妊婦さんの中にはよだれつわりというもので悩んでいる人がいます。
よだれつわりは唾液がずっと出ていたり、大量によだれが出ることで唾液過多症とも言われています。
抑えようがないぐらいよだれが出るのは大変つらいですよね。
よだれつわりによるストレスから少しでも解消できるように、どのように乗り越えればよいかご紹介します。
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よだれつわり(唾液過多症)の場面別対処法
よだれつわり(唾液過多症)は人によって様々ですが、
- よだれが大量に出る
- いつもよりも唾液が多いので飲み込めば大丈夫
といったように症状にも違いがあります。
唾液ぐらいなら大丈夫だわ、という人の方が多いようですが、症状が続けばやはりストレスに感じてしまいますよね。
場所によっても対処できるように、よだれつわりの対処方法をご紹介します。
外出時
外出時は人の目が気になりますよね。
安易に唾を出すことはできません。
まして、道端につばを吐くといった行為など絶対にダメですよね。
トイレに駆け込むにも場所によってはありません。
そんな時は、カラのペットボトルを持ち歩きましょう。
唾液が出そうになったらペットボトルに出すことで周りにも気づかれにくいです。
ペットボトルを持ち歩くときはカバーをつけることを忘れずに。
仕事中
軽めの症状の人であればトイレに行く程度で大丈夫ですが、飲み込めないぐらいの唾液であればタオルやハンカチに少しづつ唾液を出す方法もあります。
唾液を出せないことがストレスになるので、仕事に集中できなくあるのは困りますよね。
そんな時はカラの水筒もしくはカラのペットボトルを利用して唾液をその中に出す方法もあります。
妊娠中は唾液の味さえ不快になることもあるので、ガムや飴など口に含むことで軽減することもできますよ。
味の好みも人それぞれですので、自分に合ったものを探してみましょう。
就寝時
よだれつわりの場合、就寝時でもお構いなしに唾液が出でしまいます。
休みたいのに休めないのはとても辛いですね。
そんなときの対処法は、
- 枕元に洗面器や袋を置いたり
- 枕に大量のタオルを敷いて枕が濡れないようする
などの方法をとりましょう。
寝るときに唾液の影響で眠りにつきにくい場合は、口にタオルを当てることで安心して就寝することができますよ。
よだれつわりの原因と症状
よだれつわり(唾液過多症)の原因ははっきりと解明できるものがありません。
しかしいくつか説があります。
消化機能の低下が原因
妊娠中は消化機能に関わる胃腸の機能が低下すると言われているため、消化を助ける役割の唾液が胃腸の機能の低下を補うため多くなるという説です。
また、体内に水分が残ることで水毒(体の中に必要以上に水分が滞っていること)が原因で水分を多く外へ出そうとする結果唾液が多くなるという考えもあります。
妊娠、つわりによるストレスが原因
ストレスによっても消化機能が変化しやすいと言われています。
妊娠していないときでもストレスを感じると胃がキリキリ痛くなったりしますが、その症状と同じことが言えます。
ストレスを強く感じることで唾液が出やすい成分が分泌されやすいということですね。
また、つわりがストレスになりさらに症状が悪化する場合があるという考えもあるようです。
ビタミンB6不足
ビタミンB6が不足するとよだれやつわりの症状が出やすいと言われています。
ストレスホルモンを減少させるにはセロトニンを増やすことが重要ですが、このセロトニンが不足すると不眠症やうつ病に繋がります。
このセロトニンを促進させるにはビタミンB6が必要なのです。
セロトニンがあると心が安定してストレスを感じにくくなるので、ビタミンB6を進んで摂るようにしましょう。
※ビタミンB6が多い食材は、赤みの魚・肉・トウモロコシ・ニンニク・バナナです。
よだれつわりの注意点
よだれつわり(唾液過多症)の場合は、唾液がたくさん出ることから脱水症状を引き起こすことがあるので注意しましょう。
唾液は少しずつであっても体の中の水分を外に出している状態になりますよね。
気が付かないうちに脱水になっていることがあるので、自分で意識して水分を摂るように心がけてください。
水分を摂る場合は温かい飲み物にします。
温かいものは胃腸の働きも落ち着いて体の冷えの予防もできますよ。
万が一、体重の減少や尿の回数が減っているようであれば、早めに病院での診察をおすすめします。
まとめ
よだれつわり(唾液過多症)の原因ははっきりとわかっていませんが、ストレスによるものが多いようです。
大量の唾液によって外出先や仕事に差支えが出てしまいますよね。
そんな時は水筒やペットボトルを利用して唾液を吐き出すようにしましょう。
唾液を出せないことがストレスにならないように常に持ち歩いていると安心ですね。
また、唾液が大量に出ることで脱水症状に繋がるため水分補給を忘れないようにしてください。
よだれつわりで悩んでいる妊婦さんがいることを初めて知りましたが、つわりでも辛いのによだれの大量分泌はかなりストレスですよね。
つわりということをストレスにしてはいけません。
私はできるだけ周りの人にも理解してもらえるように、私はこんな症状のつわりなんですよ・・・と伝えていました。
周りもさほど気にならなくなったのか、私自身も気を使わなくてよくなり多少ストレスが解消されたと思います。
よだれつわりの原因ははっきりと解明はされていませんが、まずはストレスをためないようにしましょうね。
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