普段便利につかっているコンセント。
赤ちゃんの近くで、おしりふきを温めるグッズや空気清浄機などを使うのにも便利です。
でもその壁に開いた小さな穴が、壁から伸びた長いコードが、動き出した赤ちゃんたちには興味津々!
感電事故も起こりうるコンセントから、赤ちゃんを守るにはどうしたらよいのでしょうか。
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コンセントが招く子どもの危険事故事例
今では各部屋にあるコンセント。
使いやすさを考えて、壁の低いところに設置されているものも多いですよね。
それはちょうど、自力で動き出した赤ちゃんの目の高さにあったりしませんか?
赤ちゃんにとって、この世は知らないことだらけ!
なんでも拾って口に入れちゃいますし、穴があれば指やモノを突っ込みます。
調べたところによると、やはり拾った金属をコンセントの穴に差し込んで感電したという事例が圧倒的でした。
よくあるのが、安全ピン、ヘアピン、はさみ、カギやピンセットなど。
私も日常的に使っているヘアピンなどは、ついついしまい忘れてしまうこともありました。
手芸の好きなお母さんなら縫い針や待ち針、上にお兄ちゃんやお姉ちゃんがいれば幼稚園の名札のピンなど、家族が増える分だけリスクも増えると考えた方が良さそうです。
感電は電流の強さによって、ビリっとしびれを感じる程度から死亡する場合もある危険な事故です。
私の知り合いでも、小さいころにヘアピンをコンセントに差して感電した経験を教えてくれた方がいますが、もう何十年も前のことなのに手のひらにうっすら痕が残っているのだと、ずっと気にしているようでした。
赤ちゃんのいる部屋に思わぬものが落ちている状態は、感電だけでなく誤飲事故などの原因にもなります。
しっかりと対策をしてあげましょう。
赤ちゃんの感電事故を防止するコンセントカバーとは?
赤ちゃんがコンセントに興味を示す最大のポイントは、穴。
気になる穴が、目の前にいくつも並んでいれば、それはそれは気になりますよね。
まずはその穴を隠してしまいましょう!
簡単なのはネジや粘着テープを使って、今あるコンセントを丸ごと覆い隠してしまうカバータイプ。
コンセント使用中も、プラグを差したままカバーできるので、一度設置してしまえば使うたびに取り外す手間もいりません。
事故防止のためには、インテリア性の高いものではなく、開けにくく鋭角のないものを選びましょう。
コンセントの穴に一つ一つ差し込むキャップタイプもあります。
手軽で安価なので、こちらも人気があるようです。
但しこれらも一長一短。
カバータイプはボコッと壁に凹凸ができてしまうため、逆に赤ちゃんの気を引く可能性もあります。
それにつかまり立ちをする頃になると、赤ちゃんたちはでっぱりを見つけては体重をかけますので、粘着テープでいつまでしのげるかは赤ちゃん次第というところ。
キャップタイプも、その凹凸や、場合によっては鮮やかな色が気になって、赤ちゃんが余計になめるようになる危険性があります。
またキャップタイプは、プラグを差すたびに外す必要があるため、うっかり置き忘れてしまうこともありそうです。
赤ちゃんが飽きずにいじっている内にはずれてしまうような簡易なタイプもありますので、更に誤飲のリスクが高まります。
危険から我が子を守る!今、人気の事故対策グッズ!
赤ちゃんをコンセントの危険から守るために、対策グッズも安全性の高いものを探してあげましょう。
100均などにもお手頃価格でいろいろな安全グッズが置いてありますが、以前使ってみた経験からいうと、安いコンセントキャップはちょっとしたことで外れてしまいそうで不安でした。
コンセントキャップ
コンセントキャップを購入する場合にはロック付きのものがおすすめです。
ただ引っ張るだけでは外れないので、赤ちゃんが動き回るようになっても比較的安心できますね。
またベビー用品だからと、かわいいキャラクターの形や鮮やかな色をしたものもありますが、特に原色は赤ちゃんの弱い視力でも判別できますので、できれば壁につけたとき目立たない色合いのものを選んだ方がよいかと思います。
コンセントカバー
コンセントカバーは、できればネジなどで壁にしっかり固定できるものがいいでしょう。
賃貸などでそれができない場合には、粘着テープのつきが甘くなっていないか時々チェックするとよさそうです。
またこちらも、赤ちゃんが容易に開けられない構造になっているか、購入前に確認しましょう。
カバーをつけていても、使用中のプラグのコードが気になって、引っ張ってしまう心配もありますね。
常時使用する家電は、できるだけ赤ちゃんの目の届かないところから電源を取るほか、コンセントカバー自体が設置した場所で悪目立ちしないこともポイントです。
延長コード
今回、延長コード自体に赤ちゃんのための対策がとられているものは見つかりませんでした。
ですが、延長コードのタップ部分をケースですっぽり隠してしまうタイプのグッズはありますよね。
たこ足配線のごちゃごちゃを隠したり、ほこりよけとして漏電対策にもなります。
まとめ
ここまで見てきたように、赤ちゃんの感電防止対策には、コンセントやプラグに興味を持たせないことが一番重要です。
とはいっても、赤ちゃんって危険なものほど気になってしかたないんですよね。
対策グッズも有効な手段ではありますが、まずはお部屋の中をすっきりさせて、特に細い部分のある金属を持たせないようにすることが一番の対策です。
私は、幸い感電事故を起こしたことはないのですが、ふと振り返ったときに赤ちゃんの口の中から乾電池の一部が見えて焦ったことがありました。
少し大きくなってくると、テレビで工作の番組なども見るようになり、毎日はさみをほしがります。
感電ももちろんこわいですし、よたよたしている子どもにはさみは危険…。
考えた末、段ボールを切ってビニールテープで巻いたお手製のはさみをあげたところ大満足!
本物を虎視眈々と狙うこともなくなりました。
子どもの集中力はすごいので、他にもっと面白そうなものがあれば注意をそらすこともできますよ。
また机の上が整頓されていないと、何か見つからない度に誤飲したのではないかと冷や汗をかく羽目になります。
それがネジや釘、ボタン電池などだったら、感電、ケガ、誤飲と、もう何から心配したらいいのかというほど焦ってしまうはず。
良かれと思って家電を使い終わるたびにプラグをいじるのも、赤ちゃんの興味をそそります。
幼稚園くらいまでは、考えるより先に手が動いてしまって当たり前。
普段赤ちゃんが過ごしている部屋には余計なものを置かない、作業は別の場所でするなど大人が気をつけてあげましょう。
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