ピーナッツは危険だと言われ続けてきたので、子供に食べさせることを今まで迷ってきました。
ピーナッツの入っているお菓子、柿の種などが里帰りしたときなどはよく食卓に出ていますが、怖いので食べさせたことがありません。
でも、うちの長男も来年は小学生になります。
そろそろ食べさせてもよいかなと思いますが、食べさせる前にピーナッツの危険性について改めて調べてみたいと思います。
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ピーナッツが危険な理由1.子供の誤嚥第1位!
ピーナッツが危険なのは、子供の誤嚥が起こりやすい食べ物だからです。
食べ物を食べたときに誤って気管内に食べ物や飲み物が入ってしまうことを誤嚥といいます。
ピーナッツや豆類はつるんとしていて丸い形状でもあるので、食べている途中に少し息を吸い込んだだけでも簡単に気管に入ってしまいます。
気管に食べ物が入ると呼吸できなくなり、窒息の恐れもあります。
子供が激しく咳き込むのは、窒息を防ぐために気管内の食べ物を吐き出そうとしている症状です。
ただ、子供の場合は咳の力が弱くてなかなか吐き出すことができません。
そのため、激しい咳などが治まり安心していても、気管内に食べ物が残ってしまい、その食べ物のせいで咳が続いて気管支炎や肺炎になってしまうこともあります。
特にピーナッツは形状が気管につまりやすい形になっていたり、徐々に気管内で膨張して、気管を圧迫し呼吸困難になって死亡する可能性もあります。
誤嚥は怖いですね!
うちの子供たちも食事をとりながら激しく咳き込むことがありますが、激しい咳が止まったらもう安心していいのかと思っていました。
誤嚥しないように気をつけないといけません。
誤嚥は動き回りながら食べたり、大声で笑ったり泣いたりしたときに起こりやすくなります。
誤嚥を避けるために、ふざけたりせずに、ちゃんと座って大人しく食べるように子供には指導するようにしましょう!
また、丸飲みをすること誤嚥しやすくなりますので、なるべくよく噛んでから食べるようにさせましょう!
ピーナッツが危険な理由2.最悪の場合死に至るナッツアレルギー。
危険な理由として、もうひとつはナッツアレルギーがあります。
ナッツアレルギーは、体の免疫システムがピーナッツなどのたんぱく質に反応して発症します。
ナッツアレルギーは、そばと同じように即時に重篤な症状を起こし、アナフィラキシーショックを起こす恐れがあります。
アナフィラキシーショックは同時に二つ以上の重いアレルギー症状が出ることです。
特に血圧が下がって意識が朦朧とするなどアナフィラキシーショックを起こした場合は死亡してしまう可能性もあるので、ナッツアレルギーには充分注意して下さい。
ナッツアレルギーでは全てのナッツ類に反応が出る場合もありますが、単独のナッツだけ、ピーナッツだけに反応が出る場合もあります。
なので、ナッツアレルギーでピーナッツがアレルゲンだとわかった場合には、医師の許可があるまではピーナッツやピーナッツが含まれる食品を食べるのは控えるようにしましょう。
ナッツアレルギーがあるかどうかわからない場合は、とりあえず少量やピーナッツバターなどを少し食べさせることからはじめてみましょう!
もし少しでも反応が出るようなら医師と相談して、これからの食べさせ方などについて指導を受けるようにして下さい。
また、バッジテストなどでアレルギーがあるかを確認してもらえる病院もあります。
うちの長男も皮膚科で受けたことがありますが、針で浅く皮膚に穴をあけて、そこに少しずつアレルゲンをつけていって反応が出るかをチェックするテストです。
それで、ピーナッツの反応が出るかをチェックしてもらえると安心することができますので、ピーナッツのアレルギーが気になる場合は受けてみたらいかがでしょうか。
ピーナッツは何歳から食べてもオッケーなの?
ピーナッツを何歳から食べさせてよいのかについては色々な説があります。
2歳から食べさせてもよいとか、6歳までは食べさせない方がよいとか。
しかし、誤嚥を防ぐためには
- 乳歯が生え揃っていてピーナッツを丸飲みしない年齢であること
- ふざけずに座って大人しく食べることができる年齢であること
が最低必要です。
乳歯は3歳頃には生え揃い、その頃には大人の言うことを理解して聞ける年齢になっていると思います。
最低3歳になるまでは、ピーナッツを食べさせるのは控えましょう。
それ以降も子供の様子、特にアレルギーの様子を見ながらピーナッツを食べさせるようにしましょう!
まとめ
以上ピーナッツの危険性について紹介しました。
ピーナッツを子供に食べさせるには危険があることがわかりましたね!
うちの長男については、アレルギー検査でピーナッツにアレルギーがないことはわかっています。
ただ誤嚥については、まだまだ心配なので、くれぐれも注意しながら食べさせるようにしたいと思いました。
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