妊娠すると多くの人が経験するつわり。
食べられるものが限られたりして食事をするのが大変な時期ですよね。
そんな時に私が辿り着いた食材がヨーグルトです。
あのさっぱり感と口当たりの良さからついつい食べ過ぎちゃった!なんて日も。
こんなにヨーグルトを食べても大丈夫なのかな?と疑問に思う事もありました。
妊娠中にはヨーグルトはオススメの食材ですが、やはり食べ過ぎには要注意なのです。
ヨーグルトを食べる時の気を付けたいポイントとオススメの食べ方をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
Contents
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妊娠中のヨーグルトの食べ過ぎはお腹の赤ちゃんに影響する?
「今日たくさんヨーグルトを食べちゃった!」と心配している妊婦さん、安心してください。
ヨーグルトをたくさん食べたからと言ってすぐにお腹の赤ちゃんには影響しません。
ただヨーグルトの栄養素には糖分や脂肪分が含まれていますので、毎日たくさん食べ続けていたら体重増加につながってママの身体にも胎児にもよくないですよ。
体重増加をすると
- 「妊娠高血圧症候群」
- 「妊娠糖尿病」
につながります。
「妊娠高血圧症候群」にかかると高血圧や蛋白尿が出て、母体や胎児に悪い影響を与える合併症が発症するリスクが高まります。
「妊娠糖尿病」は赤ちゃんが巨大児となるリスクを高めたり、悪化すると「妊娠高血圧症候群」つながります。
どちらも胎児に影響が及ぶので、体重が増える程食べ過ぎないように注意しましょう。
逆に食べ方に気を付けさえすれば、妊娠中の体重管理に是非オススメの食材でもあるのです。
ヨーグルトの食べ方をご紹介する前に、ヨーグルトが妊娠中にどんな嬉しい効果を与えてくれるのかをご説明します。
妊娠中に食べたい!ヨーグルトのうれしい効果とは
ヨーグルトには妊娠中に積極的に取り入れたい栄養分がたくさん入っています。
そのおかげで私はつわりの時期に本当に助けられました。
育児中の今でも手軽に栄養が取れるので食べるようにしています。
ヨーグルトに含まれる栄養素
タンパク質
タンパク質は血液や筋肉などの体の機能を作るために欠かせない栄養素で、脂肪を燃焼させてエネルギーに変える働きがあるので、妊娠中の体重の増加を防ぎます。
母体と胎児のどちらにも嬉しい栄養素ですね。
カルシウム
骨や歯を作るのには欠かせないカルシウムは妊娠前の2倍ほど必要といわれてますので意識して摂りましょう。
ビタミン
ビタミンは疲労回復などに効果があります。
またビタミンは体内で作る事ができないので、食品やサプリメントから摂らなければなりません。
脂質
脂質は血液の材料となりますので貧血になりがちな妊娠中にはオススメです。
適量を摂るようにしましょう。
ヨーグルトには乳酸菌が含まれていますので、タンパク質やカルシウムは牛乳よりも体内への吸収率がいいのです。
また乳酸菌による効果で妊娠中の便秘解消にも役に立ち、腸内環境が整うと免疫力アップにもつながります。
便秘による体重増加も防ぐ事ができます。
次に妊婦さんにはぜひ摂り入れてほしいヨーグルトを食べる時の注意点をご紹介します。
妊娠中にヨーグルトを食べる時の注意点は?
妊娠中は毎日食べたいヨーグルトですが、1日にどのくらい食べてもいいのでしょうか。
お腹の赤ちゃんの事と考えると身体にいい食材はたくさん摂取したくなりますよね。
ですがどんなに身体にいい食材でも上限があるのです。
1日に食べるヨーグルトの量はプレーンヨーグルトで100gから300gまでとしましょう。
また加糖のものは糖分の摂り過ぎになりますので無糖を選びましょう。
ヨーグルトに含まれている乳酸菌にはよく聞く
- ガゼリ菌
- ビフィズス菌
があります。
いろいろな乳酸菌を腸内で混ぜてしまうと乳酸菌の効果が十分に得ることができません。
ですが同じ種類のヨーグルトを何ヶ月も続けて食べた場合も効果が薄れるようです。
一番効果的な食べ方は1ヶ月に一度ヨーグルトの種類を変えて食べる事です。
またヨーグルトにも「低脂肪」のものがあります。
妊娠中には体重管理が必要なので「低脂肪」という言葉に惹かれますよね。
でも妊婦さんにはあまりオススメはできません。
外国の研究結果では「低脂肪ヨーグルトを食べていたママの子どもほどアレルギーになりやすい」という統計的な結果が出たそうです。
低脂肪ヨーグルトとアレルギーの因果関係ははっきりとしてないので考えすぎもよくないですが、妊娠中にヨーグルトを食べる時は低脂肪よりも普通のヨーグルトを選ぶことをオススメします。
妊婦さんにオススメのヨーグルトの食べ方は?
私がつわりの時期や妊娠中に食べていたヨーグルトのオススメの食べ方をご紹介します。
少しアレンジを加える事でもっと栄養価が高くなり、より美味しく食べる事ができます。
ヨーグルトゼリーで食べ応えをプラス
ヨーグルトに牛乳と少しの砂糖を入れ、ゼラチンで固めて出来上がり!
簡単で食べ応えもあるので妊娠中のデザートにオススメです。
甘酒にプレーンヨーグルトで飲むヨーグルト風
米麴から作られた甘酒とヨーグルトを混ぜ合わせれば自家製飲むヨーグルトになります。
甘酒とヨーグルトを1:3くらいの割合で混ぜ合わせましょう。
甘酒は飲む点滴と言われるほど栄養価が高く、発酵菌も含まれているので妊婦さんにはオススメの飲み物です。
フルーツ入りヨーグルトアイス
ヨーグルトに蜂蜜を少し入れて混ぜ合わします。
容器の半分の高さまで蜂蜜入りヨーグルトを入れて冷凍庫で冷やします。
好きなフルーツをカットし冷やしたヨーグルトに敷き詰めて残りの蜂蜜入りヨーグルトを入れ、再度凍らせたら完成です。
こちらはアイスが欲しくなる夏にオススメの食べ方です。
まとめ
妊娠中にヨーグルトを食べ過ぎた時の胎児への影響とヨーグルトを食べる時の注意点をご紹介しました。
ヨーグルトを食べ過ぎて体重増加すると「妊娠高血圧症候群」と「妊娠糖尿病」になりやすくなるので気を付けましょう。
ヨーグルトを食べる時はプレーンヨーグルトを選び、量は100g~300gまでにしましょう。
また1ヶ月おきに種類を変えると効果も上がります。
ヨーグルトは妊娠さんにうれしい効果を期待されますので、上手に取り入れたい食材です。
私の体験ですが、つわり中にヨーグルトを食べる事で体調が良くなりました。
手軽に食べられて、しかも妊婦さんに嬉しい効果をもたらしてくれるヨーグルトを食べない理由がありませんね。
ご紹介したいくつかの事に気を付けながらぜひ摂り入れてみてくださいね。
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