妊娠中の悩み

無痛分娩のデメリットは?費用は高い?リスクや痛みが気になる!

出産

出産は人それぞれの事情があります。
 

予定も何もなく自然分娩をする場合もあれば、予定を立てた上で帝王切開で出産する人もいます。

病気などで身体に負担を掛けられない場合に無痛分娩を選ばざるを得ない人もいますよ。

出産を背景にした医療モノのドラマでも心臓に持病があるために無痛分娩をする妊婦さんを描くお話がありました。
 

しかし無痛分娩というのは自然分娩と違って日本では珍しく思えて、不安を感じることもあるのは間違いないと思います。
 

自然分娩では使わない薬を使う訳なので、赤ちゃんへの影響も考えてしまいます。
 

今回は無痛分娩について気になることを調べて書いていこうと思います。
 

少し難しい話になるので私自身上手く書けるか不安ですが、お付き合いくださると嬉しいです。

Contents

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無痛分娩のデメリットは?費用は高い?

母子手帳
無痛分娩にはデメリットがあるのでしょうか?

イメージとしては「出産の痛みがない」や「出産が楽」などがあると思います。

無痛分娩は一時期「イイモノ」として話題に上がったことがありましたが、結局は自然分娩が主流で特別な理由や希望がない限りはしないものになっているということはなぜでしょうか?
 

大きく言われるデメリットを2つ挙げてみます。

費用が高額

まず言われるであろうことは「費用の問題」です。
 

大学病院や総合病院だとそこまで差額が発生することはないようです。

部屋を大部屋か個室にするかで少し料金が変わってくることはありますが、あり得ないほど違うということは滅多にないとのことでした。
 

個人病院となるとピンキリになってくると聞きますが、それは病院内の設備や食事などのサービスによって違いが出るようです。

自然分娩でも入院中や産後の食事が豪華な病院は比較的出産費用が高めなのは出産を経験したお母さんたちはご存知かと思います。

その豪華さ+無痛分娩の費用が上乗せされるので、やはり値は張る傾向がみられるようですね。
 

大体の費用は自然分娩に+10万円前後がベターな様子ですが、中には30万円以上の加算がある病院もあるので慎重に説明を聞いた方が良さそうです。
 

場合によっては出産費用だけで100万円を超えてしまうケースもあるそうなので、自身でも十分に調べた上で病院側としっかりと金額の確認をしてみてください。
 

そして無痛分娩に保険は適応されないということも覚えておきましょう。
 

ただ無痛分娩中に吸引分娩や緊急帝王切開が行われた場合は適応されることがあり、高額医療費を申請することもできるようです。

妊娠前に保険に入っている場合は契約内容を確認しておくようにしてください。

薬の影響を受けるかも?

麻酔を使うので陣痛が弱くなってしまい、陣痛促進剤を使うことがあります。
 

促進剤を使うことによって子宮の収縮が激しくおこり、赤ちゃんが強く圧迫されて機能不全になってしまったり子宮破裂により妊婦さんに危険が及ぶリスクが上がります
 

そして麻酔の影響で出産が長引くと母子ともに悪影響を受けるので吸引分娩や緊急帝王切開が行われることがあります。
 

やはり麻酔によって影響があるので、思いがけないデメリットがあるようですね。
 

事前にどんな感じになるのかを調べたり病院へ聞いてみてから検討した方が良さそうです。


無痛分娩によるリスクや赤ちゃんへの影響は?

胎児
先ほども書きましたが、薬の影響で思わぬリスクが発生することがあります。

麻酔により陣痛が弱くなってしまい上手く出産が進まないことも含めて多少のリスクはあると言えます。
 

赤ちゃんへの影響だけを考えると心拍低下をしてしまう場合があるようです。
 

これ以外には「全くない」とは言えませんが、赤ちゃんに対しての際立ったリスクなどはあまりないように見られます。
 

これにはちょっと意外に感じてしまいました。

報道などから得るイメージだともう少し何らかの影響やリスクがあるのかと思っていましたが、そうでもないんですね。
 

海外では出産は無痛分娩が主流なんだそうです。

赤ちゃんへのリスクが少ないからなのかもしれませんね。

無痛分娩の痛みはどのくらい?麻酔の効き方や副作用について

麻酔
無痛分娩の痛みは本当に無痛なのでしょうか?

実はそうでもないみたいで、痛みを和らげながらの出産になるんだそうです。

完全な無痛ではないというのが実態で自然分娩と比べると痛みは1~3割程度と感じる人が多いとされています。
 

実際に無痛分娩をされた人に聞くと「普通に痛かった」と言っていたのですが、その人は痛みに弱いタイプだったのでそう感じたのかもしれませんね。
 

麻酔の効き方は麻酔をする場所や方法にもよるんだそうです。
 

一般的に使われている「硬膜外麻酔」の場合は打つ場所が痛みを伝える神経の脊髄のそばなので効きが良くて母子への影響もほぼないとみられています。

ただこの方法は背中にチューブを入れるなどの準備が大変で、麻酔を入れる時に少し痛むそうです。
 

しかし麻酔の使用量も少ないので、海外ではこの方法が主流とされています。
 

「点滴麻酔」になると静脈に麻酔を入れるので準備は普通の点滴と変わらないのですが、効きが弱めになるみたいですね。

静脈に麻酔が入るので、妊婦さんの意識が薄れたり赤ちゃんが眠そうに生まれてくることもあるようですが、効果が切れれば何の問題もないそうです。
 


まとめ

産まれたて
出産は女性にしかわからない「痛み」です。

妊娠がわかってから出産、産後に渡っていろいろな痛みと苦しみが女性には課せられます。
 

赤ちゃんが安定するまでは心配や不安で心的な痛みや苦しみを抱え、出産時には陣痛で骨盤が開いていく過程で身がよじれるんじゃないかと思うほどの激痛を感じ、産後には子宮が収縮する鈍痛や気持ち悪さだけではなく、授乳における痛みを受け入れなければなりません。
 

「産みの苦しみ」とはよく言ったものです。
 

自然分娩での身体へのダメージや疲労はとても大きいものです。
 

無痛分娩で出産するとダメージや疲労が少なく、産後の回復も早いとされています。

出産時も痛みで強張ることなく、リラックスした状態で行えるので産道が開きやすくなったり会陰も柔らかくなるともいわれています。
 

こう考えるとデメリットだけではない気はしますが、妊娠・出産自体が多少のリスクを背負って行うものです。

身体の心配があったり強く希望する場合でもリスクを抱えることは変わりないし、その出産は一生に一度のことなので家族とも相談した上でよーく考えて決めたいことです。
 

少しでも幸せで、後悔のない出産ができるようにしたいですね。



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