自宅で手軽に妊娠の有無を確認できる、妊娠検査薬。
私もお世話になりました。
でも、自分が何本使うことになるのか購入前にはわからないので、つい多めに買って余らせていたりしませんか。
わが家の薬箱の片隅にも、また使うかもしれないし、と思って入れっぱなしの妊娠検査薬がありました。
なんとなく捨てられず、引っ越しの時も一緒に旅をしてきましたが、これってまだ大丈夫!?
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妊娠検査薬にも使用期限があるの?

通常のお薬と同じように、妊娠検査薬にも使用期限があります。
ただし、薬とはいっても、妊娠検査薬は使用者の体に作用する、いわゆる「お薬」ではありません。
妊娠検査薬は、妊娠しているかどうかを確認するための「試薬」なのです。
できるだけ正確な妊娠判定をするため、妊娠検査薬にも使用期限がもうけられています。
おおむね製造から3年程度に設定されている場合が多いようです。
妊娠検査薬の使用期限は外箱に記載されていますので、もし長く保管しているものをお持ちの方はチェックしてみてください。
外箱をなくしてしまった場合も、個包装ごとに印字されている場合もありますよ。
これから購入する場合も、どの程度の期間使用できるのか、事前に確認しておくと安心ですね。
使用期限切れの検査薬の正確性

妊娠検査薬は数本セットで販売されていることも多く、一度目の検査で陰性だった場合に備えて、多めに購入する方も多いと思います。
私も妊娠検査薬を買うときは、1本では心もとなくて、ついつい2本組などを購入したものです。
しかし、結果として余ってしまうこともありますよね。
捨てるのももったいないし、近いうちにもう一人欲しくなるかもしれないし、などと思ってとっておくのですが…。
使用期限が切れてしまっても、その妊娠検査薬を使うことはできるのでしょうか。
先ほども触れたように、妊娠検査薬は使う女性の体に直接作用するわけではありません。
ですから、試しに使ってみること自体には問題はありません。
気になるのは、その正確性ですね。
薬品が劣化することで、検査結果には、いったいどんな影響があるのでしょう。
例えば、本来陽性の反応を示すべきなのに、きちんと反応しきれなかったり。
陽性ならばはっきりとラインが出るはずなのに、ごく薄くしか色がつかなくて判断できなかったり。
つまり、本当は妊娠しているのに、妊娠していないかのような反応が出やすくなるわけです。
逆に考えれば、たとえ使用期限が切れていても、確実に陽性の反応が出たのであれば、妊娠している可能性が高いことになります。
ただ捨ててしまうより、私なら一度使ってみようかなと思うところですが、皆さんはいかがでしょうか。
妊娠検査薬の保管方法

妊娠検査薬は、試薬。
つまり薬品ですから、大概のお薬と同じように、妊娠検査薬も直射日光を避けて涼しいところに保管しましょう。
妊娠検査薬の箱を開けると、使用方法の説明や使用上の注意を記載した説明書が入っています。
保管方法もそちらに書いてありますよ。
メーカーや製品によって、保管方法が異なる場合もあるかもしれませんので、一度目を通してみてくださいね。
妊娠検査薬は、使用方法が簡単な分、わざわざ説明書を読むのはめんどうに思うかもしれません。
でも、せっかく購入したのですから、ベストな状態で判定できた方がいいですよね。
まとめ
はじめて妊娠検査薬を購入したころ、私はとても子どもがほしかったので、使用できる時期がくるとすぐに検査をしました。
結果は陽性。
ですが妊娠検査薬は、そもそも使用期限内であっても、使用のタイミングなどの影響によって正確でない結果を表す場合があるものです。
結局心配になって、翌日産婦人科に飛び込みました。
病院では、妊娠検査薬の反応が陽性だったことを伝えると、さっそくエコー検査をされました。
しかし、さんざん探してもらった結果画像に映ったのは、つまようじの先でつついたくらいの小さな点のみ。
その小さな白い点が羊水で、胎児はその中に浮かんでいるのです。
先生も、「妊娠検査薬で陽性が出ているのならどこかにいるはずだよなぁ」といった調子で探し出してくださったのですが、このサイズでは赤ちゃんが生きているかどうか判断できないと言われてしまいました。
私はこうして、早く妊娠を確認しようと焦ったあまり、この後胎児の心臓の動きが確認できるサイズに成長するまで「果たして生きているのか、それとも…」という不安にさいなまれることになったのでした。
妊娠も、もっとゆとりをもって取り組みたいものですね。
ちなみに、妊婦さんの検診代は各病院ごとに自由に設定されているのですが、そんな下調べもしていなかったので、初回のこの検査でまず1万円を請求されたときは衝撃的でした!
しかも早い段階から検診を受け始めたことで検診の回数が増えてしまい、出産時にもらえる補助金の額をぐんぐん上回っていったものですから、「産む前にこんなにお金がかかるなんて、無事生まれてもとても子どもを育てられない!!」と検診の度にひどく落ち込んだものでした。
子どもが欲しいと思ったら、妊娠したかどうかはもちろん大問題ですが、それと同時にどんな環境で出産したいのか、どうしたら妊娠期間を穏やかな気持ちで過ごせるかを考えておくこともとても大切だと思います。
陽性が出た人も、今回は陰性だった人も、幸せなマタニティライフを過ごせることを願っています。
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