子育て中の悩み

「子供の性犯罪」の実態は?子供を性犯罪から守る方法!

犯罪

近年、『子供が無事に帰ってくるのは当たり前ではない』といわれています。

最近も通学路で子供を追いかけたり、遊んでいた子供を盗撮したという事件が身近で起こりました。
 

そんな子供をターゲットにした性犯罪の実態、子供を守る方法、犯罪者の手口をまとめてみました。
 

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子供の性犯罪の実態は?

犯罪
 
子供をターゲットにした犯罪が発生しやすいのは、小学校低学年の下校時間の午後3時から午後4時台、ターゲットとされる子供の年齢も7歳から8歳の低学年が多いとされています。

そして、下校時や遊んでいる最中だけでなく、商業施設や飲食店のトイレで被害に遭うことも増えています。
 

犯罪者の多くは人混みでも違和感のない外見をしていて、保護者の目が離れるわずかな時間を狙い、子供に近づいてくるのです。
 

誰でも出入りのできる子供のいる場所であれば、どこにでも良からぬことをもくろむ人間が紛れている可能性はあると考えても良いでしょう。
 

被害もワイセツ目的だけでなく、連れ去りや盗撮など悪質なものが増えています。
 

子供の安全研究をされている清水賢二氏によると、犯罪者が犯行に至るまでの段階

  1. 500m先くらいまで視野に入れながら子供探しを始める。
  2. 子供を見つけ、気持ちがたかぶってきた200mくらい手前で心を決める。
  3. 周囲を警戒しながら狙いを定めた子供に近づき、20m手前で行動を起こす準備を始める。
  4. さらに距離をつめながら、6m手前で一気に行動にうつす。

といいます。
 

この“6m”という距離は、子供がどの方向に逃げても捕まえられる距離であり、子供が犯罪者から逃げるために必要な距離ともいわれています。

距離としては遠いと感じるものですが、狙われたら逃げることが困難になる距離として覚えておきたい数字のひとつですね。
 

子供を狙うタイプは

顔見知りタイプ

このタイプは

  • 子供の先生・コーチ
  • 近所のお兄さんやお姉さん
  • よく出入りする店の店員などの知人(顔見知り)

などが加害者となるものです。

このタイプは子供を邪険に扱う大人が多い中で子供が好きで親切で子供に寄り添って付き合ってくれるため、子供からも信頼されていることが多いタイプです。

  • 供の好きな流行りの品やゲームを多数持っている
  • 悩みごとも親身に相談にのってくれる

など、子供にとっては憧れの存在であり、親からも信頼されていることもあります。
 

しかし、その信頼につけこんでイタズラをするのです。
 

親からの信頼を利用して

「家族に話しても誰も信じてくれない」

「こんなことを知られたら悲しむ」

と子供が親に話すことをためらうようにしむけます。
 

時には、子供の憧れや大好きという気持ちを利用して、「きみが望んだ」というように責任を転嫁したりもします。
 

行きずりタイプ

偶然、あるいは意図的に子供の前に突然現れるタイプです。

このタイプは子供を見かけて目をつけていることもあります。
 

  • 道に迷った人
  • 迷子になったペットを探す動物好きな人
  • 困っているので助けを必要としている人

などを演じ、紳士的な態度で子供を誘うことが多いのです。

  • 車に引きずり込む
  • 武器を使用して脅す

などの方法で、営利目的だけでなくイタズラ目的も多くなっています。
 

「ずっと一緒にいたかった」などが理由となっています。
 

ネットなどが使用できる子供であれば、出会い系などのサイトを通じて知り合ったりすることもあります。
 

どちらのタイプも子供に顔を知っていることや知られたことを理由に最悪の事態を招くことが多いといわれています。
 

以上のことからも『不審者に気を付けて』では犯罪は防げない世の中であることを、親が率先して考えていかねばならないように思います。
 


子供を性犯罪から守る方法は?

