なんでかわからないけど、だるい・・・。
この頃、ずっと微熱が続いている・・・。
調子が悪いのに、原因がわからないと、だんだん心配になってきちゃいますよね。
不安になって、とりあえずかかった内科で風邪薬を出されたり、なのに飲んでもちっとも効かなかったり。
そんなことを繰り返しているうちに、「見えないところで別の病気が進行しているのかも!?Σ(゚Д゚)」なんて思って、ますます調子が悪くなったり。
それ、もしかしたら女性特有の症状かもしれません。
微熱が続いてだるい時に、婦人科をおすすめする理由をまとめてみました!!
Contents
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微熱が続いてだるい時は婦人科に行った方がいい?
微熱が続いてだるい時、婦人科で診つけてもらえる原因には、どんなものがあるのでしょうか。
例を挙げると、
月経前症候群(PMS)
月経前は、ホルモンバランスの乱れなどによって、さまざまな不調が現れやすい時です。
特に生理が始まる前に症状が出て、月経が始まると良くなることを繰り返している人は、月経前症候群かもしれません。
妊娠
排卵日から2週間を過ぎても微熱が続く場合は、妊娠が原因かもしれません。
思い当たる場合は、ぜひ確認してみてくださいね(^-^)
更年期障害
更年期障害は、近年30代でも発症するといわれています。
年齢に関わらず、気になるときは婦人科で相談してみましょう。
一方、体のどこかに炎症が起きていたり、慢性的にストレスを感じていたりといった、心や体の問題が原因で微熱が続くこともあります。
例えばアレルギー体質の人は、目に見えてアレルギー反応が出ていなくても、季節の変わり目には微熱が続くことが多いそうです。
だるい時は、原因を考えるのさえおっくうになりがちですが、あまり微熱が続くのも心配ですよね。
思い当たることがある場合にはその専門医に、よくわからないときには婦人科にかかってみてはいかがでしょうか。
微熱やだるさは自律神経の乱れ?更年期障害?
自律神経とは、交感神経と副交感神経のこと。
自律神経は私たちが意識せずとも、
- 心臓を動かし
- 食べ物を消化し
- 体温を調節し
その他体中の多くの部分をいつでもちょうど良くなるように調節してくれています。
ですから自律神経のバランスが崩れると、心身に不調をもたらすのも納得ですね。
自律神経は守備範囲が広いため、どこに不調が現れるかは人それぞれ。
長く続く微熱やだるさも、自律神経失調症が原因かもしれません。
では、自律神経を乱す原因はなんなのでしょうか。
生活の乱れ
そもそもヒトは、朝日が昇れば起きて、夜暗くなれば眠る動物です。
しかし、
- 夜更かしを続けてしまったり
- 夜勤の仕事に就いていたり
何かにつけて不自然な生活リズムになってしまうこともありますよね。
そうした生活を続けていると、自律神経が乱れます。
私も学生時代、寝る間を惜しんで課題に取り組んでいたら、頭痛や微熱、食欲不振など「早く寝ろ!」と言いたげな症状が続くようになったことがありましたっけ。
起きている間中どこかしら調子が悪く、病院で診てもらったところ、「自律神経失調症」と太鼓判を押されてしまいました(^^;)
大人になっても、規則正しい生活を甘く見ちゃダメなんですね。
ストレス
強いストレス、特に精神的なストレスが続くことでも、自律神経が乱されます。
例えばすごく緊張すると、急に心臓がバクバクしたり、汗がだらだら出てきたり・・・。
これは自律神経の内、交感神経が猛烈にがんばっていることによるものです。
それでも、その後ゆったりとリラックスすることができれば、今度は副交感神経が優位になりバランスがとれるから大丈夫!
ですが、ストレスや緊張が強すぎて力が入りすぎた状態が続くと、自律神経のバランスも崩れてしまうのです。
ホルモンバランスの乱れ
女性ホルモンと自律神経は、同じ視床下部につかさどられています。
そのため、女性はホルモンバランスの乱れから自律神経に影響が及びやすいのだそうです。
女性がかかりやすい年代別婦人科系の病気
20代
月経困難症
月経痛や吐き気などが強く、生活に支障をきたす状態です。
私も20代の頃に経験がありますが、本当に、心の底から「腰から下を切って捨てたいっ!!!!!」と思うほどの痛みで、起き上がることすら困難でした(;´д`)
せめてもの抵抗で、重くだるい足を、気力で積み上げた本や雑誌の上に乗せてみますが、焼け石に水・・・(T_T)
いろいろと調べたところ、月経困難症の対処法としては、
- 痛みが出る前に「鎮痛剤」を使う
- 動ける時に、婦人科に相談する
というのが、一番良いみたいですね。
鎮痛剤は痛みを抑えるお薬ですが、実は、痛みがひどくなってからではちっとも効きません!
