待望の第二子や第三子を妊娠して嬉しくても、上の子のお世話をしながらの妊娠生活は、一人目の妊娠の時よりも様々な負担があります。
一人目の妊娠では具合が悪い時は休んでいれば良いですが、上の子のお世話があるとそうはいきません。
子供に当たっちゃいけないとは分かっていても、どうしても上の子にイライラしてしまうことがあると思います。
今回は、妊娠中に上の子にイライラする原因と対処法についてまとめましたので、是非参考にしてみて下さいね。
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妊娠中に上の子にイライラしてしまう原因は?
なぜ妊娠中に上の子にイライラしてしまうのでしょうか?
妊娠すると、上の子がいるかいないに関わらず、ホルモンバランスが乱れてイライラしやすくなります。
初めての妊娠の時は、なぜか旦那さんに無性にイライラしてしまったという人も多いのではないでしょうか。
そして、イヤイヤ期や反抗期等、子供には言うことを聞きたくない時期がけっこう長くあります。
子供が言うことを全然聞いてくれなかったら、妊娠していない時であっても、いくら可愛い我が子にだってイライラしてしまいますよね。
妊娠でイライラしやすい時期と、イヤイヤ期や反抗期が重なったら、上の子に対してイライラしてしまうのは当然です。
私は2人目の妊娠が分かったのは上の子が2歳の時でした。
よく「魔の2歳」と言われますがまさにその通りでした。
言葉がまだあまり出なかったので、癇癪を起こしてはお茶碗をひっくり返したり、着替えたくないと仰け反って暴れたりする毎日でした。
妊娠が分かってからはあまり激しく動いたり大きな声を出したりするのは良くないと思い抑えるように気を付けていたので、かなりイライラしてしまいました。
上の子にイライラしてしまった時の対処法は?
ではホルモンバランスの乱れや上の子の言動でイライラしてしまった時、どのように対処すればいいのでしょうか?
まずは、イライラするのは私が子供に一生懸命向き合っているからだ、と思ってみてはいかがでしょうか。
ご飯をきちんと食べさせたり、お行儀よくしつけをしたり、もちろんとても大切なことなのですが、イライラして怒ってばかりいては上の子が拗ねてしまいますし、お腹の赤ちゃんにも良いことではありません。
イライラしてしまう時は、少し手を抜いてみても大丈夫なことは楽をしてみましょう。
または、少し距離を置いてみる方法もあります。
幼稚園や保育園、学校に行っている場合は違いますが、上の子が未就園児の場合は日中ずっと一緒にいるのでママは自由な時間がなくて疲れてしまいがちです。
- パパがお休みの時は上の子とお出かけに行ってもらう
- 地域の一時保育を利用したりする
等してママのリフレッシュの時間を作ることで、今までよりも子供と過ごす時間を楽しいと思えるかもしれません。
私は2人目の妊娠中、近くの保育園の一時保育を週に2度程利用していました。
その時間はゆっくり買い物に行ったり、お昼寝をしたり、友人に電話をしたりと、自分の時間を堪能しました。
上の子も慣れてくるととても楽しく保育園で過ごすことができ、毎日行きたいと言ってくれるようになりました。
帰ってきた後は外で思いっきり遊んできたお陰で機嫌が良く、私ものんびり過ごした後で身体に余裕があり、一緒に穏やかに過ごすことができました。
その後幼稚園に入園した時も、一時保育で集団生活に慣れていたお陰でとてもスムーズに幼稚園生活をスタートさせることができました。
私にとっても上の子にとっても、一時保育の利用はとても良かったと思っています。
妊娠中は上の子も不安定になりやすい?
子供は実はママが思っている以上に敏感で、少しの変化にも不安になりやすいものです。
ママが妊娠すると、
- 今まで思う存分してもらっていた抱っこをあまりしてもらえなくなったり
- つわりで一緒に食事を楽しむことができなかったり
- よく眠たそうな顔をしていたり
そのようなママの妊娠特有の変化を感じ取った子供は、気持ちが不安定になりがちです。
ママのお腹に赤ちゃんがいることを理解している子だと、気を引きたくて今まで以上に甘えたくなります。
つわり等で思うように遊んであげられない時は、「ごめんね、本当はいっぱい遊んであげたいんだけど、今体調が悪いから、治ったら遊ぼうね。」ときちんと説明して、ぎゅーっと抱きしめてあげて下さい。
私は、「よしよししてくれる?」とお願いして看病してもらい、娘がお腹を撫でてくれた後は「ありがとう!すごく気分良くなったよ。」と言うと、とても嬉しそうにしてくれました。
まとめ
上の子にイライラしてしまう原因と対処法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
妊娠すると、ホルモンバランスの乱れによって身体的にも精神的にも不安定になりやすいですよね。
上の子を育てているママは、上の子や旦那さんのお世話や家事、赤ちゃんの検診等、やることがとても多くて大変です。
イライラしてしまうことがあっても仕方ないので、あまり自分を責めないで下さいね。
でも、赤ちゃんが産まれたらもっと忙しい毎日が始まります。
上の子を怒ってばかりいると、上の子が赤ちゃんにヤキモチを焼いてしまう可能性があります。
上の子が赤ちゃんを可愛がってくれるようになってもらう為にも、あまり上の子にイライラをぶつけなくてもいいように対処することが大切です。
- 楽できるところは少し楽する
- パパや保育園に協力してもらって少しでも自分の時間を作る
等、イライラを軽減できるようにしてみて下さい。
今は大変だなと思うかもしれませんが、一緒に成長していった兄弟姉妹は、とっても大切な存在になってくれるはずです。
今我が家には上の子が4歳、下の子が1歳の姉妹がいます。
下の子の妊娠中、あんなに大変だった上の子は今ではすっかりお姉さんになってくれて、下の子のおむつが臭うと、「ママ~!オムツ変えて~!」と教えてくれて、ご飯の時間には「ご飯食べさせたい!」等、とても張り切ってくれています。
イライラしてしまうこともあるかもしれませんが、きっとママの手助けをしてくれるように成長していってくれます。
将来の仲の良い兄弟姉妹の姿を思い浮かべながら、上の子との時間と妊娠生活を楽しんで下さいね。
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