手作りお菓子と言えば、バレンタインのチョコレート。
女性は一度ぐらい、手作りに挑戦したことはありませんか?
私が学生時代は、バレンタインのチョコを女子同士で交換するのが流行りました。
可愛くラッピングして学校に持ってくると、それを女子同士で配るのです。
可愛い!綺麗!と、とっても盛り上がっているのですが、私は人の手作りお菓子がとっても苦手。
どうしてみんな平気で食べられるんだろう・・・と、一人不思議に思っていました。
誰かが作ってもってくるとまた別の子が作って持ってくると言う流行が出来上がっていたので、バレンタインが終わっても手作りお菓子は流行っていました。
私は、チョコやクッキーなどのお菓子は大好きですし、自分で作ったものであれば何の抵抗もなく食べます。
ただ、どうしても手作りお菓子だけはなるべく食べたくないと思ってしまいます。
手作りしてくれるという事は、本来気持ちがこもっていてあたたかいものなのですが、なぜ苦手なのでしょうか?
それでは、手作りお菓子が苦手な理由と、もらった時のベストな断り方について調べてみましたので、お話していきましょう。
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手作りお菓子が苦手な人は多い?理由は?
手作りお菓子をもらう機会が多いのは、バレンタインの時期なのではないでしょうか。
主には男性がもらう側になると思いますが、女性同士で義理チョコを交換するのも楽しみの一つと言う方もいらっしゃいます。
ですが、相手の立場からすれば内心「気持ち悪い」などと思われていることもあるのです。
私自身も手作りお菓子は苦手です。
単にもともと潔癖症だったことが一番大きい気がしますが、学生時代の家庭科の授業での光景も原因の一つだと思います。
クラスメイトと授業で料理をするわけなのですが、ある日クッキーを作りました。
生地をこねるところで、必要以上に素手でこねくりまわしているのを見た時に、「もう食べられない」のスイッチが入ってしまいました。
ネットで検索してみると、まさしく私が苦手と思う理由と同じようなことが書かれていました。
衛生面から、自分の見ていないところで作られた食事やお菓子を食べることが「気持ち悪い」と感じるとのこと。
例えば、こんな理由です。
- 彼女や仲のいい人の手作りは食べられるけど、他の人のは信用できない。
- バレンタインの手作りトリュフは、手でコネコネしたかと思うと気持ち悪い。
- お店で売れるプロレベルなら信用できるけど、素人の手作りは食べられない。
このような理由から、手作りお菓子が苦手な方が意外に多いらしいのです。
衛生管理に厳しくなっている現代では、小さい頃から清潔に育てられている人も多くなっています。
たしかに、ウェットティッシュやスプレーなどの除菌製品がすごく増えていますよね。
そのため、ばい菌に弱い人が増えているそうです。
それと同時に、「他人の作ったものが食べられない」という人が増えているというわけなのです。
ただ、他人の手作りお菓子が苦手でも、「清潔そうなお店で売られているものなら大丈夫」という人が多数です。
1つずつ手作りしているようなケーキ屋さんのケーキでも、清潔そうで綺麗に見えれば問題なく食べられるのです。
手作りお菓子を貰うのを上手に断る方法!
手作りお菓子をもらっても、苦手な人はなるべくなら貰わない方がいいですよね。
食べ物を粗末に捨てるわけにもいきませんから、うまい断り方について調べてみました。
いくつかの方法をご紹介しましょう。
苦手なお菓子であると伝える
苦手なお菓子であることを理由にしてみましょう。
「自分は苦手なので好きな人、どうぞ食べて!」と、他の人に譲ってあげると作った人にも悪い気はさせないはずです。
もしそのお菓子が本当は好きなものでも、あくまでもやんわりと断るための方法です。
あまり親しくない人であればあっさり「そうなんだ」とわかってくれると思います。
もし普段は食べているようなものを断った場合は、「そんなはずはない」と気が付かれてしまうので気を付けましょう。
こんな時は、「普段は食べる時もあるんだけど、以前体調が優れないときに食べてちょっと具合が悪くなったことがあるから」などと言っても良いと思います。
「今は食べたくない」と言う意思を伝えると、無理に食べてもらおうとはしないはずです。
潔癖症なんです
潔癖症の人は、今や決して珍しくはないですよね。
除菌シートや除菌スプレーで手に触れたものを、とにかく何でもふかなきゃ「汚い!」と感じる人がいるほどです。
潔癖症で
- 他人に手づかみされたものを食べたくない
- 他人が口をつけたジュースを回し飲み出来ない
という人も少なくはありません。
こうして潔癖症のせいにすれば、相手も無理に勧めてくることはないでしょう。
相手の方には、「あくまでも潔癖症のせいで食べられない」と伝わるので、相手がそれほど傷つかないのもポイントです。
今はお腹がいっぱいなので、と遠慮する
これは、食後に手作りお菓子がふるまわれた時なんかに有効だと思います。
「今日は食べ過ぎたので、遠慮しておく」と言うニュアンスで伝えると、相手の方が作ったものが嫌という伝わり方ではないので、嫌な気はしないはずです。
ただ、この断り方だとあとで食べられるようにお菓子を持たされる可能性もあるので、その場合はいただいておきましょう。
「あとでおやつにいただきますね」などとお礼をして、持ち帰って食べられる人に食べてもらいましょう。
手作りお菓子を配る人の心理とは?
