駐車場で必ずと言っていいほど見かける、車いすのマーク!
これは優先駐車場と呼ばれ、車いすに乗っている人しか使えないと思っている人もいるのではないでしょうか
実際私も、今現在妊婦ですが、この優先駐車場に車を止めることは躊躇していました。
わたしと同じように、妊婦だけどこの駐車場を使うのは遠慮しているという人は少なくないようです。
ほんとに優先駐車場は車いすに乗っている人しか使用できないのでしょうか?
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妊婦は優先駐車場を使用してもいい?
結論からいいますと、妊婦が優先駐車場を使っても大丈夫です。
優先駐車場は
- 障害者
- 高齢者
- 妊婦
- けが人
などの人たちが移動をする際に利便性や安全性を向上することを目的として設置されています。
妊婦は使ってはいけないと思っている人もいますが、実際には使用してもいいことになっているのです。
お腹が大きい妊婦さんは車の乗り降りするのだけで大変ですよね。
重い荷物を持って長い距離を歩くのもお腹の子にはよくありません。
優先駐車場は幅が広く作られてお店の入り口近くにあるので、妊婦さんには安全かつとても便利です。
妊婦さんも利用できる権利はあるということを覚えておきましょう。
妊婦が優先駐車場を使用する際の注意点は?
優先駐車場を使うことで起こるトラブルもあるようです。
実際、わたしも優先駐車場をめぐってトラブルが起きたことがあります。
わたしは当時20週の妊婦でした。
ある日つわりで体調があまり良くないのもあったために、入り口近くの優先駐車場に車を止めたところ、60代くらいのおばさんに文句を言われたのです。
「ここは、若いやつが止める場所じゃない!わたしみたいな高齢者のためにある駐車場だ!いますぐ違うところにとめろ!」
と怒鳴られたのです。
私は、お腹も目立たなく他人が見たらまだ妊婦とわからないくらいだったので
「私も妊娠中で今体調が悪いので…」
といったところ
「妊婦より高齢者を優先しろ」
と怒鳴られたのです。
これ以上変なトラブルに巻き込まれるのも避けたかったので、仕方なく場所を移動しました。
このように優先駐車場をめぐってのトラブルは少ないようです。
私みたいなトラブルを避けるためにも、優先駐車場は本当に必要な場合に限り使用するべきでしょう。
あくまでも、私見ですが、高齢者だからといって偉いわけじゃないし、妊婦だからといって偉いわけではありません。
その時、本当に必要としている人が使うべき駐車場です。
ですから、高齢者でも妊婦でも体調がよければ使用を極力控え、本当に必要としている人に譲ることが大切ではないかと思います。
妊婦は体調も崩しやすく、安定していないものです。
本当に必要な場合は、無理せず、利用するようにしてくださいね。
妊婦が優先駐車場を使用するには申請が必要?
妊婦さんにも、優先駐車場を使用する権利はありますが、誰しもが使っていいとは限らないのです。
妊婦さんが優先駐車場を使用する際は、パーキングパッミド制度への申請が必要で、発行された利用許可証を車の前方に提示しておかなければならないのです。
この申請に必要なものは、
- 申請書
- 母子手帳
が必要になってくるので、忘れずに持参しましょう。
また、申請する場所は各地方へ自治体への市町村役所となっているのでホームページで一度調べてみるといいでしょう。
この利用許可証には対象期間が設けられているため、利用期間終了後は利用許可証を返却しなければいけないので注意するようにしてくださいね。
しかし、まだまだ妊婦が優先駐車場を使用できるということは、一般的に周知されていません。
なので、私みたいなトラブルに巻き込まれるケースも少なくないのです。
周りから冷ややかな目で見られてしまう場合もあると思いますが、このような制度もあるのでうまく活用してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
妊婦でも優先駐車場を使用する権利があることがわかりました。
しかし、権利があるとはいっても誰しも使うことができるということではありません。
「パーキングパーミッド制度」といって、利用許可書の提示が必要になる場合もあるようです。
まだまだ、一般的には妊婦が優先駐車場を使用することは周知されていないのが現状です。
この利用許可書を申請しておくのが、トラブルを避けるためにも安全といえるでしょう。
そして、優先駐車場を使用する際に注意しなければいけないのが「おもいやり」だと思います。
妊婦であっても、本当に必要な場合以外は、使用をできるだけ控えるようにし、他の人に譲るということも必要です。
この「譲り合い」は、優先駐車場以外にも日々の生活でも大切になってくるものです。
常に、モラルや思いやりを持って行動していきたいですね。
この記事があなたの役に立つことを祈っています。
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