妊娠中の悩み

流産手術は日帰りと入院どっち?日帰り入院で生命保険はおりる?

病室

流産というのは、心身ともにダメージをあたえとても辛いものです。

流産を経験した人にしか、わからないつらさもあるもの。

周りに相談することができずに困っている人は多いのです。
 

流産の状態によっては、出血があったり強い痛みを伴い危険な状態になることもあります。

また、感染症を起こす危険性もあるので場合によっては手術が必要になることも。
 

手術となった場合に、入院なのか日帰りでもできるのか気になる人もいますよね。

そこで、今回この記事では流産手術のだいたいの流れと、費用について調べてまとめてみました。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

Contents

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流産手術は日帰りと入院どっち?

胎児エコー
 
流産になったからといって、必ず手術が必要とは限りません。

流産にも種類があり

  • 稽留流産
  • 進行流産

というものがあります。
 

  • 稽留流産…子宮の内容物がそのまま残っている状態のこと
  • 進行流産…子宮内容物が外に流れ出てきている状態のこと

また、進行流産でも

  • 「完全流産」
  • 「不全流産」

にわけられます。
 

  • 完全流産…子宮の内容物が完全に外に出きっている状態のこと
  • 不全流産…子宮の内容物の一部が子宮に残ったままになっている状態のこと

完全流産の場合は手術が必要なく経過観察でも大丈夫とされています。
 

一方で、不全流産はそのまま放っておくと感染症を引き起こすリスクがあります。
 

ですから、次の妊娠に支障がでないためにも、手術で子宮の内容物を綺麗に取り除く必要があるのです。

流産手術の流れを簡単に説明したいと思います。
 

  1. 手術前の検査
  2. 膀胱を空(から)の状態にする
  3. 子宮頚管を拡げる処置
  4. 麻酔
  5. 吸引法による処置
  6. 子宮内容物の確認
  7. 術後の処置
  8. 退院

おおまかな流れを説明するとこのような流れになります。
 

流産のタイプや、手術を受ける病院によっては流れが変わってくる場合もありますから、しっかりと医師と相談して確認することが大切です。


流産手術が日帰り手術の時生命保険はおりる?

保険
 
妊娠・出産に関わる費用は自由診断となるため、基本的には健康保険は適用になりません

そのため、流産手術でも保険の適応にならない場合もあるのです。

しかし、個人で入っている医療保険や生命保険の場合は保険金がおりる対象になる場合もあります。
 

  • 手術給付金
  • 入院給付金
  • 女性特約

などがあります。
 

入っている保険によってはおりないというケースもありますので、一度保険会社に確認をとることをおすすめします。
 

医療保険を請求する場合に必要なものとしては

  • 診断書
  • 保険会社への請求書類

が必要になります。
 

必要になってくる書類も保険会社によって違うので、確認しましょう。

初期流産の場合は、手術費用が比較的低額で抑えることができますが、後期の流産手術となると、出産と同等の費用がかかってしまうのです。
 

手術費用が原因で、母体に余計なストレスがかかってはいけないので、しっかりと事前にかかる費用を確認しておきましょう。

また、申請を早めにすることで費用を抑えることもできる場合があるので、かかる費用ともらえるお金を早めに確認しておきましょうね。
 

もしも、保険が適用されなくても「高額医療制度」というものもあります。

これは、社会保険に加入していることが条件となります。
 

一か月で10万円以上医療費がかかった場合に適用され、申請すればその世帯の所得状況に応じた金額が還付されるという制度です。

高額医療費制度が使えるかどうかも、合わせて確認しておくと安心ですね。

流産手術は日帰りと入院を選ぶことができる?

選択
 
自分で選ぶことはできません

手術内容や手術後の経過をみて、医師が判断する場合が一般的です。

早く帰りたいから、忙しいからという理由で入院が必要な状態にもかかわらず、日帰りをしてしまうと後々に母体に悪影響が出る場合があります。
 

しっかりと医師と相談し、その状態に応じた対応をとることが大切なのです。


まとめ

いかがでしたでしょうか。

流産手術は状態によっては、入院が必要になることがわかりましたね。

流産には、

  • 「稽留流産」
  • 「進行流産」

があり、それぞれ手術内容が違ってきます。
 

手術が必要だと判断された場合の一般的な流れとしては

  1. 手術前の検査
  2. 膀胱を空(から)の状態にする
  3. 子宮頚管を拡げる処置
  4. 麻酔
  5. 吸引法による処置
  6. 子宮内容物の確認
  7. 術後の処置
  8. 退院

という流れになります。
 

流産は精神的にもとても辛いことでもあり、手術は母体にもそれなりの負担がかかってしまいます。

手術が必要になった場合は、自分が納得できる病院を選ぶということも大切になってくるのです。
 

また、流産手術は後期流産ともなれば、出産費用と同等の金額がかかってしまうことも事実です。

しっかりと、事前にかかる費用と入っている保険を調べておくことが必要ですよ。
 

この記事があなたの役に立つことを祈っています。



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