暑い季節になるとキャンプに行く家庭も多いですよね。
キャンプといえば川遊びができる場所を選ぶ場合もあるでしょうが、毎年事故があるのも悲しい事実でもあります。
我が家が毎年行くキャンプ場にも川があり、子供たちが自由に泳ぐことができます。
しかし、子供が流され助けに入ったキャンプ場の管理人さんが溺れて死亡する悲しい事故がありました。
この事故には親の管理不足から起きた事故だということが後にわかりましたが、子供と川で遊ぶ際にはしっかりと安全確認や自前の準備が必要になります。
これから川で遊ぼうと考えている人は、必ず読んで再確認をしてください。
Contents
スポンサーリンク
子供に多い!川遊びに潜む事故!
川の流れは穏やかな場所とそうでない場所がありますが、突然穏やかな川の流れが激変する場合があったりと、危険な場所であることを覚えておいてください。
そもそも川の事故の原因は川の急な増水が多いとされています。
上流の山間部などでは降った雨が増水して、下流に流れてくることがしばしばあります。
川の流れが穏やかだと思って子供だけで遊ばせていると、増水した川の水が急に流れ出し川の水量は上昇、そして一気に下流に流れるため子供も川の水と一緒に流されてしまいます。
水が増すと川の流れは早くなり、河原や中洲の急な増水によって水没する可能性が高くなり流される危険性があります。
川の増水によって中州に取り残され逃げ場がなくなる危険性もあるので、川遊びは十分に注意する必要があるのです。
川の流れに「大丈夫」ということはありませんので、常に子供から目を離さないようにすることも大切です。
子供の川遊びで親が注意すべきこと
川遊びって楽しいですよね。
子供は水遊びが大好きですのでつい夢中になってしまいます。
普段の川の様子はとても穏やかですが、川の流れは突然変わるため予測がつきにくいものです。
子供と一緒に川に遊びに訪れた時に注意すべき3ポイントをご紹介します。
1.天気や川の情報の収集
出かける前には川の周辺の天気を確認しましょう。
大雨の後や台風の後には普段よりも水が増水していることが多いので、前日の天気・当日の天気は必ず確認して川の状況がどうか判断する必要があります。
水の流れもいつもより早くなっていたり急な悪天候になる場合もありますので、中止や延期を検討することも視野に入れて計画を立てましょう。
また、川の上流にダムがある場合は水の増水具合によって放水をする場合があります。
そういった地域の情報もしっかりと確認しておくようにしてください。
川遊びを計画しているのであれば、当日はもちろんのこと前日にも雨が降っていない日に川遊びに行ったほうが安全です。
2.川の状況確認
川遊びをする前には、訪れる川がどのような特徴の川であるか川の特徴を知っておくと良いでしょう。
その地域の川のパンフレットがお店やお土産さんなどに置かれていることもあるので、参考にしてください。
川での注意事項は川に設置されている場合もありますので、良く読んで確認をしましょう。
3.川の特性を理解する
川は自然にできているため、どこが深くなっているか流れが早いのか注意しなければいけない場所です。
同じ川でも場所によって川の流れが早い場所、急に深くなっている場所がありますがなかなか見た目では確認しにくいのが現状です。
ちょっと親が目を離した隙に事故が起こることが大半ですが、事前に川は危ないことを子供に教えても遊びに夢中になれば忘れてしまいがちです。
そこで大切なのが親が目を話さないように監視する必要性です。
水流が早い・深い・川幅の狭いところは要注意だということを覚えておいてください。
子供の川遊びの事故を防ぐための対策法!
お子さんと川遊びに行くときにはいくつかの対策をして事故防止に役立てましょう。
1.ライフジャケット
昔はライフジャケットを着用している子どもはいませんでしたが、最近では子供用のライフジャケットが販売しているので活用する手はありません。
万が一川に流されてしまっても助かる確率は高くなりますが、絶対的に助かるということではないので、ライフジャケットを着ていても溺れる危険性はあります。
100%安全だとは言い切れませんが、すぐに沈んでしまう恐れは防げますのでお子さんの着用はおすすめします。
特に小さいお子さんはつまづいたりと足元がおぼつかないので、ライフジャケットの着用をさせましょう。
ライフジャケットの下は濡れても良く乾きやすい服装を選びます。
例えばラッシュガードなどのナイロン製の生地のがおすすめです。
さらに安全性を高めるのであればヘルメットを着用すればより安全に川遊びを楽しむことができますよ。
2.水遊び用シューズ
川の中や外は石はもちろんのこと、流れてきた流木があったりと足元には危険がたくさん潜んでいます。
水遊びだからといってサンダルやビーチサンダルを履いている人も多く見られますが、水の流れによって脱げやすく大変危険です。
川の水に流されないためには、ウォーターシューズ・マリンシューズのような濡れても歩きやすく、脱げにくい靴を履きましょう。
3.大人の監視下で必ず遊ばせる
これは絶対条件として親が見ている場所で遊ばせるようにしましょう。
川は岩などがあり死角になる部分があったり、子供は遊びだすとつい遠くに行ってしまったり危険がある場所も平気で行ってしまいます。
しっっかりと親の監視のもと遊ばせるようにしてください。
まとめ
浅瀬だから安心という大人はいますが、その考えはなくしたほうがいいでしょう。
川は足元の変化もあるため、砂地に足を取られてしまったり足が届かなくなって流されてしまったりとても怖い場所でもあります。
我が家が毎年行っているキャンプ場の管理人さんの事故では、流れる川の砂地に足を取られ動けなくなったそうです。
キャンプに来ていたお子さんを助けようとして起きた事故ですが、大人でも一度流されてしまったら助からない可能性があるのですね。
子供は助けられましたが、管理人さんの死は耐え難いものがありました。
親がしっかり見ていればこんな事故は起こらなかったのです。
子供の行動も読めませんが、川の動きもわかり得ないことですので大人がしっかりと監視・監督する必要性があることをわかってもらいたいです。
スポンサーリンク