赤ちゃんの離乳食で、ほうれん草はいつ頃から食べられるのでしょうか?
特に冬になると、スーパーで新鮮なほうれん草が手に入るので、大人の食事でも欠かせない野菜のほうれん草。
栄養たっぷりのほうれん草を正しく調理して、赤ちゃんに食べさせたいですよね!
私は自分でもほうれん草が好きなので、子どもが離乳食を食べている時に、ほうれん草を良く使いました。
子どもってほうれん草が嫌いなイメージもあったので、赤ちゃんは食べるのだろうか?と思いましたが、意外にも良く食べましたよ!
この記事では、離乳食でほうれん草を食べさせる時期、離乳食として調理するときの注意点やポイントをまとめました。
そして、ほうれん草を使った離乳食レシピもご紹介いたします。
Contents
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赤ちゃんの離乳食でほうれん草をいつから食べられる?
ほうれん草はβカロテンを多く含む緑黄色野菜のひとつであり、鉄分も豊富なので、ぜひ赤ちゃんに食べさせたい野菜ですよね!
ほうれん草は、調理法次第で離乳食初期から食べられる食材です。
βカロテンは加熱調理をしても失われない栄養素です。
離乳食として加熱調理し、小分けにして冷凍して使うのに適しているのです。
離乳食を始めたら、最初は消化の良い10倍粥を一日一さじから始めることになりますが、お粥に慣れてきたら、ぜひほうれん草をはじめ野菜を加えてみてください。
ほうれん草はお粥や豆腐、うどんとの相性も良いので、中期~完了期の離乳食として、いろいろなアレンジができるのでおススメです!
ほうれん草を赤ちゃんに食べさせる時の注意点や下ごしらえの方法!
ほうれん草を離乳食として赤ちゃんに食べさせる時は、次のような点に注意しましょう。
- 葉肉が厚く、葉がピンと張ったほうれん草を使う
- クタクタになるまでしっかり茹でて、しっかりと泥を落とす
- 茹でるときは鍋の水が沸騰してからほうれん草を入れて、強火でなるべく短時間で茹でる
- 茹であがったら冷水にさらして、アクをとる
- 繊維が多い野菜なので、包丁を縦横に使ってみじん切りにする
ここまでが下ごしらえになります。
そして、このみじん切りにしたほうれん草をすり鉢で丁寧につぶすと、とろとろの状態のほうれん草ピューレが出来上がります。
離乳食初期は、このピューレ状のほうれん草を赤ちゃんに食べさせることができます。
このピューレを小分けにして冷凍しておくととても便利ですよ!
私は製氷器で冷凍して、食べるときにお粥や豆腐に混ぜていました。
ほうれん草のおいしい離乳食レシピ
ほうれん草を使った離乳食のレシピを、離乳食の4つのステップに分けてご紹介します。
離乳食初期(5~6か月)
ほうれん草粥
材料
- ほうれん草ピューレ・・・大さじ1
- だし汁orお湯・・・小さじ1
- 10倍粥・・・大さじ1
作り方
- ほうれん草ピューレにだし汁かお湯を加えてのばす
- お粥の上にかけたり、混ぜたりして食べさせる
ほうれん草と豆腐のとろとろ煮
材料
- ほうれん草ピューレ・・・小さじ1
- だし汁・・・小さじ1
- 豆腐・・・小さじ1
作り方
- 豆腐を茹でてすりつぶす
- 豆腐にほうれん草ピューレとだし汁を加えて混ぜ合わせる
離乳食中期(7~8か月)
ささみほうれん草
材料
- ほうれん草・・・大さじ1
- ささみ・・・小さじ1
- だし汁・・・大さじ1
作り方
- ほうれん草は、下ごしらえをした後細かくみじん切りにする
- ささみは茹でて細かくみじん切りにする
- ほうれんそう、ささみ、だし汁をよく混ぜ合わせる
ほうれん草のミルク煮
材料
- ほうれん草・・・大さじ1
- お湯で溶いた粉ミルク・・・大さじ1
作り方
