妊娠中にレバーを食べるとよくないと聞いたことはないですか?
妊婦さんが食べるものは、胎児の栄養となります。
食べるのものによっては、悪影響になることも。
特に、妊娠初期のころはママがとった栄養がそのまま直接胎児にとどくなんていいますから気になるところですよね。
では、このレバーはほんとに妊婦さんが食べてはいけないのでしょうか?
調べてまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね。
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妊娠初期にレバーを食べていいの?
妊娠初期に限らず、レバーを食べることはできるだけ控えたほうがいいとされています。
特に妊娠初期(15週くらい)でまでは、食べ物による胎児の影響力が大きいので注意が必要です。
といっても、妊娠中にレバーを食べてはいけないというわけではなく、
一日の摂取量さえ守れば、食べても大丈夫なんです!
「そもそもレバーのなにがいけないの?」
と思っている方もいますよね。
レバーには、レチノールという栄養素がはいっており、これはビタミンAの仲間でもあります。
どうやら、この「レチノール」という栄養素が妊婦さんにはあまり良くないらしいのです。
このレチノールという栄養素は、とても栄養価が高く普通の人が食べる分にはとても身体にいい食べ物なのです。
しかし、妊婦さんがレチノールを過剰摂取してしまうと、胎児に悪影響を及ぼす恐れがあるということがわかっています。
では、一日にどれくらいだったら食べてていいのかというと
「一日に4.6g~6g」
この量を例えるならば、「レバーの焼鳥1本分」です。
焼鳥一本分しか妊婦さんはレバーを食べることができないのです!
レバー好きの人にとっては「え!!少なっ!!」
と思った人もいるのではないでしょうか。
実は、今この記事をかいているこの私もレバー好きの1人なんです。
しかも、現在妊娠中なので、自分で記事を書きながらとてもショックをうけております…
そんなことはさておき、ではこのレバーに含まれている「レチノール」はいったいお腹の赤ちゃんにどんな悪影響を及ぼすのでしょうか。
妊娠初期にレバーを食べると胎児にどんな影響がでる?
妊娠中にレチノールを大量摂取してしまうと、胎児の奇形や先天異常などの障害を持った子が生まれてくる確率が高くなってしまいます。
そのため、妊娠初期は特に摂取量に注意して食べなくてはなりません。
特に生レバー!これは控えるというよりも出産するまでは食べないほうが胎児の為です。
その理由は、生レバーには「トキソプラズマ」という菌が含まれていてこれは食中毒の原因にもなる危ない菌なのです。
このトキソプラズマ菌に感染してしまうと
- 流産、死産の危険が高まる
- 視力障害
- 脳性まひ
などの悪影響を胎児に引き起こす危険があるため、摂取しないほうがいいでしょう。
といっても、このレチノールはビタミンAの仲間でとても栄養価が高いものです。
粘膜を健康に保ってくれたり、ウイルスなどの菌から身体を守ってくれるとてもいい栄養物素なんですよ。
本来なら積極的にとりたいところ。
しかし、さきほども言ったように摂取量を守らないと胎児に影響がでてしまう物質でもあるので、妊婦さんは注意して食べるようにしてくださいね。
うっかり食べてしまったという人がいたら、産婦人科などに相談してみたほうがいいでしょう。
ではこのレチノール(ビタミンA)が含まれている食べ物はレバー以外にどんな食品に含まれていると思いますか?
妊娠初期にレバー同様過剰摂取してはいけない食品とは?
レバー以外にも、レチノールやビタミンAが多く含まれている食べ物は結構あるんです!
例えば
- うなぎ
- あんこうのきも
- ほたるいか
- しそ
- モロヘイヤ
- にんじん
- 卵
- ほうれん草
このほかにも、まだまだあります。
妊婦さんは、レチノールやビタミンAに限らず過剰摂取は胎児にとっても、ママにとっても悪影響なのでなんでもほどほどに食べるのがいいでしょう。
だからといってあまり過剰に気にしすぎる必要はありませんが、食べ物を摂取するときは含まれている栄養素にも注意しながら食べるようにしてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
妊娠中でも摂取量を守ればレバーを食べてもいいことがわかりましたね。
しかし、妊娠初期は食べ物による胎児の影響力が大きいため特に注意することが必要です。
レバーに含まれるレチノールを過剰摂取してしまうと
- 胎児の奇形
- 先天異常
などの悪影響を及ぼします。
また、生レバーには「トキソプラズマ菌」が含まれているため
- 流産、死産の危険
- 視力障害
- 脳性まひ
などの悪影響を引き起こします。
レバーが大好物な人にとっては、制限するのはかなりのストレスになることと思います。
過剰に気にすることはないですが、赤ちゃんの命を守るためにも、摂取量はしっかり守ることが大切です。
わずか10か月という長いようで短い妊婦生活ですから、今しかない大切な時間をいい思い出になるように過ごしていけるといいですね。
この記事が少しでもあなたの役に立つことを心から祈っております。
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