離乳食

牡蠣は何歳から食べられる?食べさせる時の注意点

牡蠣

牡蠣はとても栄養価の高い食材ですが、大人でも牡蠣にあたって嘔吐や下痢といった食中毒になったりしますよね。

また、牡蠣アレルギーが出るかもしれない不安や心配がある・・・といったママたちが多いようです。

かわいいわが子が初めての牡蠣で食中毒を起こしては大変ですので、子供に食べさせるときの注意点を知っておくべきですね。
 

それでは、一体牡蠣は何歳から食べられるのか、食べさせるときの注意点は何かをご紹介します。

Contents

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牡蠣は何歳から食べられる?

牡蠣
 
牡蠣は柔らかくて消化吸収の良い食材ですので、子供でもおいしく食べることができるんです。

海のミルクとも言いますから、栄養価は高いですよ。
 

牡蠣を食べさせて良い時期は、

  • 離乳食中期(生後7~8か月頃)・・・△
  • 離乳食後期(生後9~10か月頃)・・・〇

とされています。
 

はじめて離乳食で食べさせるときには、牡蠣のだし汁を使ったズープ・おかゆなどから始めてみましょう。

最初は味に慣れることから始め、無理にこの時期に食べさせたりしなくても大丈夫ですので、体力や消化機能がしっかりしてくる2歳を目安に食べさせると良いでしょう。
 

ほかの貝類と比べて噛み切りやすい食材でもあり消化しやすいので、離乳食にして与えること自体は問題はありません。

様子を見ながら食べさせてあげましょうね。


子供に牡蠣を食べさせる時の注意点

牡蠣
 
大人でも食中毒が起こる可能性のある牡蠣ですので、子供にも牡蠣を食べさせるときに注意してほしい点があります。
 

はじめて牡蠣を食べさせるときは、この2点に注意しましょう。

  • 中まで十分加熱をしてから食べさせること
  • 牡蠣にはアレルギーの可能性があることを把握しておくこと

 

また、外出先での牡蠣は加熱の確認もできませんので、子供に食べさせることはあまりしない方が良いです。

必ずご家庭で調理して、しっかりと加熱処理が確認できた牡蠣を食べさせましょうね。

もしもの時に!アレルギーや食中毒になったときの対処法

 
まずは牡蠣の食中毒についてご紹介します。
 

牡蠣はノロウイルスによる感染症なのですが、牡蠣にあたると

  • 半日~2日程度の潜伏期間て
  • 腹痛や下痢といった激しい症状が突発的に発症
  • 気持ち悪くて嘔吐
  • トイレから出られなくなる

といった辛い症状が続きます。
 

わが子がこのような症状で苦しむのは耐えられません!

でも万が一食中毒になってしまったらどのような対処法をすれば良いでしょうか?
 

牡蠣にあたれば嘔吐や下痢を繰り返しますが、これは身体が頑張ってウイルスを体外に出そうとしているからなんです。

中には下痢を止めようとして下痢止めを自己判断で飲んでしまう人がいますが、この行為は逆効果になるためやってはいけません。
 

一番重要なのは脱水症状にならないように水分を十分に補給することです。

下痢の場合は体内からどんどん水分が放出されているので、水分補給を忘れないようにしましょう。
 

水の他にスポーツドリンクがおすすめです。

一回にたくさん飲むのではなく、ゆっくり数回に分けて飲んでいくと良いですよ。
 

牡蠣による食中毒は特効薬がないので、病院では脱水症状の予防で点滴をしたり、下痢止めを処方されます。

通常2~3日で改善するのですが、小さいお子さんは症状が長引いてしまったり症状が非常に重くなることもあるので注意が必要です。

しかし、食中毒の症状が長引く続く場合は牡蠣アレルギーの疑いがあるので早めに病院で受診する必要があります。
 

それでは次に、牡蠣アレルギーについてご紹介します。
 

牡蠣アレルギーの症状としては、

  • じんましん
  • 発疹
  • のどの痒み
  • 下痢
  • 腹痛
  • 嘔吐

などがあり、生牡蠣を食べたり牡蠣を含む食品(オイスターソースなど)を食べた時に発症します。
  
これらのアレルギー症状の他にも、アフィラキシーショック(血圧低下・意識障害・呼吸困難などを引き起こします。)といった命に関わるアレルギー反応が出る可能性もあるのです。                                                           
 

アレルギーの場合、牡蠣を食べてから1~2時間で発症する場合が多いですね。(潜伏期間はありません)

アレルギー反応が出たときに意識がもうろうとしている場合は、アナフィラキシーショックの前兆の可能性があるため、意識があるうちに救急車を呼び早めの処置をしてください。

そして、アレルギー症状が2つ以上同時にあらわれた場合にはアナフィラキシーショックを引き起こしますので細心の注意が必要です。
 

下痢などの症状は、アレルギー物質を体内に排出しようとしているため、無理に止める必要はありません。

しかし、嘔吐や下痢・腹痛といった症状が長く続くようであれば病院で受診をしましょうね。


まとめ

牡蠣は消化に良い食材であり、生後7~8か月の赤ちゃんから離乳食として食べることができます。(スープからですよ)

子供に与えるときには、牡蠣のだしを使い味に慣れさせることから始めましょうね。
 

そして牡蠣を食べて食中毒が出た場合は、まずは脱水症状にならないように水分を十分にとる必要があります。

症状が改善されなければ、早めに病院を受診してください。
 

そして牡蠣アレルギーですが、アナフィラキシーショックになる可能性がないとも言えませんので、何か異変を感じたら早急に病院で受診をしてください。

アレルギーの場合はじんましんや湿疹がが出るのが特徴となります。
 

牡蠣はとても大好きな食材ですが、子供たちには小学校に入るまで食べさせたことがありませんでした。

私の中では、子供には牡蠣はダメといった思い込みをしていたので、離乳食にも使えるなんて大変な驚きです。(子供もたくさん食べてくれそうですね。)
 

牡蠣エキスのスープなどでおかゆを作ってあげると、普通のおかゆよりも栄養価が高い離乳食ができます。

はじめて食べさせるときはアレルギーの心配もありますが、牡蠣はとても良い食材ですので離乳食の仲間入りをしてみてはいかがでしょうか。
 

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