子供も大きくなるにつれ、段々と親の思い通りに動いてくれなくなってきますよね。
そんな行動も「可愛い娘の反抗期、つまりザ・成長ね♪」なんてまったりした気持ちで日々を過ごせたらいいんでしょうけど、そうもいかないのが現実社会・・・。
初めてのお子さんで、しかも反抗期の娘さんとくれば、どう接したらいいか、親としては迷走しちゃうと思います。
そんなあなたの気持ちを少しでも軽くできたらな、と思い記事にすることにしました。
よかったら最後まで見ていってくださいね!
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反抗期の娘の暴言がひどくてつらい
親としては、娘に対して良かれと思って色々とやってあげているかと思いますが、その「やってあげている」が反抗期の娘としては癇に障るようです。
それが、親に対しての暴言につながるのではないかな、と私は思います。
「反抗期は自立への第一歩」といわれるように、心も体も子供から大人に変貌を遂げる時期であると思います。
反抗期の娘としては、
「何でもかんでも関わってきて、正直うざい!そんなこと言われなくてもわかってる!」
と思う一方、
「いちいち関わって来るって事は私は“ちゃんとできない子”で信用されていないんじゃ・・・。」
と心のアンバランスが出てきて不安になり、親に「暴言」としてぶつけてくるんだと思います。
先程も書きましたが、精神的に大人になっていっている途中なので、いっちょ前に口撃をしてきますが、言ってることは幼な過ぎて、いわば「ツッコミどころ満載状態」なので、親はイライラするんですよね。
ある程度はガス抜きをさせることも加味して、親がサンドバックになってあげるのも一つの手だと思いますが、私個人的に絶対に許さないボーダーラインがあります。
それは、「親」を否定することです。
反抗期中は「安い給料しか稼がないあんたなんかの意見は聞いてない」とか、えげつない暴言を吐いてきます。
でも、この「親を否定する発言」は聞き流したらどんどんエスカレートします。
子供はしたたかなので、一種の確認行動として「ここまでは言ってOK」と自分の暴言テリトリーを拡大していくんです。
その暴走をさせないために、地雷を踏んだなら、思いっきり怒りを表した方がいいと思います。
私の場合は少々文言が違いましたが、反抗期の娘から暴言を吐かれた瞬間、娘の胸ぐらをつかんで吊るしあげ、
「社会的に大人と認められていない養われの身で偉そうにほざくな。大人と対等の発言権が欲しけりゃ、さっさと自立しろ!!」
と玄関に放り投げました。(美しくない言動で申し訳ありません。)
これを機に、反抗期の娘からの親に対しての暴言はなくなりました。
私のやり方が合っているとは言ってなくて、反抗期で娘自体も辛くて、もがいているのもわかるけど、言っていい事と悪い事はある、っていうのを教えてあげないと、ってことです。
我慢だけが愛情じゃない、お互い同じ人間なんだからキレることだってある。
(私) 「反抗期で辛いのはわかるけど、私の絶対許さないことは、親を否定することです。よろしく。」
(娘) 「私は勉強、やばくなったら自分でちゃんとするから、やばくなってきたこと自分でわかってるから、なんも言わずに信じてほしい。」
放り投げ事件の後、こんな言葉を交わして現在に至ります。
その後の母子の関係は良好で、最近では小学校時代の「口から先に帰ってくる」状態になってます(笑)
頭ごなしに「親なんだから」と反抗期の娘に圧力をかける前に、まずは、「話し合いを持つ」ことで、娘さんの「大人(親)はわかってくれない」のささくれを取り除くきっかけになるかもしれませんよ。
反抗期の娘との接し方
反抗期の娘としては、「干渉がいや!」って子が多いみたいです。(我が家もそうでした)
反抗期を過ぎると、「あの干渉は心配してくれたからなんだ」と気付くのですが、反抗期真っ只中では、気付けるわけもなく、反発する材料になってしまいます。
なので、私はこんな言い方をします。
(私)「もうすぐ試験?・・・言いたいこと分かる?」
(娘)「うん。」
(私)「わかってるならOK。頑張って、応援してるから。」
