夏休みなどの長期の休みは、小学生の子どもをどう過ごさせるべきかと悩む親も多いのではないでしょうか。
学童などを利用しているひとだと、ひとりで留守番をする機会もでてきますよね。
親にとっては、小学生の子どもをひとりで家に残すのは心配ですよね。
そこで、今回は小学生だけで留守番をするときの注意点と、何年生から一人で留守番をさせる家庭が多いのかを調べてみました。
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夏休みに小学生を留守番させるのは何年生から?
一般的には、公立の学童が3年生までしか預かってもらえないという理由から、4年生から一人で留守番をさせる家庭が多いことがわかりました。
早い子では、1.2年生から一人で留守番をしていたという子もいるようです。
最近は、共働きの世帯が増えたこともあり、どうしても一人で留守番をしなければならない場面が増えてきた影響なのでしょうか。
一人で留守番をさせられると判断するのは、その子の性格や各家庭環境にもよるので、一概に何年生からOKとは言えないのが正直なところです。
また、どのくらい留守番をするのかによっても変わってきますよね。
ですから、留守番ができるか判断するのは学年や年齢ではなく、その子の性格に合わせて検討することが大切だといえます。
「留守番をできるか見極める」基準としては
- きちんと親の言いつけが守れるか
- 危ないこと、やってはいけないことを理解できているか
- 万が一なにかあった時にすぐに対応できるか
留守番は、不測の事態がつきものですから、安全に留守番できる環境を整えておくことがとても大切なのです。
小学生を留守番させるときの注意点
小学生の留守番には、危険がたくさんあります。
子どもだけで留守番をさせる場合、どんなことに注意するべきなのでしょうか。
戸締りをしっかりする
子どもに留守番をさせるときは、すべての窓やドアの戸締りを徹底させましょう。
- 玄関の鍵は2重ロック、チェーンロックも忘れない
- 小さな窓も含め、すべての窓やドアを施錠すること
- 自分でカギを勝手に開けない事
これらを徹底することで、防犯対策にもつながります。
戸締りは、子どもの命を守るうえでもしっかりと徹底して守る事が大切です。
電話にはでない
- 留守中にかかってきた電話には子どもには出ない
- 特定の人以外の電話は出ない
ようにしましょう。
やむおえず、子どもに電話対応をさせる場合は、親がいないということがわかるような返答をさせてはいけません。
親が何時に帰ってくるのかというような質問にも、子どもは無意識のうちにこたえてしまう可能性もあります。
心配な場合、一番は「電話に出ない」を徹底したほうが、安心安全ということに間違いないと思います。
来客が来てもでない
- 留守番中にインターホンが鳴っても対応しない
- 特定の人以外対応は避ける
ようにしましょう。
なかには、宅急便や業者の人を装って、鍵を開けさせるという手口を使う悪い人もいます。
いつどんな時になにが起きるかわかりませんから、たとえ業者の人であっても来客の対応はしないということを徹底するべきです。
また、鍵をあけなければいいとインターホンにでてしまう子どももいますが、そこで「親がいません」などと言ってはもっと危険です。
親がいないということをわからせないためにも、インターホンにも気を付ける必要があります。
火器などの危険なものは一人で使わない
ガスなど危険なものは子どもに触らせないようにしましょう。
たとえ、使い方を知っていたとしても、消し忘れなどの危険性もあります。
不測の事態を考えれば、一番は使わないに越したことはないでしょう。
災害が起こった場合に対応できるようにしておく
災害はいつどこで起こるかわかりません。
いつ災害が起こってもいいように、予め、避難する場所、対応の仕方を伝えておくと安心です。
また、地震などの災害が起きたときの状況を想定して、
- 家族同士が連絡を取り合う方法
- 家族の集合場所
を話し合って決めておきましょう。
夏休み中に留守番させるときのお昼ご飯はどうする?
子どもが一人で火を使うのは心配ですよね。
ですから、子どもが留守番をしている間のお昼ご飯は火を使わない簡単なものにしておくのが安心です。
一番安心なのは「お弁当をつくっておくこと」
お弁当は、火を使わずにそのまま手軽に食べる事ができるので親としては安心できますよね。
ほかには、
- レンジでチンするだけで手軽に食べれる冷凍食品
- お湯を入れるだけで食べられるカップラーメン
などもあります。
毎日、お弁当を作るのも大変だという人は、たまには冷凍食品やカップラーメンに頼る日があってもいいかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
夏休みに小学生が一人で留守番をするのは一般的には4年生からという家庭が多いことがわかりましたね。
しかし、子供だけの留守番には不測の事態がつきものですから、リスクをしっかりと理解したうえで判断するのがいいでしょう。
小学生の子どもが一人で留守番をする際には
- 戸締りをしっかりとする
- 電話にはでない
- 来客の対応はしない
- 災害が起こっても対応できるようにしておく
これらを徹底し、子どもに伝えることが必要です。
万が一なにかあってもいいように、しっかりと周りの環境を整えてあげましょう。
この記事があなたの役に立つことを祈っています。
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