「ちゃんと赤ちゃんに愛情が伝わっているのかな?」
そう思った事はありませんか?
愛情は目に見えるものではないので、確認ができません。
自分では赤ちゃんに愛情を注いでいるつもりでも、赤ちゃんが愛情を感じなければ愛情不足になってしまいます。
筆者も現在子育て中なのですが、ついついテレビを見ながら子どもの相手をしたり、スマホに集中してしまったり、知らず知らずに子どもに寂しい思いをさせてしまっているかもしれません…。
赤ちゃんが愛情不足と感じたまま成長すると、将来さまざまな弊害が出てくる恐れがあります。
そこで今回は赤ちゃんに現れる愛情不足のサインと、スキンシップの効果などについてご紹介します。
Contents
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赤ちゃんに現れる愛情不足のサイン
赤ちゃんの愛情不足が深刻なものにならないうちにしっかりとサインを見抜いてあげる必要があります。
それでは赤ちゃんの愛情不足のサインをご紹介します。
無表情
大人があまり話しかけてあげなかったり、大人に表情がなかったりすると、赤ちゃんも無表情になってしまいます。
赤ちゃんと接する時に仏頂面になっていると、赤ちゃんも表情を知らずに育ち、無口になってしまいます。
悪さやいたずらがひどい
お父さんやお母さんに構って欲しいという気持ちからいたずらをするようになります。
何度言っても同じようないたずらをする場合は愛情不足の可能性があり、構って欲しいからという理由が大きいようです。
他人に甘える
お父さんやお母さんからの愛情不足を他人の愛情で補おうとする行動です。
小さいうちは甘えん坊でも良いですが、保育園や幼稚園に通うようになって先生にベッタリでは友達ができず、社会性が育まれにくくなるので早めに対処してあげましょう。
自己主張がない
赤ちゃんは泣いたりぐずったりと自己主張があると思いますが、親がそれを無視したり長い間放置したりすると、泣くのを諦め、自己主張をしなくなってしまいます。
構って欲しくていたずらをしたり、構ってもらえないと学習して泣かなくなるなど赤ちゃんはちゃんと親を見ているものなんですよ。
全く泣かない子って育てやすくて羨ましい…!
なんて思っちゃいますが、愛情不足の可能性を秘めていると思うと考え方が変わってきますよね。
愛情不足にさせない毎日のスキンシップが重要!
愛情不足のサインに気づいたらなるべく早く解消してあげましょう。
愛情不足を解消するには毎日のスキンシップがとても大事になります。
赤ちゃんとのスキンシップは愛情不足の解消だけではなく、
- 親との絆を深めたり
- 赤ちゃんの身体を成長させ
- 病気に対する免疫力や抵抗力を強める効果
なども期待できます。
それでは具体的に赤ちゃんとどのようにスキンシップをとったら良いのかご紹介します。
ふれあい遊び歌
ねんねの時期におすすめなのがふれあい遊び歌です。
ふれあい遊び歌とは歌を歌いながらリズムに合わせ赤ちゃんの身体に触れたり手足を動かしたりする親子で楽しめる遊びです。
成長するにつれ、赤ちゃんが笑ったり身体をよじらせたりと反応が変化するのも楽しめます。
赤ちゃんだけに集中する時間をつくる
仕事や家事をしているとどうしても赤ちゃんと過ごす時間が少なくなってしまいがちです。
1日30分だけでもテレビを消しスマホも触らず、絵本の読み聞かせや積み木など何でも良いので、赤ちゃんに集中する時間をつくってあげましょう。
愛情を言葉にする
赤ちゃんに「大好き」「愛してる」など言葉にして伝えましょう。
まだ言葉は分からなくてもしっかりと愛情は伝わります。
褒めてあげる
愛情不足の子は親から褒めてもらった記憶がない事が多いです。
寝返りができたり、おすわりができたり、ご飯が上手に食べれたりなんでも良いので、頭を撫でて褒めてあげましょう。
筆者も最初の子どもなので、赤ちゃんとどう接すれば良いかわかりませんでした。
家の近くの児童館でやっていたベビーマッサージの講座に参加してマッサージを学んだりしました。
そして一緒に生活する中で、話しかけたり手遊びをしたり歌を歌ったりとだんだんとスキンシップを取れるようになりました。
赤ちゃんってあやしてあげて笑ってくれるととっても可愛いいです。
愛情注げば注ぐほどさらに可愛くなりますよ!
赤ちゃんが愛情不足だと将来どうなる?
赤ちゃんが愛情不足のまま成長すると将来「アダルトチルドレン」になる可能性があります。
アダルトチルドレンとは親がアルコール依存症の家庭で育った成人のことを指す言葉でしたが、現在は愛情不足や親と一緒に過ごした記憶がないなど機能不全家族で育った人という意味で広く使用されています。
アダルトチルドレンの人は新しい社会や人間関係に希望が持てず、安心できるはずの新たな家庭に不安や生きづらさを感じて悩んでしまうことが多いようです。
また、アダルトチルドレンの代表的な特徴として下記が挙げられます。
- 何事にもネガティブで否定的
- 常に不安を抱えている
- 依存的ですぐ人に頼る
- 自分の意見が言えず、ついつい人に合わせてしまう
- 喜怒哀楽の感情を出すのが苦手
- 恋愛がうまくいかない、自分も人も愛せない
アダルトチルドレンの人は子供時代に他の子のように元気に遊べなかったり、大人になった時に生きづらさを感じてしまうことが多いです。
子供の将来のためにも愛情不足はできる限り避けるようにしましょう。
まとめ
以上、赤ちゃんに現れる愛情不足のサインとスキンシップの重要性、愛情不足のまま成長するとどうなるかなどをご紹介しました。
- 赤ちゃんに現れる愛情不足のサインは無表情、悪さやいたずらがひどい、他人に甘える、自己主張がないなどがある。
- 赤ちゃんにとってスキンシップは愛情不足を解消するだけではなく親との絆を深め、心と身体の成長につながるのでとても重要!
- 愛情不足のまま成長すると、アダルトチルドレンという人や社会に対して不安を抱えた大人になってしまう可能性がある。
ということでした。
筆者は毎日何回も息子にハグをして「大好きだよ〜!」と言いほっぺにキスをします。
若干ウザがられている気もしないでもないですが…
愛情表現はオーバーなくらいが赤ちゃんにとっても嬉しくなるはずです!
1番子どもの寂しさを埋められるのは両親です。
日頃からスキンシップを大切にして、お子さんにたっぷり愛情を伝えてあげてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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