犯罪
 
犯罪者が襲うかどうかを最終的に判断するのは『子供が緊張しているか』なのだそうです。

緊張している子供は襲った瞬間に

  • 大声を出す
  • 暴れる

可能性が高いからです。
 

逆に安心しきっている子供は襲いやすいということです。
 

狙われやすい子供というのは

  • 注意力が散漫でぼんやりしている。
  • 道端で立ち止まっている。
  • 下ばかり見ながら歩いている。
  • 好きなことや遊び、目の前のことに夢中になりやすい。
  • 周りを見ていない。
  • あてもなくフラフラしている。
  • 目的もないまま時間を潰している。
  • 好奇心旺盛でよく考えないで行動してしまう。
  • ひとりでいる、またはひとりで遊んでいる。

といわれています。
 

ひとりでいる』ということは特に気をつけなくてはいけないことです。

子供をひとりにしない、誰か大人の目が届くところで見守るということが大切です。
 

犯罪者は子供の様子をよく見ていて、声をかけて反応をみたりすることもあります。

  • 優しい性格で断ることが苦手
  • 優柔不断で相手の言いなりになってしまう

などはそこにつけこんできます。
 

では、具体的にどんなことを子供に教えていけば良いのでしょうか。
 

襲われた時に大声を出す、というのはとっさにできない可能性があります。

その声も悲鳴だと子供がはしゃいでいるのだと判断されてしまうことが多いため、
 

「助けて!!」

 

という言葉などを出せるようにしておくことが重要です。
 

家で練習というのは難しいと思いますので、大きな声を出せるカラオケボックスなどの場所で練習しておきましょう。
 

大きな声の代わりに危険を知らせる防犯ブザーは出来れば毎日1回は正常に動作するかをチェックし、月に1度は電池交換をしましょう。

  • 防犯ブザーは腰回りなどすぐに取り出せる位置に携帯する
  • 防犯ブザーを携帯していることが一目でわかるような見た目が大きく派手もの
  • ボタンが押しやすいもの
  • ピンがぬきやすいもの

