妊娠中の悩み

妊娠発覚前の飲酒(アルコール)は赤ちゃんに影響する?いつからNG?

ビール

妊活中だけど、お酒を飲みたい!

妊娠してるかまだ分からないけど、今日は飲んでも大丈夫かな?
 

など、妊活中にお酒をいつまで飲んでいいのか悩む人は多いと思います。
 

私もそうでした。

家で夫と飲んだり、会社の人と飲みに行ったり、日常的にお酒を飲む習慣があったので、いつまで飲んでいいのか、妊活を始めた時にすごく迷いました。
 

そこで今回は、妊娠発覚前の飲酒が赤ちゃんに影響するのかいつからの飲酒がNGなのか、お酒をやめる方法をまとめましたので、是非参考にしてみて下さいね。
 

Contents

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妊娠発覚前の飲酒による赤ちゃんへの影響

悩む女性
 
妊娠に気が付かずお酒を飲んでしまい、お腹の赤ちゃんに影響があるのではないかと悩む人は多いです。

多くの専門家は、「妊娠発覚前の飲酒が胎児に与える影響はほとんどない」と言っています。
 

飲まないに越したことはありませんが、もし妊娠に気が付かずに飲酒をしてしまったとしても、過度に心配し過ぎる必要はありません。

妊娠が分かった時から禁酒しましょう。
 


妊婦の飲酒が影響するのはいつからいつまで?

疑問
 
では実際、妊婦の飲酒はいつからいつまで胎児に影響があるのでしょうか。
 

厳密なデータを取ることが難しいので、正確にこの日からダメですということは分かりませんが、目安をご紹介します。
 

妊娠0~3週までの妊娠超初期と呼ばれる期間は、まだ胎盤ができあがっていない為、飲酒の影響がほぼないと言われます。
 

それを過ぎ、妊娠4~14週までの妊娠初期と呼ばれる期間に入ると要注意です。

生理予定日頃なので、妊娠を気にしている人なら気が付き始める時期です。

その中でも特に4~7週目までは「絶対過敏期」と呼ばれ、アルコールや薬剤、カフェインなどの影響を胎児が最も受けやすい時期です。

特に注意しましょう。
 

それを過ぎてもアルコールは妊娠全期間を通じて胎児に影響を与えます。

妊活中の人はお酒を飲まないことがベストですが、妊娠したかが分からないのにずっと飲めないのは辛いので、少なくとも妊娠の可能性がある日からは禁酒しましょう。

妊娠に気が付かなかった人は、気が付いたその日から禁酒しましょう。
 

妊婦がお酒をやめる簡単な方法

禁酒
 
お酒を飲む習慣がある人にとって、禁酒は大きなストレスになります。

私はお酒が大好きなので、妊娠してから辛かったことと言えば禁酒が1番だったように思います。

そこで、お酒をやめる為の方法を2つご紹介します。
 

1.アルコールが胎児に与える影響を知る

胎盤はフィルターの役目を持っていますが、アルコールは遮断されません。

例えママが飲むお酒が少量であっても、お腹の中の赤ちゃんはとても小さく、アルコールを代謝する肝臓の働きが未発達なので、その影響力は大きいと考えられます。
 

妊娠中の飲酒が胎児に与える影響としては、流産や死産のリスクが高まることや、胎児性アルコールがあります。
 

胎児性アルコール症候群とは妊婦が飲酒をすることによって胎児に与えると考えられる先天性疾患のことで、身体面と精神面の2つに分けられます。
 

身体では

  • 出生時の低体重
  • 栄養とは関係のない体重減少や低身長
  • 頭囲が小さい、顔面の形成不全や奇形
  • 難聴、まっすぐ歩くことが難しい など

 

精神面ではADHG(注意欠陥多動性障害)うつ病など、中枢神経障害が現れてくる可能性があります。
 

身体面の影響は、成長と共に目立たなくなっていくことが多いようです。

しかしながら精神面での影響は乳幼児期だけでなく学童期以降にも及び、学習や対人関係などの障害となっていく可能性もあります。
 

お腹に赤ちゃんがいる時には、飲酒をしたからといって何も見えないのでついつい飲みたくなってしまうかもしれませんが、赤ちゃんにこんなにたくさんの影響があることが分かると、飲みたい気持ちを抑えることができるのではないでしょうか。
 

2.お酒の代わりになるものを見つける

お酒をただ我慢するだけでは、ストレスばかりが溜まってしまいます。

そこで、お酒の代わりに楽しめるものを見つけましょう。
 

私の場合は炭酸飲料でした。

1番好きなのはジンジャエールでしたが、飲み過ぎは太ってしまいますので、普段は炭酸水を飲むようにして、時々ジンジャエールを飲んでいました。

妊娠中に飲んでも安心なハーブティーもおすすめです。
 

体重増加には注意しなければいけませんが、甘いものが好きな人は時々ご褒美にスイーツを楽しむのもいいでしょう。

甘いものの食べ過ぎは良くありませんが、ストレスを溜めるのは良くありませんし、お酒を飲むより断然いいです。
 

色々と試して何かお酒の代わりになるものを見つけて、飲みたい気持ちを乗り切りましょう。
 


まとめ

妊娠発覚前の飲酒が赤ちゃんに影響するのか、いつからの飲酒がNGなのか、お酒をやめる方法についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
 

妊活中から飲酒を控えるに越したことはありませんが、もし妊娠に気が付かずに飲んでしまっても、過度に心配せずに、その日から禁酒をすれば大丈夫です。

後悔して心が沈んでしまうよりも、これからは前向きに赤ちゃんの健康の為に良い食事や生活を心がけた方がとてもいいです。
 

私は本当にお酒が好きなので、禁酒は本当に辛かったのですが、妊娠中は1度もお酒を口にすることはありませんでした。

必ずしも悪影響があるかどうかは分かりませんが、出産して授乳が終わったら、我慢した分いいお酒を飲むぞ!と決めて、妊娠生活を乗り切りました。
 

長い妊娠生活、その後の授乳生活のように思えますが、必ず終わりが来ます。

そうすれば思う存分お酒を楽しむことができますので、楽しみは取っておこうと考えて、お腹に赤ちゃんがいる間は可愛い赤ちゃんの為に、お酒を控えるようにしましょうね。



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