妊娠中の悩み

妊婦が花火大会に行くと危険?音や煙はお腹の赤ちゃんに影響ある?

花火大会

日本の夏といえば、花火大会!

大迫力で次々に打ち上げられる、色とりどりの花火は、日ごろの疲れも吹き飛ばしてくれますね。
 

でも、ちょっと待ってください!?

あのお腹に響く大きな音!!

余韻とともに漂う煙…。
 

もしかして、お腹の赤ちゃんに良くないのでは・・・??

妊婦が花火大会に行くのは危険なのでしょうか!?
 

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妊婦が花火大会に行っても大丈夫?音や煙は赤ちゃんに影響する?

手持ち花火
花火大会は、遠くで見てもきれいですが、やはり会場で見たいという妊婦さんもいますよね。

花火を打ち上げる大きな音や、火薬の煙は、赤ちゃんに影響があるのでしょうか。
 

結論からいうと、花火大会の「音」は妊娠中でも心配いりません。

お腹の中の赤ちゃんは羊水に包まれていますので、打ち上げの「ドーン!」という音もはっきりとは伝わらないのです。
 

しかし、「煙」は違います。

花火は、あの美しい色を出すために、火薬と金属を燃焼させます。

花火の煙は、その結果、人体にも有害な硝酸バリウムや過塩素酸カリウムなどを含んでいるのです。
 

硝酸バリウムは、呼吸器系に作用して、ぜんそくの症状などを引き起こします。

妊娠中はお薬も制限されますから、ぜんそく持ちの妊婦さんでしたら、より注意が必要になりますね。
 

過塩素酸カリウムは子どもの甲状腺に異常を起こさせることが心配されます。

そんなことを知ってしまうと、妊娠中だけでなく出産後も、煙を吸ってしまうような近さで子どもと花火を見ることははばかられてしまいます…。
 

参考までに、子どもたちが大好きな手持ち花火はどうでしょうか。

花火大会に行かれないなら、せめて手持ち花火で遊ばせてあげよう―――なんて、思った方もいるでしょう。
 

しかし残念なことに、手持ち花火からは毒性の強い亜硫酸ガスが発生します。

手持ち花火で遊ぶ時は、大人も子どもも、そしてペットなども煙を吸わないように気をつけてくださいね!
 


妊婦が花火大会に行くときの注意点は?

混雑
妊婦さんが花火大会に行くときに、注意すべきは煙だけではありません。

妊娠中に花火大会に行くなら、どんなことに気をつければよいのでしょうか。
 

人混み

2001年に起きた、「明石花火大会歩道橋事故」をご存じでしょうか。

異常な混雑の中、人々が折り重なって倒れてしまい、死者11人・重軽傷者247人を出した痛ましい群衆事故でした。

そこからもわかるように、人混みは、それだけで大きな危険をはらんでいます。
 

私も以前野外ライブに行った際、押し寄せる群衆に挟まれて足が宙に浮いてしまい、そのまま前に後ろに翻弄されて怖い思いをしたことがありました。

妊婦さんの場合、おなかを圧迫されたり、転倒したりすることで赤ちゃんの命に関わる事故になりかねません。

妊娠中は混雑するメイン会場ではなく、ちょっと離れたところからゆったりと見物するのがおすすめです。
 

暗さ

花火大会ですから、行きはともかく、帰るころには足元もおぼつかない暗さになります。

転倒の危険が増しますし、混雑と見通しの悪さでトイレなどに行くのも一苦労です。
 

妊娠中はトイレが近くなったり、急な破水や体調不良が起こらないとも限りません。

いざという時の対応に手間取るような場所は、妊婦さんには不向きといえるでしょう。
 

こちらもメインの会場はやめて、街中の屋上や高層階のカフェなどから見るようにすれば、万一の時に病院への移動も安心感がありますね。

妊婦さん自身と、お腹の赤ちゃんのために、穴場を探してみませんか?
 

