妊娠中の悩み

妊娠中の出血で痛みがないのは危険!?病院に行く目安は?

出血

妊娠中にトイレに行くと尿に血が交じっていたり、下着に血が付いてたなんてことが起こったらとても心配ですよね。

さらに、痛みを伴わない出血なんてどうしたら良いのか困ってしまいます。

妊娠中はどんな小さいことでも心配ですし、出血ともなれば流産に繋がってしまうのではないかと不安になるのも当然です。
 

今回は、判断に困る妊娠中の痛みを伴わない出血についてご紹介しましょう。

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妊娠中の出血で痛みがないのは危険!?

腹痛
 
出血といっても様々ですが、

  • おりものに少量の血が混じっている
  • ナプキンをしなくてはいけないほどの大量の出血がある
  • 少量の出血が何日も続く

といった出血の場合もあります。
 

ここで気を付けなければいけないのが、鮮血で大量に出血をしてしまい、出血が止まらないときです。

出血の目安は、生理2日目よりも多い量です。

それ以上の出血量が続いている場合は、流産のリスクが高い傾向がありますので病院での早急な受診をおすすめします。
 

普段の生理の出血よりも少ないようであれば普段の診察時間で良いのですが、出血が止まらなかったり出血量が多い場合は、かかりつけの産婦人科で受診または電話で問い合わせましょう。

痛みがないからといって自己判断はしないようにしてください。
 

また、妊娠初期の鮮血や茶色の出血は流産の可能性が高く、腹痛があればなおさら危険です。

腹痛がある場合にはなるべく早めに病院で診察を受けてください。


病院に行く目安

病院
 
人によって出血の色や量は様々ですが、どんな出血に関しても確認した事実があれば医師の判断をもらったほうが良いでしょう。
 

一般的な出血した時の目安をご紹介します。
 

痛みがなく色は茶色で量は少量

特に腹痛などもなくその他の症状もみられない、血液の色も茶色で量も少ないのであれば、危険性は低いので通常の診察時間に診察を受けましょう。
 

※このような場合でも妊娠5週で出血が1週間続いたりする場合は、腹痛を伴う大量の出血に繋がるといった切迫流産や流産の危険性あります。

少量の出血だからといって油断しないように気を付けてください。
 

痛みがなく色は赤色で量は大量

鮮血であったり血液の塊や生理中のような大量の血液を確認した場合は緊急を要する場合があります。

痛みがなくても、夜間・休日などの診察以外の時間であっても早急に病院で診察を受ける必要があります。

妊娠中に出血する原因

産婦人科
 
妊娠中の出血は、「急を要するもの」「経過観察でよいもの」と2つのパターンがあります。

その中でも痛みがない出血は、どのような原因また判断をすれば良いかご紹介します。
 

病院での内診検査後によるもの

1週間以内に病院で内診による診察を受け後に、茶色で少量の出血出る場合があります。

内診後の出血は1~3日間ほど痛みのない出血が続くことが多いため、このような場合は特に心配する必要はありません。
 

膣内のポリープやびらんによるもの

膣や子宮頚管などにポリープ(腫瘍)またはびらん(ただれ)などがあると、内診をした際に刺激を受けて鮮血が出る場合があります。

ポリープやびらんによる出血は繰り返し起こることが多いのですが、ほとんど危険性はありません
 

しかし、以前から病院でポリープやびらんがあると診断されてないのであれば、病院で診察をしておくと安心です。
 

胎盤の前置胎盤によるもの

前置胎盤とは、胎盤が何らかの原因で子宮口を一部または全部ふさいだ状態にあるため、出血を伴うことがあります。

多くの場合妊娠中期から妊娠後期(多くは妊娠24週目の間にわかる場合がほとんど)にかけて出血を伴うことがあり、鮮血であったり茶色の出血であったり、量も少量・大量と様々です。
 

出産時には大変リスクのある妊娠の一つでもあるため、母子ともに危険性の高い出産ですので早めに病院で診察を受けてください。


まとめ

確かに痛みを伴わないと、安易に病院に行って良いものか迷ってしまうかもしれません。

しかし痛みのない出血だとしても、前置胎盤のように危険を要する場合もあります。
 

また、ナプキンを付けなければいけないほどの大量の出血であったり、少量の出血の場合もありますが、色や量に関わらずかかりつけの病院での診察または連絡をして指示をもらったほうが良いでしょう。
 

私も妊娠中に痛みのない出血はありました。

痛みがないと「大丈夫だろう」と過信してしまうため、しばらく様子をみてから病院へ行けばよいかと安易な考えを持っていました。

そのため、何日か後に大量の出血をしてしまいとてもびっくりした経験があります。
 

この出血に関しては何事もなかったのですが、妊娠中はいつもと違う様子があった場合は迷わず病院での指示を仰ぐ必要があるなとその時初めて思ったものです。
 

手遅れになってからでは遅いですよね。

危険はどこに隠れているかわかりませんので、神経質になることはありませんが注意して毎日を過ごしてください。



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