お菓子作りが趣味でプレゼントしたいという人は、多数いると思います。
私の周りにも、結構な人がいました。
迷惑に思っている人がいる一方で、心から嬉しかったり喜んでいる人もたくさんいるのも事実です。
さて、手作りお菓子を配る人は、どんな心理なのでしょうか?
いくつか考えられる心理について、詳しくお話していきましょう。
喜んでもらいたい
心の込めた手作りお菓子をプレゼントをして、喜んでもらえることが嬉しくて配る方が多いのではないでしょうか。
手作りが苦手で食べられるかどうかは別にして、手作りのお菓子なんて手が込んだものをわざわざ自分に・・・と、嬉しい気持ちになるはずです。
私も手作りお菓子は苦手ではありますが、わざわざ作ってきていただいた時には嬉しい気持ちになります。
趣味でよく作るため
お菓子作りが趣味の方が、いつも自分で食べるには食べきれないために周りに配る場合もありますよね。
私の周りにも、多く作ってしまったので「おすそ分けに」と、学校や会社で配る方がいらっしゃいました。
その方曰く、多く作らざるをえないお菓子もあるので、たまに余ってしまうのもあるとのことでした。
確かに、例えば生地を何層も重ねて作る「ミルフィーユ」だと何切れか分だけ作るのは難しいですものね。
コミュニケーションをとるため
ただ、お菓子を配るだけでは会話の盛り上がりにかけるような時に、手作りお菓子を持ち込んでふるまえば会話が弾むことがありますよね。
「すごい!美味しいね」
「得意なの?今度教えて!」
なんて言う会話のきっかけにもなると思います。
私の学生時代に手作りクッキーの交換が流行ったのも、このコミュニケーションの一部だったと思います。
女子は可愛くラッピングするのも楽しいですし、それをもらうのも嬉しいという方が多いと思います。
自慢したいため
お菓子作りが上手な人は、自慢したいために配る方もいらっしゃると思います。
美味しいとかすごいと褒めてもらいたくて、自分で食べるだけにとどまらず周りの人の分も作っているという事も考えられますね。
私自身、他人の手作りお菓子が苦手ではありますが、父親には自慢のためによく作っていました。
「こんなのも作れるのか、すごいなぁ!」と言われるのが嬉しくて、色々なお菓子を作って食べてもらっていました。
褒めてもらうと、また次のレシピに挑戦したくなるんですよね。
まとめ
手作りお菓子が苦手で食べられない方の理由、お分かりいただけましたでしょうか。
手作りお菓子が決して汚いわけじゃないのですが、大きく言えることは「見えない衛生面の心配」ですよね。
人のご家庭で作られたものがどんな風に調理されてきたかを想像すると、「苦手」と感じるのは私も理解できます。
私は、社会人になったらもう女子同士の手作りお菓子交換はないだろうと思っていたのですが、意外と手作りお菓子が配られる機会があり驚きました。
というのも、社内の同期がクッキーを作ってきたり、会社に出入りする生命保険会社の営業の女性が手作りクッキーを持ってきてくれたこともありました。
やはり、皆さま色々な思いがあって作ってきています。
- いつもお世話になっている人に感謝を伝えたい気持ち
- 周りとコミュニケーションをとるためのひとつ
として、作ってくる方です。
ですので、もし手作りお菓子が苦手なのにいただいたら、出来る限り捨てないで下さいね。
食べ物を粗末にしてはいけませんので、出来るだけご家族や周りの方で抵抗なく食べられる方に食べてもらいましょう。
お菓子を配る人の心理でも触れた内容ですが、配る人は決して悪気はないのです。
心を込めて、喜んでもらいたくて作ってくる方もいらっしゃいますから、その気持ちは汲み取っていただきたいと思います。
ちなみに、私の会社の同期が手作りお菓子を配る時は、「良かったらおひとつどうぞ」と大きな箱に入れて置いていました。
配る方も潔癖の方がいるかも知れないと考慮して、食べたい人だけ食べられるようにしてあげるのも、お互い気まずくないのでとても良い方法ですよね。
手作りお菓子を配ることがある際には、参考にしてみて下さいね。
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