が弱いので、カミソリは決して使わない
- ひげのように見える毛は産毛
- お腹の中で羊水から皮膚を守る、皮脂を分泌する、紫外線を吸収するなどの役割がある
- 無理に処理をしようとする必要はない
- 赤ちゃんの間のひげが将来に影響することはない
ということでした。
わたしの子供も生まれてすぐのころは背中の産毛がとても濃かったのですが、5カ月になるころにはすっかり薄くなり、むしろ何だか寂しい気持ちになりました。
赤ちゃんのひげが濃くて気になるのは、きっと今の間だけです。
女の子の場合はたしかに特に気になるかもしれませんが、本当に薄くなった後は、寂しかったり、物足りない気持ちになるかもしれませんよ。
赤ちゃんのひげは重要な役割を果たしていて、ママたちの都合で勝手に処理をしようとするのはかわいそうです。
自然に抜けるまで優しく見守ってあげて、大きくなって自分で気になりだしてから処理ができるように、準備だけしておくようにしましょう。
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