「もうすぐ痛みが来る」と察した時点での、早めの服用がオススメです。
また、月経困難症の原因も一つではありません。
若い人は病気でなくても月経困難症になりやすい傾向がありますが、中には子宮内膜症などの病気が原因で痛みが強くなっている人もいるのです。
原因はどちらにせよ、婦人科に相談することで、症状を改善することができます。
生理とは長いつきあいですから、ムリせず専門のお医者さんに診てもらいましょう(^^)
婦人科が初めての人、診察に不安のある人は、女医さんのいる病院を探してみるなどするといいかもしれませんね。
生理痛があるときは、血流も滞りがちです。
とりあえず、今の痛みをなんとかしたいという時には、鎮痛剤に加えて、
- 腰まわりを温めたり
- 運動をして血流をアップさせる
なども有効ですよ!
卵巣機能不全
生理の周期が乱れたり、生理が止まる、無排卵になるなどの症状が出ます。
ダイエットをしている人にも起こりやすい症状ですよね。
放っておくと、将来妊娠しにくい体になってしまうこともあります。
栄養のバランスを考えた食事をとるなど、生活を見直してみてください。
30~40代
子宮筋腫
子宮に良性のコブができる病気です。
- いつもより経血が多い
- 生理が長い
- 生理痛がひどい
そんな時は、子宮筋腫が疑われます。
良性なのであわてる必要はありませんが、貧血や不妊などで間接的に悩ませられることもあります。
一度婦人科で診てもらうと安心ですね。
子宮内膜症
子宮内膜症は、子宮内の病気のような名前ですが、そうではありません。
本来子宮腔だけにあるはずの子宮内膜が、別のところに増殖してしまう病気です。
下腹部周辺に増殖した場合は、
- 下腹部や股関節の痛み
- 性交痛
- 排便痛
などが発見の目安となります。
ですが、時には子宮から遠く離れた肺などの臓器で起こることもあるので注意が必要です。
月経と連動して血痰が出る、というような場合は、内科よりも婦人科にかかった方が発見が早いかもしれませんね。
卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)
卵巣の一部に袋状の腫瘍ができ、その中に液体がたまって膨らんでくる病気です。
一般に無症状ですが、ひどくなって患部がねじれたり、破裂したりして、急激な痛みや吐き気をもよおすことがあります。
そうなるともう、緊急手術が必要です!!
症状がなくても、定期的に検診を受けておいた方がいいですね(>_<)
子宮頸がん
子宮の入り口にある、子宮頚部のがんです。
発見が遅れると治療が難しいため、早期発見が大切です。
卵巣がん
40代から増えてくるのが、卵巣がんです。
卵巣がんも、ほとんど無症状で進行するため、他の臓器に移転してから気づく人も多いのだとか。
・・・だんだん、検診の重要性が身に染みてきます・・・。
50代
更年期障害
閉経の時期の前後5年間を更年期と呼びます。
大体45歳~55歳が目安になりますが、個人差も大きいので一概には言えません。
閉経期のエストロゲンの急激な減少が、更年期障害の大きな原因の一つです。
特に
- 肩の凝り
- 頭痛
- のぼせ
- 腰痛
などの症状を訴える人が多いようですが、症状も人によってさまざまです。
まとめ
長く続く微熱やだるさの原因は、婦人科系の病気かもしれないことがわかりました。
微熱のように、それだけでは原因がはっきりしない場合、その道の専門医でないとなかなか正解にたどり着けないということもよくあります。
すでにどこかの病院で診察を受けていたとしても、診断結果が腑に落ちない場合には、婦人科で診てもらうことも選択肢に入れておきたいですね!
また、「病気」になる前の不調は、生活を見直すことで改善できるかもしれません!
思い返してみると、疲れている時、体が冷えている時、その後の生理痛がひどくなった経験はないでしょうか?
私は・・・、思い当たる節がいっぱいです(^^;)
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