トイレが不便

花火大会に限らず、イベント会場に設置される仮設トイレは和式のものが多いですよね。

スペースも狭く、お腹の大きな妊婦さんにはちょっと大変かもしれません。
 

また、たくさんの見物客で行列ができることもしばしば。

妊婦さんは膀胱を圧迫されて、トイレが近くなりやすいので、その点でも不向きと言わざるをえません。
 

どうしても近くで見たい場合は、せめてトイレへのアクセスのよい場所を確保したいですね。
 

妊婦が花火大会に行くときの便利グッズ

マスク
妊婦さんが花火大会に行く場合、どんなものを用意すれば快適に過ごせるでしょうか。

便利なグッズをまとめてみました。
 

マタニティマーク

周囲の人に、自分は妊婦だと知らせるための目印です。

具合が悪くなったりしたときに、対応してもらいやすくなります。
 

ただ、花火大会の人混みと暗さでは目立ちませんし、イベント事の後は普通の人でも結構疲れています。

私もお腹が大きい時に、そんな人たちでごった返す電車に乗り合わせたことがありました。

でも残念ながら、疲れた人たちの集団がマタニティマークに目を留めてくれることはありませんでした。
 

経験から言えば、席に座ることもできず、満員に近い電車の中で、長時間お腹を守ろうと小さくなっているのはかなりのストレスです。

せっかく花火大会を楽しんでも、これでは台無しですね。

マタニティマークをつけた上で、移動手段などは事前にしっかりと確認しておきましょう。
 

産褥パッド

私は勉強不足で、出産するまでこの存在を知らなかったのですが…。

生理用ナプキンより大きくて吸水量も多い産褥パッドは、急な破水の時にも役立ちます。
 

破水って、始まると延々と水が出てきてしまい、そのままでは車に乗るのも厳しいのです。

そんな時も、産褥パッド(さんじょくパッド)を当てておけば大丈夫!

念のために着替えの下着やバスタオルなども用意しておけば、さらに安心です。
 

どうせ使うものですから、大きいサイズを買っておきましょう。
 

マスク

暑い時期にマスクをするのはイヤかもしれません。

けれども、マスクを持っていく理由は二つあります。
 

一つは、感染症の予防

妊娠中は免疫力が下がっていますし、病気にかかっても薬が使えないこともあるので、病気の予防は重要です。
 

もう一つは、煙やにおい対策です。

前述の通り、会場周辺では有害な煙を吸い込む可能性が高くなります。

また、今まで平気だったにおいが、妊娠中はなぜか耐えがたいほどイヤになってしまうなんてこともよくありますよね。
 

すぐに使う気がしなくても、とりあえず、いつでもバッグに入れておくといいですよ。
 

虫除けグッズ

蚊に刺されることで感染するデング熱なども、夏には怖い病気です。

痒さだけでなく、感染予防のためにも虫除け対策をしてお出かけしましょう。
 

とはいえ、肌も敏感になる妊娠中は、長袖長ズボンで肌の露出を減らしたり、直接肌につけるものよりは、薬剤散布型の虫除けグッズを選ぶのがおすすめです。
 

保冷剤など

妊娠中は体温が高めなので、屋外の暑さと人混みの熱気は居心地が悪いかもしれません。

保冷剤やネッククーラー、扇子や携帯扇風機など、好みのグッズで暑さ対策をしていきましょう。

保冷剤派の人は、お弁当サイズの保冷バッグなどにいくつか詰めていくと長時間冷たいまま使えますよ。
 

授乳ケープ

妊娠中は、急な寒気を感じることもあります。

暑さ対策をしつつ、寒さ対策もしていきましょう。
 

羽織るものや薄手のひざ掛けなどもよいですが、私のおすすめは授乳ケープです。

体をすっぽりと包むこともできるし、ひざ掛けにもなる優れもの。

さらに、生まれたばかりの赤ちゃんに使うものとあって、肌触りもよいのがうれしいポイントです。
 

いずれ用意するつもりならば、早めに用意して便利に使っちゃいましょう!
 

レジャーシートと座布団

屋外で見る場合、落ち着いて腰を下ろせる場所の確保も大切です。

レジャーシートもできればペラペラのものでなく、クッション性のあるものの方が疲れにくいでしょう。
 

また疲れた時に寄り掛かったり、枕にしたり、楽な体勢をとるための支えにしたりと意外に便利に使えるのが座布団です。

クッションよりも薄いため、折ったり丸めたりすれば自分好みの厚さでつかえるのもよいところです。
 

懐中電灯

携帯用のライトを持っていると、足元が不安な時に役立ちます。

また、夜道を歩く際の交通事故防止にも役立ちますよ。
 


まとめ

夫婦で花火
花火大会で心配される大きな音は、胎児には特に問題ないことがわかりました。

ですが、煙や人混みなど、妊娠中に避けた方がよい要素が多いのも事実。

妊婦さんが花火大会を楽しむならば、人混みを避けて、移動の便が良いところから見るのがよさそうです。
 

また、妊娠中は思わぬ体調の変化が起こることもあります。

私も、安定期だから散歩に出かけたら、急に貧血を起こして動けなくなってしまったことがありました。

それに、予定日はまだでも、急に産気づく可能性だって否定できません。
 

以上のことを踏まえて、妊娠中の花火大会へは、決して一人では行かないでくださいね

安全第一で心から花火を楽しめたなら、お母さんのうれしい気持ちは、きっと赤ちゃんにも伝わりますよ♪



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