子供のケガ

子供が骨折!かかる費用や治るまでの期間は?お風呂はどうする?

やんちゃな男の子であれば特に多いのが、ケガですがそのなかでも重症な「骨折」。

骨折は放っておけば治るものではないので、しっかりと治療することが大切です。

状態によっては、入院になることもあり、かかる費用についても心配になる場合もありますよね。
 

今回は、子供が骨折した場合にかかる費用治るまでの期間はどのくらいなのかについて調べてまとめてみました。

適用される保険についても詳しく書いてみたので、ぜひ参考してもらえたらと思います。
 

Contents

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子供が骨折したらかかる費用はどのくらい?


 
日本では、すべての国民が「公的医療保険」というものに加入しています。

これは、「国民皆保険制度」とよばれるもので、親の扶養者である子供はどんな怪我でも公的医療保険制度が適用される仕組みになっています。
 

住んでいる自治体によっても違ってきますが、医療費の一部を負担してくれるところもあれば、かかった医療費すべてを負担してくれるところもあります。
 

7歳までの未就学児には「乳幼児医療費助成」といって、骨折した場合の入院や通院での健康保険の自己負担分を、すべて全額助成してくれます。

16歳になる年の3月までの小中学生には「義務教育就学児医療費助成」といって、これもほとんど同じ内容で助成金が下りるようになっているのです。
 

つまり未就学児、小中学生が骨折をした場合でも、基本的に医療費はかからないということです。

しかし、ここで注意しなければいけないことがあります。
 

骨折は基本的には公的医療保険が適用されるので、医療費はかからないのですが、対象にならないものもあるのです。

それは、入院した場合にかかる

  • 食事代
  • 差額ベッド代
  • 付添い用ベッドまたは布団
  • 交通費
  • その他の消耗品

 

これらはすべて保険適用外となり、自己負担になります。

この中でも、特に費用がかかるのが「差額ベッド代」です。

これは、病院によっても違ってきますが2000~8000円が相場になります。

さらに、個室、特別室となってくると差額ベッド代だけで1万円以上かかるところもあるのです。

また、これにプラスして付き添い人のベッドや布団代となると2万円を超してくる場合もあるので、注意が必要です。
 

さて、ここでおすすめするのが、子供の「医療保険」です。

医療保険に加入していれば、これらの助成されない費用もカバーすることができます。

  • 「子供のための共済」
  • 「コープ共済」

などの民間の保険がありますから、まだ加入してない、もしくは知らなかったという人は一度調べてみてくださいね。
 


子供が骨折した場合どれくらいで治るの?


 
子供の骨折は、大人が骨折したときに比べて治りが早いことが特徴です。

成長期の子供の場合は、治りが早いといわれ、また完治する場合がほとんどです。
 

だた、成長期の子供が骨折した場合に心配されるのが「過成長」と呼ばれるもの。

これは、折れた骨が過度に成長して長くなってしまう状態のことです。

過成長を防ぐためにも、成長が終了するまでしっかりと経過観察をすることが必要なのです。
 

成長期にある子供が骨折した場合は、早めの処置、治療をするだけでなく長期のフォローというのも必要になってくるのです。

骨折した部位によっても、治る期間、治療にかかる期間は違ってきますので、医師の指示を仰ぎましょう。
 

子供が骨折中のお風呂はどうする?

風呂
 
骨折した場合であっても、医師の許可が下りれば入浴も積極的に行ったほうが良いとされています。

なぜなら、入浴することで全身の血流がよくなることで結果的に骨にもいい影響を与えてくれるからです。
 

ギプスで固定したまま入浴する際は、ギプスを濡らさないためにも乾いたタオルでくるんでから大きめのビニール袋で覆うなどしてしっかりと密閉しましょう。

内部に水が入ってしまうと、肌がかぶれるなどの原因になってしまうので気を付けてくださいね。

また、骨折した部分を早く治すためにも

  • 食生活を整える
  • 適度な運動

 

などを意識して行うことで、早めの療養が期待されます。

健康的な生活を意識して生活できるといいですね。
 


まとめ

いかがでしたでしょうか。

子供が骨折した場合にかかる費用、期間などすこしでもわかってもらえたでしょうか。

子供が骨折した場合でも公的医療保険が適用されるので、医療費はかからないことがわかりましたね。
 

しかし、入院した場合など適用にならない費用があります。

  • 食事代
  • 差額ベッド代
  • 付添い用ベッドまたは布団
  • 交通費
  • その他の消耗品

 

これらは保険適用外になるので、これらをカバーするためにも医療保険に加入しておくことをおすすめします。

子供がいつどんなケガをしてもいいように、万全の対策をしておけば安心ですね。

医療保険といっても、様々ありますので一度調べてみてはいかがでしょうか。
 

この記事があなたの役に立つことを祈っています。



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