妊娠中の悩み

妊娠検査薬はいつから陽性反応が出る?フライング検査の場合は!?

検査薬

1日も早く妊娠できたか知りたい!

今日妊娠検査薬使ってもいいかなぁ。
 

妊活中の人なら、いつから妊娠検査薬で陽性反応が出るのか、とても気になるところですよね。
 

私は2回妊活をしましたが、2回とも、その期間中ずーっとソワソワしていたのをよく覚えています。
 

今回は、妊娠検査薬はいつから陽性反応が出るのか、フライング検査の場合はどうなのかについてまとめましたので、是非参考にしてみて下さいね。

Contents

スポンサーリンク

妊娠検査薬を使うといつから陽性反応が出るの?

検査薬反応

まずは、妊娠検査薬で陽性反応が出る仕組みをご紹介します。

 

妊娠すると、女性の体内ではhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンが分泌されます。

妊娠検査薬は尿中のhCGに反応し、規定値よりもhCGが多いと陽性反応が現れます。
 

その規定値は、

妊娠既定値
  • 一般的な妊娠検査薬では、尿中のhCGの量が50mlU/ml以上
  • ・早期妊娠検査薬では尿中のhCGの量が25mlU/ml以上

となっていて、それ以上になると陽性と判定されます。
 

妊娠周期は、直前の生理開始日を妊娠0週と数えますが、hCGの量は妊娠3週目で0~50、妊娠4週目で20~500と増えていくことが分かっています。

そこで、日本の早期妊娠検査薬では妊娠4週目から、一般的な妊娠検査薬では妊娠5週目から使用可能と設定されているものが多いです。
 

入手には多少時間が掛かりますが、海外の早期妊娠検査薬では微少なhCGを検知し、生理予定日6日前から使用可能なものも販売されています。


妊娠検査薬でフライング検査!陽性反応はいつから出る?

カレンダー

妊活中は1日でも早く妊娠しているかどうか知りたいですよね。

妊娠検査薬の使用可能日よりも前に検査(フライング検査)したいと考える人も多いと思います。

ではフライング検査をする場合に、最短でいつから陽性反応が出る可能性があるのでしょうか。
 

hCGというホルモンは、着床と共に増加します。

排卵から受精までは1日弱、受精から着床するまでは約7日間です。

例えば生理周期が28日で安定している人なら、排卵は妊娠周期で言うと2週目、そのタイミングで受精したとすると、その7日後の妊娠3週目の始め頃に着床が始まることになります。
 

受精するだけではhCGは増加しないので、どんなに早くても妊娠3週目以降、つまり受精したと思われる日から7日後以降でないとフライング検査の意味はありません。

妊娠検査薬で陽性反応が!間違いはあるの?

女性

妊娠検査薬の精度は99%以上と、とても高いと言われており、陽性反応が出れば妊娠に間違いはないと思っている人も多いのではないでしょうか。
 

間違いはあります。
 

誤って陽性反応が出る要因としては、

誤って陽性反応
  • 不妊治療などで性腺刺激ホルモン剤などの投与を受けている
  • 高度の糖尿
  • 尿蛋白
  • 血尿
  • hCH生産腫瘍

などが考えられます。
 

または、化学的妊娠の可能性もあります。
 

化学的妊娠とは、着床をして妊娠検査薬の陽性反応があった後、産婦人科での超音波検査で子宮内に胎嚢が見える前に発育が止まることです。

その後に起こる生理様の出血を化学的流産と言います。
 

化学的流産の場合の出血は、出血量が多いなど普段の生理と違いを感じる人もいますが、普段の生理と変わらない人も多くいます。

そのため、フライング検査をしなければ着床したかどうか分からないままのことが多いです。
 

化学的妊娠をしても基本的には医療処置は必要ありませんし、妊娠回数にカウントしません。

健康なカップルであっても30~40%という高率に起こっていることです。
 

フライング検査をして陽性反応が出て喜んだ後、妊娠が継続しない可能性はそれほど低くありませんので、あまり早期に検査をすることはおすすめできません。
 


まとめ

妊娠

妊娠検査薬の陽性反応がいつから出るのか、そしてフライング検査についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
 

妊娠のチャンスは月に1回。

一刻も早く妊娠できたかどうか知りたい。
 

妊活中はついついそればかり考えてしまうものです。
 

私は眠気や腹痛など、少しでも体に何かを感じると、これは妊娠初期症状なのではないかと気になって仕方なくて、妊娠検査薬を早く使いたくてたまらない気持ちになっていました。
 

早期に妊娠検査薬を使って妊娠を確かめる意義は、飲酒や喫煙を辞めたり、薬の服用やレントゲン検査を避けたりと、妊娠していた場合に赤ちゃんにとってデメリットのないように気を付けることができる点にあります。

その点では早期に妊娠が発覚することは、赤ちゃんにとってもママにとっても大きなメリットになります。
 

本当は、妊活中にはいつ赤ちゃんがお腹に来てくれてもいいように、赤ちゃんにとって良くないと思うことを避けておけば、それほどまでに早い時期に妊娠したかどうかを知る必要はありませんよね。
 

しかしながら現在は妊娠を気にかける人がとても多く、昔は気が付かなかった時期に妊娠に気付き、その後の化学的流産に落ちこむケースも少なくありません。
 

妊活中、1日でも早く妊娠検査薬を使って結果を知りたくなるのは皆同じですが、結果にはどうしても一喜一憂してしまいます。

適切な時期に検査をして、産婦人科で胎嚢が確認できてから妊娠が成立したと確信するようにしましょうね。
 



スポンサーリンク

妊娠中の悩み
妊娠中の悩み

妊娠中の悩みカテゴリーでは、妊婦に生じるさまざまな悩みを解決する記事を掲載しています。

妊娠中の悩みについて他の記事も読みたい方はこちらからどうぞ。

妊娠中の悩みカテゴリーへ



スポンサーリンク