「妊娠した!」と喜んだのはつかの間、やってくる辛いつわりの症状。
テレビドラマなどでよく見る、炊飯器を開けた瞬間「うぇっ」と手で口を抑えるシーンに代表されるように、つわりと言えば吐き気や食欲減退というイメージですよね。
でも私の場合は全然違いました。
2回の妊娠出産を経験しましたが、吐いたことは1度もありません。
その反対で、空腹になると気持ちが悪くなるという、いわゆる食べづわりでした。
食べづわりの辛いのは、赤ちゃんのことを思うと何でも好きなものを食べるわけにはいかないし、厳しい体重管理があるので食べたいだけ食べるわけにもいかないところです。
私のように食べづわりで悩む妊婦さん、けっこうたくさんいるみたいです。
今回は、食べづわりの対策、おすすめの食べ物、気をつけたいポイントをまとめましたので、是非参考にしてみて下さいね。
Contents
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食べづわりの対策
まずは食べづわりの対策としてすべきことを紹介します。
1.1回の食事量を減らして、食事の回数を増やす
食べづわりの人は空腹になると気持ちが悪くなるので、空腹になる時間を減らす為に、食事の回数を1日に5~6回に増やします。
1日の総摂取カロリーが増えると過度な体重増加に繋がってしまうので、1回の食事量を減らすことに注意します。
2.葉酸を摂る
食べづわりだけではなく一般的に言えることですが、つわりの原因の1つは、自律神経やホルモンバランスの乱れだと言われています。
葉酸にはそれらを整えてくれる働きがあるので、つわりの軽減が期待できます。
葉酸は妊娠前からの摂取が推奨されているのでサプリメントなどで補っている人が多いですが、つわりの軽減にも役に立つのですね。
3.歯磨きをする
歯磨きをすることで、口の中がスッキリして、気持ち悪さを軽減させる方法です。
歯磨きダイエットというものも存在するくらい、歯磨きには食欲を抑える効果があります。
ついつい間食をしてしまいがちな食べづわりの妊婦さんにとって、歯磨きは間食を防ぎ、つわりが軽減できるので一石二鳥です。
また妊娠中は口内環境が悪くなりやすいと言われているので、歯磨きをするのは良いことだらけですね。
4.何かに集中する
テレビや映画を観たり、読書をしたり、買い物やおしゃべりをするなど、何かに集中することで空腹感を紛らわす方法です。
何もせずに過ごしているとどうしてもつわりのことを考えてしまうので、集中しやすくて楽しいことがおすすめです。
ちなみに私は大好きなお笑いのDVDを見て気を紛らわせていました。
食べづわりにおすすめの食べ物は?
では次に食べづわりにおすすめの食べ物を紹介しますね。
1.さっぱりしたもの
- トマト
- ピクルス
- 酢の物
- ゼリー
口の中をスッキリさせることで食べづわりを軽減することができます。
酸味の効いたトマト、手軽に作れるピクルスや酢の物は、野菜や海藻の栄養が取れ、お酢は身体にいいのでおすすめです。
ただし生野菜は身体に良いのですが、身体を冷やしてしまう効果もあるので食べ過ぎには注意しましょう
2.腹持ちの良いもの
- スープ
- 玄米
- バナナ
- 芋類
腹持ちの良い食材を選ぶと、空腹になるまでの時間が長くなるのでその分気持ちが悪くならずに済みます。
穀物は栄養があり妊娠中にも必須ですが、カロリーが高いのでやはり食べ過ぎには注意が必要です。
3.口の中に長く留まるもの
- 飴
- ガム
- あたりめ
口に食べ物が入っているだけで気持ち悪さを軽減することができるので、持ち歩きもしやすいこれらの食べ物は食べづわりの強い味方になります。
注意点としては、飴にはカロリーがありますし、ガムの食べ過ぎはお腹がゆるくなりやすいです。
あたりめは塩分が高いので、食べ過ぎは禁物です。
食べづわりで気をつけたいポイント
最後に妊婦の食べづわりで気をつけたいポイントを紹介します。
1.栄養の偏り
不思議なことに、妊娠すると食の嗜好が変わる人って多いですよね。
フライドポテトが無性に食べたくなったり、普段食べていなかったのにアイスクリームが食べたくなったり。
食べづわりの人は、吐きづわりとは違い食べられない悩みは少ないですが、食べたい物ばかり食べていては栄養が偏ってしまいます。
特に塩分や糖分の摂り過ぎは難産に繋がる恐れがあるので危険です。
バランス良い食事を心掛け、お腹の中の赤ちゃんにしっかりと栄養を届けてあげましょう。
2.体重増加
言わずもがなですが、食べていないと気持ちが悪いからと言って食べ過ぎてしまうと過度な体重増加に繋がります。
妊娠期に必要な栄養を摂った上で、先ほど紹介したような工夫で食べづわり対策をして乗り切りましょう。
食べ過ぎを防ぐ為にも、毎日体重計に乗ってしっかりと体重を管理しましょう。
3.ストレスを溜めない
食べたいのに食べられないと、ストレスが溜まってしまいますよね。
ストレスはママにとってもお腹の赤ちゃんにとっても良くありません。
もちろん食べ過ぎには注意が必要ですが、身体に優しく腹持ちの良い材料を選び、食事を楽しみましょう。
まとめ
食べづわりの対策、おすすめの食べ物、気をつけたいポイントをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
食べづわり、本当に辛いですよね。
つわりの期間はひとそれぞれで、妊娠12~16週頃に終わる人が多いと言われていますが、長い人では出産の時まで続く人もいます。
私は妊娠が分かってすぐからなぜかチータラが食べたくて仕方がありませんでした。
塩分もあるしカロリーもある。
食べ過ぎたらダメだと分かっていても我慢することがとても辛かったです。
そんな時は、1本も食べないとストレスがすごく溜まってしまうので、「1日10本まで」と決めてゆっくり時間をかけて食べて、そのあとは歯磨きをして気を紛らわせて過ごしました。
辛くて苦しいつわりですが、どんなに長い人でも出産したら必ず終わります!
これを乗り越えたら可愛い赤ちゃんとの生活が待っています。
私は、「自分が辛い時は赤ちゃんも頑張っているんだ!」と思うと、私も頑張ろうという前向きな気持ちになることができましたよ。
我慢し過すぎてストレスを溜めないように、適度に息抜きをしながら、食べづわりを乗り切りましょう!
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