- ほうれん草は下ごしらえのあと、みじん切りにする
- 耐熱容器にほうれん草とミルクを入れて混ぜる。
- ラップをして電子レンジで20秒ほど加熱する
離乳食後期(9~11か月)
ほうれん草ポテト
材料
- ほうれん草・・・大さじ1
- ジャガイモ・・・大さじ1
- だし汁・・・大さじ1
作り方
- ほうれん草は下ごしらえのあと、粗めのみじん切りにする
- ジャガイモは柔らかくゆでて、つぶす
- ほうれん草、ジャガイモ、だし汁を混ぜわせる
五目うどん
材料
- うどん・・・15g
- 豚もも肉・・・小さじ2
- にんじん・・・小さじ1
- 大根・・・小さじ1
- ほうれん草・・・小さじ1
- たまねぎ・・・小さじ1
- だし汁・・・大さじ3
作り方
- うどんは茹でて粗みじん切りにする
- 豚肉は茹でて7㎜角に切る
- にんじん、大根、玉葱は柔らかく茹でてみじん切りにする
- ほうれん草は下ごしらえのあと粗みじん切りにする
- 耐熱容器に材料をすべて入れて、ラップをして30秒ほど加熱する
離乳食完了期(1歳~1歳半)
ほうれん草のごま和え
材料
- ほうれん草・・・大さじ2
- すりごま・・・少々
- しょうゆ・・・少々
- だし汁・・・小さじ1/2
作り方
- ほうれん草は下ごしらえのあと1㎝くらいに切る
- ほうれん草にすりごま、しょうゆ、だし汁を加え、混ぜ合わせる
ほうれん草とささみのグラタン
材料
ホワイトソース
- 薄力粉・・・5g
- バター・・・5g
- 牛乳・・・50ml
具材
- ほうれん草・・・10g
- ささみ・・・10g
- スライスチーズ・・・1/4枚
作り方
- フライパンにバターを溶かす
- 薄力粉を入れて軽く炒める
- 牛乳を少しずつ加えて溶きのばしてホワイトソース完成
- ほうれん草は下ごしらえのあとに粗めのみじん切りにする
- ささみは茹でてみじん切りにする
- すべての材料を混ぜ合わせて耐熱容器に入れ、チーズをのせてオーブントースターで5~6分加熱する
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ほうれん草を離乳食として調理するときのポイントと、レシピをご紹介させていただきました。
まとめますと、
- ほうれん草は5~6か月の離乳食初期から使うことができる
- βカロチンは熱に強い栄養素なので、離乳食に適している
- 離乳食として使う場合は、沸騰したお湯で良く茹でて、冷水にさらしてアクを取る
- 繊維が多いので、みじん切りにするときは包丁を縦横に使い繊維を残さないようにする
- 離乳食初期の頃はすり鉢で丁寧にすりつぶす
- 初期の頃は、お粥、豆腐、うどんなどに混ぜるとよい
- 離乳食後期、完了期の頃は、粗めのみじん切りで様々な料理に使うことができる
ということになります。
栄養素を多く含み、加熱や冷凍保存ができるほうれん草は、離乳食に適している食材であることがわかりましたね!
冷凍保存や簡単なレシピなど、いろいろな工夫で、赤ちゃんが食事を楽しむことにつながります。
私も最初の子供が離乳食を始めた頃は、これでいいのかな・・・?という不安もあり、準備が大変でした。
でも、慣れてくれば少しの工夫で準備も楽になるし、自分の子供が好きな味や食材があることがわかって楽しくなりました。
離乳食を進めるペースも、目安はありますが、子どもさんのペースに合わせて問題なく育つものです。
ぜひ、パパママも楽しんで、お子様が好きな離乳食を作ってあげてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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