食べ物

妊娠中にケーキを食べたくなった!食べても大丈夫!?

ショートケーキ

妊娠中は体調の変化や、赤ちゃんへの影響を考えて、それまで以上に食べるものが気になります。

でもガマンも多い妊婦さん、甘いケーキがどうしてもたべたくなっちゃうことだってありますよね!
 

私もつわりがおさまってからは、時々どうしても生クリームたっぷりのいちごショートが食べたくなって、何度も何度も体重計に乗っていました。

そこで今回は妊娠中にケーキを食べてもよいのか、また食べるならどんなものがよいのかまとめてみましたのでご覧くださいね。
 

Contents

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妊娠中にケーキを食べても大丈夫?

どちらともいえない

妊娠中は必要以上の体重増加や胎児への影響を考えて、普段の食事にもいつも以上に気を遣いますよね。

それでは、妊婦さんは甘いケーキを食べても大丈夫なのでしょうか。
 

「ケーキ」と一口に言っても中身はさまざま。

カロリー等に気を付ければ問題のないものもあれば、やはり妊娠中は避けた方が良いものもあるんです。
 

これから妊娠中にケーキを食べる時の注意点をまとめていきますので、ぜひ一度目を通してみてくださいね。
 


妊婦がケーキを食べる時の注意点は?

妊婦がケーキを食べる時の注意点を3つ紹介します。

肥満について

妊娠中にケーキを食べる際、まず気になるのが

  • 高脂肪
  • 高カロリー

であること。
 

母体が肥満だと、妊娠糖尿病、妊娠高血圧症候群などのリスクが高まると言われています。
 

しかしこれは、妊娠してから肥満になった場合よりも、妊娠時にすでに肥満であった場合の方がよりあてはまるようです。

時々食べるくらいならば、必要以上に警戒することはないですね。
 

ただし、妊娠中とはいえ「赤ちゃんの分まで二人分食べていい」というのは間違い!

私のようにあまり気にしすぎててしまうのもストレスになって良くありませんが、あっという間に太りすぎてしまうこともありますので、摂取カロリーには日ごろから気を付けるようにしましょう。
 

リステリア菌の問題

リステリア菌はナチュラルチーズや生野菜、生ハム、スモークサーモンなど加熱処理されていない多く食べ物に存在します。

塩漬けや冷蔵にも耐える強い菌で、冷蔵庫の中でも増殖を続けるそうです。
 

妊婦さんを始め免疫力の低下している人に感染することがあります。

感染すると体にいろいろな異常が現れてそれだけでも危険なのですが、特に妊娠中は流産や早産のリスクが高まるため注意が必要です。
 

ケーキの中には輸入されたナチュラルチーズを使っているものもあります。
 

ナチュラルチーズという響きだけでとっても美味しそうですが、輸入物は加熱殺菌されていないので避けたいところ。

レアチーズケーキやティラミスなどはしばらくやめておいた方が良さそうです。
 

生のフルーツなどを使ったケーキも、なるべく早く食べきってしまう方が安心だと思います。
 

アルコールの問題

昔は缶ビール一缶くらいなら大丈夫!なんて話もあったようですが、現在はそうではありません。

少量でも影響が出ることがわかってきたそうで、ケーキもきちんと選んだ方が良いですね。
 

例えば贈答用などのお酒を使ったゼリーの中には、風味づけや保存性を高めるために2%以上のアルコールを含むものもあるそうです。
 

アルコール濃度2.2%のゼリー一個で、なんとビールコップ1/3杯に相当するアルコール量なのだとか!
 

私にも経験がありますが、妊娠中の禁酒はお酒好きにとってはかなりきついものですよね。
 

ケーキに入っているくらいならいいかな、とつい油断してしまいそうになりますが、妊娠中のアルコールは胎児性アルコール症候群の原因となります。

大切な赤ちゃんのため、こちらも少しの間我慢した方が良いでしょう。
 

実をいうと、私は子どものころにいただき物のケーキに含まれているアルコールでクラッとしてしまった経験が何度かありました。

基本的に焼いてあるケーキからはアルコールが飛んでいるはずなのですが、心配な時はお店の方に確認して購入するのが安心ですね。
 

またスーパーやコンビニに置いてあるようなケーキにはたくさんのアルコールは含まれていないのが一般的です。

それなら安心かと思いきや、代わりに保存料や添加物がたくさん含まれていることもあります。
 

おなかの中の赤ちゃんは、体も小さく未熟なためそういったものの影響も大きくなります。

赤ちゃんのため、また妊婦さんご自身やご家族のためにも、これを機にケーキを買う前にぜひ原材料表示もチェックしてみてください。
 

妊婦におススメのケーキレシピ

以上のことを踏まえて考えると、妊娠中のケーキはできることなら手作りでも楽しめるといいですよね。
 

ニンジンやカボチャなどの野菜、お豆腐や鉄分豊富なプルーンなどヘルシーな材料で手作りされている妊婦さんもたくさんおられます。

また国内産のチーズを使うことで妊娠中でもチーズケーキを楽しめるのもうれしいポイントです。
 

ここで簡単なレシピを一つご紹介しましょう。
 

手作りキャロットケーキ

キャロットケーキ

レシピ

すりおろしたニンジン一本に、お砂糖・オリーブオイルを大さじ2程度、卵2個、さらにホットケーキミックスを一袋加えたところに50ccほどの豆乳でもったりとした生地にします。

それをパウンドケーキ型などに流し入れ、180度に予熱したオーブンで30分ほど焼けばキャロットケーキのできあがり。

 

ニンジンを蒸かしてつぶしたカボチャやさつまいもに変えてもいいですね。

生地の硬さは豆乳の量で調節してください。
 

たくさん食べたいときにはお砂糖の量を減らしてみるなどいろいろアレンジもできますし、はちみつや牛乳を入れなければ生まれたお子さんの離乳食にも活用できますよ。
 


まとめ

妊娠中のケーキも、きちんと選べば安心して食べることができますね。
 

私も一人で食事をしていたころは栄養のこと、病気のことなどあまり気にもかけずにいましたが、赤ちゃんのため!と思う時間が増えると自然と選ぶもの作るものが健康的なものにシフトしていきました。
 

時には大変な日もあるけれど、好きなものを食べた幸せはきっとおなかの赤ちゃんにも伝わるはず。

妊娠中だからとガマンしすぎずに、親子で楽しいスイーツタイムをお過ごしくださいね。
 

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