大事に育てた子供に暴力を振るわれたり暴言を吐かれたりするととてもショックですよね。
筆者も1歳の子持ちですが、今後どのような性格に育っていくのか不安な部分もあります。
残念なことにこの10年間で子供の暴力行為の件数が大きく伸びていると言われています(;_;)
そこで今回は子供が暴言や暴力をふるった場合の原因と解決法や相談場所、暴力的な子供に対しての接し方などご紹介します。
Contents
スポンサーリンク
子供が親や友人に暴言や暴力をふるった場合の原因と解決方法は?
どうして子供が親や友人に暴言や暴力をふるってしまうのでしょうか。
その原因と解決方法をご紹介します。
子供が暴言暴力をふるう原因に以下のことが挙げられます。
自分の気持ちをわかってほしい
特に未就学の幼児は自分の気持ちをあらわす言葉を知らないことが多く、どうしていいか分からず、もがいた結果、体で表現し気持ちを表している可能性があります。
また、幼い子供は力の加減が分からず、相手としては痛みや不快感を感じる強さになってしまい、暴力として捉えられてしまう可能性もあります。
相手の気持ちを理解するのか苦手
子供の暴力の原因のひとつに相手の気持ちを理解するのが苦手だからという点が挙げられます。
親から「◯◯しなさい」と命令されて育った子供は、価値観を受け入れてもらった経験がないため、自分も誰かの価値観を受け入れることができない傾向があるようです。
そのため「ウザい」や「ムカつく」などの暴言を言ってしまう可能性があります。
自分が暴力を振るわれてきた
家庭内で叩かれたりひどい言葉をかけられて育った子供は暴力的な行為で気持ちを表現してしまう場合があります。
子供からすると日常的に暴言や暴力が起こっていることなので自分もやって良いのだと考えてしまっている可能性があります。
子供の暴言や暴力行為の原因がわかったところで次に子供の暴力行為を落ち着かせるための解決方法をご紹介します。
気持ちを言葉にして伝える
暴言や暴力をふるう子供は暴力を振るわれている相手の気持ちがわかっていない場合があるので、叩かれたら「痛い」や「悲しい」をきちんと言葉にして伝えてあげましょう。
男の子は父親が女の子は母親が注意する
叱るとなると親と子の関係性が顕著に出てしまう場合があるので、「男同士」「女同士」として注意をすれば子供は親と対等に扱われていると感じ、子供の聞く態度に変化が現れるかもしれません。
子供に暴言や暴力をふるわれた時の相談場所は?
子供に注意しても暴言や暴力がおさまらず、家庭内だけで手に負えない場合は家族で抱え込まず、外に助けを求めることも重要です。
子供の暴力にお困りの際は以下ような施設や機関に相談してみましょう。
児童相談所
各都道府県に設けられた児童福祉の専門機関で、子供の福祉に関する相談に応じ、援助などを行なう行政機関です。
子供の性格や行動の問題に関する相談など育児に関する相談ができる機関なので、まずはこちらに相談することをおすすめします。
精神科
心の症状や心の病気を扱う科です。
心の症状とは具体的に
- 不安
- 抑うつ
- 不眠
- イライラ
- 幻覚
- 幻聴
- 妄想
などのことで、子供の心が心配な時は相談してみましょう。
警察
暴力行為がエスカレートし、身の危険を感じた場合は警察に相談することをおすすめします。
自分の身を守るために通報する勇気も必要です。
暴言や暴力をふるう子供に対しての接し方は?
暴言や暴力をふるう子供に対して
「暴れるなんて最低」
「こんな子供に育てた覚えはない」
などのような否定するような事は決して言ってはいけません。
暴力行為をする子供は心の中にどうしようもない感情があって、それをどうしたらいいのか分からず暴力で自分のイライラを発散しようとしているのです。
そんな時は暴力を振るわれた自分の気持ちを素直に伝えましょう。
まとめ
以上、子供が暴言や暴力をふるった場合の原因と解決法や相談場所、暴力的な子供に対しての接し方などご紹介しました。
要点をまとめると
- 子供が暴言や暴力をふるう原因は、自分の気持ちを伝えることや相手の気持ちを理解するのが苦手だったり、過去に暴力をふるわれたことがあることが考えられる。
- 子供が暴言や暴力をふるた場合の解決法は暴力をふるわれた側の気持ちをきちんと言葉で伝え、男の子なら父親、女の子なら母親が注意してみる。
- 子供の暴力行為の相談場所は、まず児童相談所に相談してみる。
- 暴力的な子供に対しての接し方は、決して子供を否定する言葉は使わず、暴力をふるわれた側の気持ちを素直に伝えることが大事。
ということでした。
子を持つ親として、自分の子供に暴言や暴力をふるわれた親の痛みは計り知れません。
子供が望んでいるのは自分の暴力を黙って受け止めてもらうことではありません。
きっと子供も自分の気持ちが分からずどうして良いのかもがいでいるのです。
自分の育て方が悪かったなど後ろ向きに考えず、どうやったらこの暴力行為を止められるのか考え、子供に対しての接し方を改めてみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
スポンサーリンク