ふわっと優しいイメージの、生クリーム。
でもその実態は・・・!
脂肪分が多いため、小さな赤ちゃんには食べさせられないのです。
記念日に欠かせないショートケーキも、赤ちゃんだけ何もなしでは、ちょっと寂しいですよね。
みんな、どうしているのでしょうか?
実は、生クリームが使えなくても大丈夫。
簡単に、赤ちゃんも食べられる代用クリームが作れますよ。
これで、赤ちゃんと一緒に生クリーム(?)を楽しみましょう!
Contents
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赤ちゃんが食べられる生クリーム代用食材は?
赤ちゃんでも食べられる代用クリームの作り方を紹介します。
水切りヨーグルト
これは、とっても簡単です。
ザルにキッチンペーパーを2枚重ねたものや、ドリッパーに乗せたコーヒーフィルターなどにヨーグルトを入れて、下に水受け用の一回り小さいボウルやカップをセットします。
冷蔵庫で数時間から一晩おいたらできあがり!
ギリシャヨーグルトのような、濃厚なクリームになりますよ。
フルーツやジャム、少量の砂糖などで、ひかえめに甘さをつけてあげましょう。
ただし、乳アレルギーのある子は食べられません。
離乳食の様子を見て、問題がない場合におためしくださいね。
豆腐クリーム
こちらも簡単です。
豆腐は充てん豆腐を使う方が、水っぽさがなくて便利です。
気になる場合は、キッチンペーパーに包んで軽く水切りしましょう。
まず、充てん豆腐を、泡だて器などでなめらかになるまでかき混ぜます。
これで、クリームは完成です。
でも、これではまだ、お豆腐の味のまま。
少し味付けをしていきましょう。
お砂糖ならば、150gのお豆腐1パックに、大さじ1も入れれば十分甘くなります。
赤ちゃんにはもう少しひかえめがいいですね。
多分赤ちゃんは気にしませんが、大人が食べるならば、バニラエッセンスを数滴加えると、より豆腐っぽさが気にならなくなりますよ。
また、刻んだフルーツやジャムで甘みをつければ、栄養価も上がっていいですね。
干しぶどうなどを使うのも、手軽にストックできるので便利です。
なお、こちらも大豆にアレルギーのある赤ちゃんは食べられません。
ご注意くださいね。
カボチャクリーム
やわらかくゆでたり、ふかしたりしたカボチャを、フォークの背などでつぶします。
弱火にかけて、豆乳を少しずつ加えながら、好みのかたさに練ったらできあがり!
同じように、サツマイモで作れば、おいものクリームになります。
赤ちゃんには、素材の甘さで十分なので、味付けもいりません。
お正月のきんとんのように食べてもいいですし、クルクルとしぼり出せばモンブラン風にもなります。
大豆がダメな赤ちゃんは、豆乳の代わりに水で練ってもOKです。
こちらもさっぱりして、食べやすいですよ。
豆乳クリーム
- 豆乳1カップ
- 砂糖やメープルシロップ大さじ1
- 片栗粉大さじ1
- バニラエッセンス数滴を小鍋の中でよく混ぜます。
かき混ぜながら、弱火にかけて、とろりとしたらできあがりです。
かたくなりすぎるようなら、豆乳を少したしてくださいね。
あら熱がとれたら、冷蔵庫でしっかり冷やして使いましょう。
赤ちゃんが食べられる生クリーム代用を使った簡単レシピ!
生クリームといえば、やっぱりケーキ!
しかし、市販のスポンジケーキは、赤ちゃんには甘すぎたり、よくわからない添加物などもはいっていたり、と心配です。
おうちで簡単に作ってみましょう。
とはいっても、丸いスポンジを焼くのはちょっと大変。
卵焼き用のフライパンで、四角いケーキはいかがでしょうか。
ホットケーキの生地を、フライパン全体に流して焼けば完成です!
ふたがない場合は、アルミホイルをかぶせておけばOK。
焼いている間に、代用クリームを作ってもいいですね。
生地がしっかり冷めたら、クリームやフルーツをかざりましょう♪
クリームは厚手のビニール袋に入れて冷やしておくと、角をチョンと切ってそのまましぼり出すことができます。
ホットケーキミックスを使えば、生地作りもあっという間ですが、なくても問題ありません。
もし粉から作りたい場合は、
- 卵 1こ
- 砂糖 大さじ1
- オリーブオイル 大さじ1~2
- バニラエッセンス、またはバニラオイル 少々
- 薄力粉1.5カップ
- ベーキングパウダー 小さじ1
- 豆乳(または水)150cc程度
を上から順に、よく混ぜていけば作れます。
バニラエッセンスは加熱で香りが飛びやすいので、焼き菓子にはバニラオイルの方が向いています。
ただ、香料は必要不可欠ではありませんので、入れなくてもかまいません。
ベーキングパウダーは、アルミフリーのものを選びましょう。
また、ベーキングパウダーを水分と混ぜてから時間を置くと、ふくらみが悪くなります。
混ぜたらすぐに使ってくださいね。
赤ちゃんが生クリームを食べられるのは何歳から?
赤ちゃんにとって、脂肪分の多い生クリームを消化するのは大変です。
まだ、消化器官が未熟なため、体に大きな負担がかかってしまいます。
離乳食で油を食べさせ始める目安は、9カ月以降。
しかも、初めのうちは小さじ1杯が限度です。
生クリームの場合、口当たりも良く、一度に食べる量が多くなりがち。
生クリームを食べ始めるのは、少し体が油の消化に慣れてからの方がいいですね。
1歳くらいを目安にしましょう。
まとめ
まだ、生クリームが食べられない赤ちゃん。
でも、ヨーグルトや豆腐、豆乳など、脂肪分の少ない食材を使って、代用品を作ることができます。
赤ちゃんと一緒のおやつタイムが、ますます楽しくなりそうですね!
うちの子は乳製品がダメなので、豆腐や豆乳のクリームはわりとよく作ります。
ローカロリーでヘルシーなので、授乳中のお母さんのおやつにもおすすめですよ。
材料の分量も、あまりきっちりしなくても大丈夫なので、手軽に作れるのがいいところ。
豆乳クリームの材料に卵を加えれば、カスタードクリームも作れます。
どのクリームも簡単に作れるので、ケーキ以外にも、シュークリームやクリームパン、冷やしてレアチーズケーキ風にしてみたり…。
カボチャやおいものクリームは、スイートポテト風に焼いたり、衣をつけてコロッケにしたりと、月齢に合わせてアレンジもききます。
赤ちゃんの体質や、離乳食の進み具合などに合わせて、どうぞいろいろおためしくださいね。
ちなみに赤ちゃんでも食べられるケーキが売ってるお店もあります。
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