を選ぶと良いと思います。

普段から人が近づいてくる気配や背後の足音の聞こえ方など親が犯人役をして、実際に防犯ブザーを鳴らすまでの練習などもしておきましょう。
 

そして、近所の人が隠れられそうな物陰や路上駐車の車などの不審者が潜んでいるかもしれないポイントなどを教えましょう。

集団住宅や駐車場なども死角になりやすいので遊び場にしたり、抜け道に使わないように話すことも忘れないでください。
 

先に述べたように、悪意を持って子供に近づく大人から子供が逃げるには“6m”の距離が必要です。

知らない大人に話しかけられたら、まずは答える前に距離をとるようにしましょう。

目安は大人が両腕を伸ばしたくらいの距離です。
 

相手に悪意がなければ、子供が身構えた時点で態度を改めるはずです。

それでも近づいてきたら防犯ブザーを鳴らして逃げ、助けを求めるようにしましょう。
 

少し離れた人の視線や不審な気配を感じたら注意をはらうようにしたり、「おかしいな」と感じたら道を変えるなどするように教えることも大事です。
 

逃げ方としては、一刻も早くその場から逃げるということを優先しましょう。

犯罪者は一定の距離が離れると諦めることが多いといわれています。
 

時にはランドセルや手荷物は手放して走ることも重要です。

低学年の子供であっても身軽になると4m手前でも20mの距離を逃げ切れることができたそうです。
 

この“荷物を置いて逃げる”というのは子供では自己判断ができないことです。

『荷物を置いて帰ったら怒られるかも』と思ってしまうので、いざという時は荷物を捨てて逃げるということを教えておきましょう。
 

停車している車などの横を歩くときには大人が両腕を広げたくらい離れて歩くことと、それができない時には防犯ブザーを手に握り備えることを教えてください。

車の中からじっと見られていると思ったら道を変えて車の脇を通らない、声をかけられたら立ち止まらず離れるようにしましょう。
 

車の場合はすぐに方向を変えることができないので、逃げる時は車の向きとは反対の方向へ走るということもあわせて教えましょう。
 

地域の子供が困った時に逃げ込める家や店・コンビニエンスストアなども場所をあらかじめ確認しておきましょう。
 

そして、知らない人からの誘いはきっぱりと断る練習なども大切です。
 

そして、私たち大人ができることは地域住民と共に子供を守るための習慣作りです。

  • 自治体
  • 自治会
  • 町内会
  • PTA

などと連携しつつ、営業で地区を回る企業にも協力してもらい子供を見守っている地域もあります。
 

  • ガーデニングの水やりやペットの散歩などを子供たちの帰宅時間に合わせる
  • 夕方だけは玄関の鍵を開けっぱなしにして子供が逃げ込めるようにする

などの対策もしましょう。
 

不審者に注意を呼び掛けるポスターはオオカミなどで表現しない方が良いとされています。

いかにも怪しい見た目の人だけを用心してしまうからです。
 

繰り返しになりますが、見た目が怪しい人だけでなく、見た目が良く子供と友達になれるタイプのほうが子供を連れ去ったり、近づくには好都合だからです。
 

家庭での話し合いの参考にしてみてください。
 

子供を狙う性犯罪者のよくある手口は?

犯罪
 
最近は『お菓子をあげるよ』などの典型的な文句で子供を誘う手口は少なくなっています。

増えているのが以下のような手口といわれています。
 

子供に助けを求める

日ごろから知らない相手に気を付けるように言い聞かせていて、子供も知らない相手に警戒していても被害にあってしまうのが子供の良心を利用した手口です。
 

「お金を落としたんだけど、大人では届かないところだから取ってほしい」

と声をかけたり、障がい者のフリをして体を触ったりするものです。
 

こういった事例は大人が子供に助けを求めることが不自然です。

大人を呼んできます」と言って、親に報告するように話しましょう。
 

緊急をよそおう

「家族が事故にあった!病院に行くから車に乗って!!」

「お母さんが早く帰ってきて!って。頼まれたから迎えに来たよ」

 

混乱させて、動揺したすきをつく手口です。

これは顔見知りであっても冷静になり、簡単に相手の言葉を信じないようにしましょう。
 

大人の世界に誘惑

「モデルにならない?」

「ドラマの撮影をしているからタレントさんを紹介してあげる」

 

少しそういうことに興味が出てきた年頃の子供にとっては魅力的な手口です。

勝手に了承しないこと、必ず家の人に相談し確認するようにしましょう。
 

脅す

「きみのせいで怪我をした!交番へ行くよ!!」

「車に傷がついた!親に連絡するからきて!!」

 

時には警察官を装って「悪いことしたでしょ?きて」ということもあるようです。

自分で解決できないと感じたときには近くの店や通行人の大人に助けを求めましょう。
 


まとめ

子供を狙う犯罪は後を絶ちません。

そんなときに子供を守るのは親の役割でもあると思います。
 

先日、私の子供もトイレの場所を聞かれたからと善意から案内をしようとしました。

その行いは褒めてあげたいことではありますが、同時に警戒しなくてはいけないのだと教えなくてはならないできごとでした。
 

“たまたま“純粋にトイレの場所がわからない大人が”たまたま“近くにいた子供に聞いただけですが、その子供の良心を逆手に取った犯罪の被害にあっている子供がいることも事実です。
 

例え小学校高学年の子供であっても、男女関係なく被害にあうことがあります。

男の子のトイレにも付き添い、入り口で待つなど保護者がそばにいることが増えています。

時には異性のトイレであっても不穏な気配を感じたら対応する必要のある世の中なのです。
 

『子供をひとりにしない』

『たくさんの目で見守る』

それが子供を犯罪者から守る方法です。



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