赤ちゃんってよく足や手にたくさん汗をかきませんか?
なかには「多汗症」なのでは?とか、なにかの「病気」なのでは?
などと心配してしまう人もいるようです。
赤ちゃんが足の裏に汗をかくのはどんな意味があるのでしょうか?
Contents
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赤ちゃんが足の裏に汗をかく理由
人間は汗を流すことで、体を冷やし体温が下がることで体温調節をしています。
赤ちゃんも同じで、汗を流すことで自分の体の体温調節をしているのです。
手や足にたくさん汗をかくのは、汗を出す「汗線」が手足に集中しているからです。
服や毛のない足の裏や手に汗をかくことで、上手に体温調節ができるのですね。
では、足の裏に汗をかくのはどんな意味を示しているのだと思いますか?
それは、赤ちゃんが「暑い」ということを意味しています。
赤ちゃんが暑いと感じてしまうのには、様々な原因があります。
- 部屋の温度が上がりすぎていたり
- 服を重ね着させすぎていたり
などすると体内温度が上がり、暑いと感じてしまいます。
赤ちゃんは、自分で体温調節をすることができないので、その場合は大人がしっかりと温度調節してあげましょう。
また、赤ちゃんの足の裏にはほかにも様々なサインがあります。
例えば、
- 足の裏が冷たくサラサラな状態の時は「寒い」時
- 足の裏が温かくサラサラな状態の時は「眠い」時
- 足の裏がしっとりしている場合は、冷たくても温かくても「体温調節中」
などを意味しています。
このように足の裏だけでも、様々なサインがあるので、覚えておくと適切に対応することができるので、頭にいれておくと便利ですよ。
赤ちゃんの足汗がひどい時の対処法
赤ちゃんが足汗をかくことは、健康な証拠でもあるので過度に心配する必要はありません。
しかし、汗を放っておくと雑菌が繁殖し、かぶれや肌トラブルの原因になってしまう場合があるので注意が必要です。
汗をかいていたら、しっかりと大人がケアしてあげましょう。
ケアの方法を説明します。
カーゼなどで優しく拭きとってあげる
赤ちゃんが汗をかいていたら、こまめに優しいガーゼなどで拭きとってあげましょう。
こまめに拭きとってあげることで、常に足裏を清潔に保つことができます。
これは足裏だけでなく、体や手、顔の場合も同様で、こまめにふき取って清潔にしてあげれば、あかちゃんも常に気持ちよくいられるでしょう。
ベビーパウダーを塗ってあげる
あまりにも大量に汗をかいてしまう場合、拭いてもすぐに汗が出てくるのでママも大変ですよね。
その場合は、ベビーパウダーを塗ってあげるのも一つの方法です。
お風呂あがりにベビーパウダーを塗ってあげると、汗のベタベタもなくなるのでおすすめです。
以上のように、ケアの仕方を説明しましたが、赤ちゃんが足汗をかくということは「暑い」ことを意味していると最初のほうにも説明したと思います。
ですから、足汗がひどい時は、
- 服は着させすぎてはいないか
- 布団を余分にかけすぎていないか
- 部屋の温度は適切か
これらを確認して、体温調節をしてあげてくださいね。
赤ちゃんが寒がっているときのサインとは?
反対に赤ちゃんが寒がっているときのサインもあります。
そのサインとは
- 手足が青白い
- 唇が青白い
- 体を縮めて泣く
このような場合は赤ちゃんが寒いと訴えている証拠なので、すぐに温めてあげましょう。
赤ちゃんが寒いサインを出した時の対処法としては
- 着るもので調節してあげる
- 部屋を適温にする
- 抱っこしてあげる
が挙げられます。
秋冬に赤ちゃんが寒いと感じる温度の目安は、
「室内であれば20℃以下」
「外気温であれば15℃以下」
とされています。
外の場合は、風があるか、日が照っているかによってもまた違ってくる場合があります。
また、秋冬に赤ちゃんが心地よい気温は「20℃~25℃」とされています。
寒い季節の場合は、特に気温を意識し、気温が低い場合は着るもので体温を調節してあげましょう。
基本的には、赤ちゃんの服は大人よりも1枚少ないくらいが丁度いいとされています。
しかし、背中やお腹などが冷たいようであればベストやアウターを着させ、臨機応変に対応してあげてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
赤ちゃんが足の裏に汗をかく理由はわかっていただけたでしょうか。
赤ちゃんが足の裏に汗をかくのは「暑いから」です。
大人と違って赤ちゃんは自分で体温調節をすることができないので、足汗をかいて暑がっている場合は
- 部屋の温度は適切か
- 布団はかけすぎていないか
- 服は着させすぎていないか
これらを確認して、大人が体温調節してあげることが大切です。
赤ちゃんが足汗をかくのは、健康な証拠であるのであんまり心配しすぎることはありませんよ。
ですが、肌トラブルなど避けるためにも、しっかりとケアはしてあげてくださいね。
この記事があなたの役に立つことを祈っています。
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