赤ちゃんのおしりにいつの間にかぶつぶつが!
何をしたわけでもなくおむつかぶれが出来てしまったように思えてしまうのですが、いくつかの原因があります。
我が家の娘も生後2か月ぐらいからおむつかぶれを起こし始めてしまったのですが、特にこれと言って何か変えたつもりもなく、どうしてよいかわかりませんでした。
おむつかぶれを起こさないよう原因を知り、適切な対処法を知るための情報を自分の体験も踏まえてまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
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赤ちゃんのおしりにぶつぶつが出来る原因
新生児の頃は特にケアが必要とされているおむつかぶれ。
ぶつぶつが出来た時に考えられる原因は、おむつかぶれやおしりの皮膚病を起こしている可能性があるんです。
我が家の娘のおむつかぶれが始まったのは生後2カ月ぐらいからでした。
いつも通りにおむつ替えをしていたはずだったのに、ぶつぶつに気が付いてからあっという間に赤くただれてしまい、小児科に駆け込みました。
おむつ外れまでの長い付き合いになる“おむつ”。
ぶつぶつが出来る原因についてよく知り、対策についてをお話していきますね。
おむつかぶれによるぶつぶつ
よくある原因の“おむつかぶれ”は、どんな理由で起きてしまうのでしょうか。
いくつか原因がありますので、ご紹介していきますね。
排泄物の刺激
新生児の頃はかなりの頻度でおむつ替えをします。
排泄がこまめにされているため、その分赤ちゃんへのおしりへの負担も頻繁です。
おしっことうんちによりアンモニアが発生して、排泄物そのものはおむつが吸収していたとしてもアンモニアが肌へダメージを与えかぶれを起こします。
蒸れ
気温が高い夏場や寝ていてたっぷり汗をかきながら寝ている時など、蒸れてしまいかぶれの原因となります。
おむつやおしりふきの刺激
赤ちゃんはずっとおむつをはいているのですから、その刺激でかぶれることがあります。
また、おむつ替えの時のおしりふきの刺激も原因です。
弱い肌に1日何度もおしりをふく摩擦が起きているので、かぶれてしまうこともあります。
おむつのメーカーや形が合わない
これは見極めが難しいのですが、メーカーにより合う合わないというシビアな問題を抱える場合も多々あります。
各メーカーで使っている素材が違うため、おむつのメーカーを変えてみた時に起きることがあります。
また、おむつの作りも若干違うため、別のものを使ってからかぶれやすくなったということもありうるのです。
そのぶつぶつは、おしりのカビやとびひかも!?
通常のおむつかぶれとは違い、なかなかよくならないと悩んでいる方はすぐに小児科を受診して下さい。
なんと、おしりにも“カビ”や“とびひ”の可能性があるのです。
カビが発生している場合は、「カンジダ皮膚炎」と呼ばれている症状でおむつかぶれと似ています。
もともと皮膚にいるカビの一種なのだそうです。
おむつで蒸れている状態が続くと、過剰に増え広範囲に皮膚が赤くただれたり、水ぶくれのようなぶつぶつができる、皮膚がめくれてくる、といった症状が現れます。
カビが原因である場合は、抗真菌剤を塗って治療する必要があります。
また細菌性の“とびひ”については、カサブタや水ぶくれを伴うような赤みが点々とでる症状です。
皮膚病となると通常のおむつかぶれと違い、かなり重症感がありますね。
おむつ替えをこまめにして、おしりふきの刺激も考慮していても様子がおかしいと思ったらすぐに病院に行くようにしましょう。
おむつかぶれの症状を和らげる対処方法とは
おむつかぶれを起こしてしまった場合、普段通りのおむつ替えではよりかぶれを酷くさせてしまいます。
症状を和らげるためのポイントをいくつかまとめてみました。
おしりをふくときはこすらない
おしりをこすってしまうとまた刺激により炎症を起こします。
おしりふきでポンポンと叩くように優しくふきあげます。
かぶれている時にはおしりふきよりもコットンをおすすめします。
市販品で赤ちゃん用のコットンが販売されているのですが、なければママのお化粧用のコットンでも代用可能です。
コットンにぬるま湯をたっぷり含ませて、水分でじゅわ~っと洗い流す感覚です。
水分でつるんとふきあげられるので、より一層刺激を和らげることが出来ます。
尻浴(座浴)をする
酷い時はうんちのたびに、おしりだけ洗います。
おむつかぶれの症状を改善していくには、とにかく“清潔”にすることです。
私の娘も症状が酷い時があり、小児科の医師にすすめられほぼ毎日洗っていました。
方法は、洗面器のような小さな容器を使ってぬるま湯で洗うか、シャワーでおしりだけ洗うことが出来る環境であればそれでも構いません。
