子どもの病気

赤ちゃんの耳が臭い原因は?耳掃除の仕方!病院は何科にいく?

耳

ふと、赤ちゃんの耳をかいでみたら、めちゃくちゃくさい臭いがしたときはありませんか?

赤ちゃんって、自然といい匂いのイメージですよね。

そんな赤ちゃんから変なにおいがしたら、「もしかして病気なの!?」なんて心配してしまいますよね。
 

赤ちゃんの耳のにおいは、病気にかかっている合図でもあることをご存知でしたか?

では、耳がくさいことで考えられる病気はなんなのか。
 

そして、耳のお手入れは親がしていいものなのか

これらの疑問を調べてまとめてみましたので、ぜひ参考にしてくださいね。

Contents

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赤ちゃんの耳が臭い原因は?


 
そもそも赤ちゃんの耳がくさくなる原因はなんなのでしょうか。

それは、「耳垢」にありました。
 

赤ちゃんの耳は、大人よりも小さいため耳垢がたまりやすくなっています。

そして赤ちゃんは、ずっとあおむけで寝ている場合がほとんどですよね?
 

あおむけで寝ていると、泣いたときにでる大量の涙が耳に流れ、耳の中にたまります。

さらに、顎が上がっている状態であれば、よだれも耳の中に入ってしまうのです。
 

この涙とよだれが、耳垢を蒸すことになりくさい臭いを発する原因となっていたのです。
 

耳垢のほとんどが、耳の中の古くなった細胞のカスみたいなものでできており、それにホコリやゴミが入ることで耳垢のおおきな塊となります。

これが、中で蒸れてしまうと臭くなるのはもちろんですが、中耳炎などの病気を引き起こす原因にもなるので普段のケアが必要になってきます。
 

また、赤ちゃんの耳垢には、正常な色と心配な色があるので注意が必要です。

正常な耳垢の色

  • クリームっぽい色
  • 黒っぽい色

心配すべき耳垢の色

  • 赤っぽい色
  • 鮮やかな黄色い色

正常な耳垢であれば問題いりませんが、もし赤っぽい色、黄色い耳垢がでてきたときは、耳の中で炎症を起こしている場合があるので、医師の診察を受けることをおすすめします。
 


赤ちゃんの耳掃除の仕方は?


 
赤ちゃんの耳のケア方法をご紹介します。

耳掃除は基本的にベビー綿棒などの細いものを使って掃除してあげましょう。

そして耳掃除にはいくつかコツがあります。

  • お風呂あがりの耳垢がふやけたころに掃除をする
  • ガーゼで耳穴の周りをふき取り、耳の裏も掃除する
  • 綿棒を無理やり奥に押し込まずに耳穴の入り口付近を優しくふきとる

 

赤ちゃんの耳掃除をするときは、力加減に気をつけて優しく掃除をしてくださいね。
 

なぜなら赤ちゃんの耳はとてもデリケートにできているので、無理やり奥に押し込んだり力強く掃除してしまうと、耳の中で炎症を起こす危険があるからです。
 

そして、掃除をする頻度ですが、毎日やらなくても大丈夫です。

大人の耳掃除もそうですが、毎日やると耳の中が痛くなることはありませんか?
 

いじりすぎることで、逆に耳の中を傷つけてしまうおそれがあるので多くても一週間に一度掃除してあげれば大丈夫ですよ!

耳の裏の垢は、毎日ガーゼでこすってあげても問題はないので優しくふき取ってあげてくさいね。

耳だれ・膿は病気のサイン?心配な場合は何科へ行く?


 
注意しなければいけないのは、

  • 耳だれを起こした場合
  • 膿が出てきた場合

です。

耳垂れとは、耳の周りに黄色くカサカサになった垢みたいなものがついていたり、黄色や白っぽい液体が流れていたりすることをいいます。
 

黄色くカサカサしたものがついている場合は、あまり心配することはないので優しくガーゼでふき取る程度で大丈夫です。
 

しかし、黄色や白っぽい液体がでていて異臭もするような耳垂れは要注意です。

中耳炎や赤ちゃんが風邪をひいている可能性があります。

また、アレルギーだったという場合もあるのです。
 

そもそも中耳炎というのは、鼓膜の奥の中耳という部分に膿がたまっている病気で、この場合は耳垂れが起きている場合にかかっている可能性が高いものです。

赤ちゃんの機嫌が悪い時は、この中耳炎にかかっている可能性が高いので早めに医療機関に行くようにしてください。
 

しかし、「医療機関ってどこにいけばいいの?」

小児科?」「耳鼻科?

と迷っている人もいますよね。
 

基本的にはどちらでも見てくれますが、小児科と耳鼻科では診察できることの範囲が違ってきます。
 

  • 耳垂れから風邪などの症状が疑われる場合・・・小児科
  • 風邪などの症状がない場合・・・耳鼻科

がおすすめです。
 

なぜなら、耳鼻科は中耳炎の際に鼓膜切開をしたり、耳の奥の中までみれるので、どんな耳の病気にかかっていても処置することが可能です。

聴力や感覚器などの検査にも対応していることから、耳の病気が疑われるような場合は耳鼻科にいくのをおすすめします。


まとめ

いかがでしたでしょうか。

赤ちゃんの耳がくさい原因をわかってもらえたでしょうか。

注意しなければいけないのは

  • 中耳炎にかかっている場合
  • 風邪をひいている場合
  • アレルギーの場合

赤ちゃんの耳がくさいことで起こっている病気はいずれかにかかっている場合があるので変だなと思ったら早めに医療機関に行くことをおすすめします。
 

大切な赤ちゃんの耳ですから、大人がケアできるのであればしっかりと丁寧にしてあげてくださいね。

この記事があなたの役に立つことを祈っております。



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