で終わりです。
一応、無関心ではないということを知ってもらうために一声かけますが、それ以外は干渉せずです。
「勉強はしない」の選択をしたとしても、その結果は自分で選んだんですから何も言いません。
子供の人生で、子供自身が選択したならそれ以上は干渉せず、いいも悪いも自分で受け止めてもらう、でいいと思います。
もちろん、娘からヘルプコールが来たら、その時は全力でサポートします。
以前、「勉強したいのに、今回ダメかも、って思ったら勉強が頭に入って来ない~~!」とヘルプコールが入ったので、母子2人っきりでファミレスで勉強会しました。
いつもと違う雰囲気が良かったのか、自分の気持ちに整理がついたみたいで後日、いい結果を持ってきてくれました。
娘からのヘルプコールは全力で受信して、しっかり対応してあげれば「私のバックには親がいてくれる」と娘からの信頼を得られると思います。
その時の私の気持ちとしては、大げさなくらい、娘からのヘルプコールに「それは一大事、家事なんかやってる場合じゃない!!」みたいな対応で臨みます。
今の優先順位はあなたです、の姿勢を見せることが大事。
何せ反抗期の娘ですから、素直にこちらが嬉しくなる反応はしてはくれないでしょうが、一緒に来てくれる、やってくれる、など横にいてくれるのなら、反抗期の娘からの「ありがとう」の気持ちととらえてもいいのではないかな、思います。
ストレスにならない暴言の受け流し方
ストレスにならない暴言の受け流し方、そんなものは存在しないと思います。
暴言吐かれるのがストレスなんじゃないんですか?
ここで興味深い言葉があります。
暴言の裏には寂しさもある、という言葉です。
「反抗期の娘には何を言っても無駄」と決めつけて、適当に「ハイハイ~」とか「いつもいつも飽きずによく言うねぇ~」などと流していたら反抗期が長引いた、と知り合いが言っていたので、適当に流すのはあまりよくないみたいです。
あとは、親からの「上から目線」発言には過剰に反応するとの意見もあるので、やはり、話し合いでしょうか。
何でそんな暴言になるのか、それを言われてお母さんは悲しい、などお母さん主観でお話しして、叱るというより尋ねる感じで反抗期の娘さんと時間を取ってみたらどうかな、と思います。
その時は、その話し合いのために時間を取ってあげてください。
自分が片手間で話を聞いてもらうことになって嬉しいですか?
ちゃんと話を聞いてよ!ってなりますよね。
自分がされたくないことは子供にだってしちゃダメですから。
反抗期の娘からの暴言を受け流す、というより、暴言を出す理由がない状態にしていくための努力の方が私は有意義な努力だと思います。
反抗期の娘の根底には
- 「自分が大事にされているか」
- 「子供扱いされたくない」
があって、それをぶつけられるのは家族だけ、ってことだと思います。
まとめ
娘の反抗期は、大人になっていく子供の変化とはいえ、わかっていても親としての試練にもなっており、親子ともに苦しい時期となりますが、自分の時はどうだったかを考えるきっかけとして頑張って乗り切っていきましょう。(あなたにも反抗期があったはず!)
もう子供じゃないんだから・・・、まだ子供のくせに・・・と大人の都合で子供の立ち位置をぐらつかせないようにして、「小さい頃はよかった」なんて後ろ向きにならずに、親も子供の成長を楽しまないと!
そして私は最近、娘の反抗期をこう思うことにしています。
「究極のツンデレ」
口は悪いが、でも心の中では「ありがとう」を言ってるなんて、まさにツンデレでしょう。
もうね、これくらい楽しく崩壊しないとやってられませんからね。
あなたの娘さんも最高に可愛いでしょ? 「うちの子は大丈夫」でしょ? だったら大丈夫なんです!(キッパリ!)
子供に時間を割いた分、反抗期でもちゃんと愛情感じてくれていますし、自分の時もそうだったと思います。
どっしり構えて、反抗期の旅に出ている娘さんの帰りを待っててあげてください。
反抗期は誰にでもあるものです。むしろない方が危険かもしれません。
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