シャワーを使う場合は、シャワーの水圧そのものが刺激ですので直に当てないようにしましょう。
シャワーヘッドに手をそえながらお湯をしたたらせると良いでしょう。
ただ、これは毎度洗われると赤ちゃんが嫌がるようになる場合もあります。
また、上半身まで濡らしてしまう可能性があるので裸にした方が作業しやすいのですが、季節によっては寒くて風邪をひかせてしまいそうなのです。
我が家の娘も嫌がるようになってしまい、ネット検索で得た情報で試したのが“ペットシーツの上で洗う”ことです。
介護施設等でも行われているそうなのですが、おむつかぶれ対策のためにおむつの上でおしりを洗うというもの。
おしりを洗う時は、ペットボトルのキャップに穴をあけてシャワーになるように加工して、ぬるま湯を入れて使います。
刺激を抑えるように、“ぬるま湯”にすることがポイントです。
ぬるま湯を入れる容器は代用がききますので、霧吹きでもじょうろのようなものでも良いと思います。
我が家の場合、おむつの上だけでは失敗する可能性があるので、ペットシーツもセットで使っていました。
ペットシーツもおしりの下に敷いているので、じゃぶじゃぶ洗っても安心です。
個人的にはこの方法をかなり長期間続けており、効果もあってとてもおすすめです。
洗ったあとは、しっかりおしりをふいてからおむつをはかせるようにしましょう。
湿っているままおむつをはかせると、また蒸れて症状を悪化させてしまいます。
おしりふきやおむつを変える
おしりふきやおむつが合わない可能性もあります。
おしりふきはノンアルコールで刺激の少ないものや、乳液を配合したものが販売されていますので肌の弱いお子様はお試し下さいね。
おむつはサイズやメーカーが合わない可能性があります。
様子を見ながら我が子に合うものを探してみましょう。
市販薬を塗る
赤ちゃんのおむつかぶれ用の市販薬が複数販売されています。
おしりが汚れている状態で塗っても効果が減少してしまいますので、お風呂上りなどの清潔な状態にしてから塗ります。
赤ちゃんのおしりを守る日々のケア
おむつかぶれを起こしてしまう原因はおわかりいただけたでしょうか。
知らず知らずに原因となってしまうことをしているものです。
日々のおむつ替えはこまめにすることがポイントです。
外出時にタイミングを逃すとかぶれやすいので要注意です。
1日のおむつ替えの回数は、新生児の頃だと1日10回もしていても決して多すぎません。
その際のおしりふきも頻度が多い分刺激が多くなることを意識して、なるべく擦らないようにふきあげましょう。
また、おむつ替えのタイミングで市販のベビーパウダーを使うと肌がサラサラした状態になりかぶれの予防になります。
大量にパウダーを塗りつけてしまうと毛穴を詰まらせしまうので、ぽんぽんと優しく叩きながら薄くつけると効果的です。
以上の事を日々のケアとして行い、それでも改善しない場合はおむつのサイズやメーカー、おしりふきの種類が合わない可能性を考えてみましょう。
我が家の娘もいくつか試したのですが、おしりふきは合うものが見つけられず、常にコットンを使っていました。
出産した産院の助産師さん曰く、市販のおしりふきだとどうしても刺激があるそうです。
産院では多くが産後の新生児にコットンを使っているそうで、肌に優しいことが選ばれるポイントのようですね。
まとめ
赤ちゃんと言えば“おむつ姿”を想像するほど、1日中おむつをつけていなければなりませんよね。
おむつかぶれを起こしやすい状態になってしまいがちなのも納得できます。
私の娘がおむつかぶれを起こし始めた頃はまだ生後2か月程からでした。
新生児時代のおむつはサイズがどんどん変わっていきます。
サイズアップの時に何気なく別のメーカーのを試してからというもの、もっと酷くなってしまったこともありました。
また別の機会に試したおむつだと、今度はおむつの形どおりにただれはじめてしまったことがあります。
これは小児科の看護士さん曰く、おむつの形にただれているということは素材が合わないのかも知れないとのご意見がありました。
その後また色々なメーカーを転々として、何が良かったのかよくわからなくなってしまったことがあります。
使ってみてどういう感想かをしっかり記憶しておきましょう。
また、我が家の娘の場合は小児科では治りきれず、皮膚科に何か所かに通ってみてやっと見つけた答えが“生まれ持った肌の弱さ”と医師に言われたことです。
もともと肌が弱い子は特に日々のケアがとても重要で、少しの油断ですぐかぶれてしまいます。
ですが、私の体験上しっかりケアをすればしっかりと効果は出てきますのでぜひ頑張ってみていただきたいと思います。
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