我が家は共働きで、3人の子育て中です。
毎日がバタバタ、あっという間に過ぎていきます。
子どもが産まれてからは、生活が子ども中心になり、自分の時間が本当わずかに。
ワーキングママにとって、自分の時間を確保するのは大変ですよね。
そこで今回は家事や子育てに忙しい主婦の上手に息抜きする方法についてまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね。
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家事や子育てに忙しいからこそ息抜きは必要?
今は「イクメン」などの言葉があり、企業への男性の育児休暇取得も推進されています。
でも現実は男性の育児休暇取得率は一桁台とされ、取得しづらい雰囲気に変わりはないようです。
さらに総務省の調査で、6歳未満の子供を持つ家庭での女性の家事・育児関連時間は男性の5倍以上。
それに対して、共働き世帯は年々増加傾向にあります。
厚生労働省の調査でも、現在は専業主婦世帯を共働き世帯が大きく上回っています。
仕事として収入計算すると「年間600万円以上の報酬に値する」とも言われる主婦の家事労働。
そこに育児の時間。
ワーキングママにとっては、かなりストレスが溜まりやすい状況になるとも言えますよね。
家族の前では出来る限り笑っていたいもの。
子どもにあたってはいけないことも、「早く!」と親の都合だけで言ってはいけないことも、頭では理解していても、日々時間に追われる中で難しさも感じます。
30代以上の女性に対する美しさのインターネットリサーチで、老けたと感じる個所と、他人の外見に対して老けを感じる個所を集計したところ、自身の場合は「白髪」と大多数が回答。
他人の外見に対しては「顔のしわ」が1位と言う結果に。
自分が意識するところと、他人が感じるところには違いがあるんですね。
この「顔のしわ」。
30代以上だけに関係することではなく、若いころからの積み重ねでもあります。
家事・育児・仕事に追われ、自分の事が後回しになりがちなママたち。
- 子どもを叱ったり
- 旦那さんへのイライラ
- 仕事のストレス
などから眉間にしわがよることも。
ストレスや疲労は美しさの敵と言うことだけではなく、体の変調にもつながります。
頑張りすぎからママがダウンしてしまえば、家族にとっては大変です。
忙しいからこそ息抜きは必要。
それは自分のためだけではなく、家族のためにもなるのです。
実際に女性の2人に1人が「主婦には毎週息抜きや休みが必要」と感じているそうです。
感じているのに、本当に息抜きできているママたちはどれくらいいるでしょうか。
この現実をパパたちが理解して、気持ちを共有してくれていたら、もう少しママたちも楽しんで家事・育児・仕事が出来るかもしれませんよね。
「頑張りすぎない」と言葉で言われても、代わりがいなければ本当の解決にはなりそうもありません。
本来は一番身近なご主人様が理解してくれることが、一番息抜きできる時間をつくる方法だと思います。
まだ頑張れても、適度に甘えてみることが大切かもしれません。
忙しい主婦におすすめな息抜きの方法!
女性誌のアンケートでは女性のストレス解消法は次のようになりました。
食べる
やはり・・・とも感じる1位の回答。
美味しいものを食べることが息抜きになると答えた女性が多数でした。
美しさにつながると思うものを聞いたアンケートでも「食生活」が入ってきます。
今、私も学校の役員をしていて、親の社会見学の行程を決めているのですが、何より「食事をどうするか」が一番の話題。
毎年恒例でホテルブッフェなので、ママたちが納得する、感動する場所・内容を予算内で選ぶのに悩みました。
なんせ社会見学とは言っても、このブッフェがメインみたいで(笑)。
女性は食べることが好きですが、美味しいものを食べているときは幸せな気持ちになりますよね。
寝る
寝不足は先ほどのアンケートでも美容に影響を与えると思うモノの中に出てきます。
寝不足になると精神的にイライラもしやすいですが、体調不良にもなりやすいですよね。
寝ることは何より「息抜き」になるのかもしれません。
ワーキングママのほとんどが寝不足を感じていると思います。
私も0歳児がいるので毎日今は4時間睡眠。
遊んだり、外出することより、気が済むまで寝たいのが正直なところです。
ママたちはきっと出産から蓄積されて寝不足を感じているのではないでしょうか。
私も今更ながら、3人目は里帰り出産すればよかったなぁ・・・と感じています。
つかの間の息抜きを、寝てしまうともったいない気がして、ついつい外出などしてしまうのですが、寝ることが一番お金のかからない息抜きかもしれませんよね。
ショッピング
ショッピングも女性が好きなことです。
好きなことをしているときは、自然に息抜きになっているのだと思います。
ただ同じショッピングでも、時間がゆっくり欲しいですよね。
子どもを連れて買い物に行くと、なんだか慌ただしくて。
荷物を抱えるのも大変。
買い物したくても、子どもがいると荷物の大きさや重さを考えてしまい、「また今度にしよう・・・」なんてことも。
慌ただしいショッピングは逆にストレスになりかねません。
だから息抜きになるショッピングは、時間が十分にあり、子どもを連れていないことが条件かもしれません。
今まであげたものは女性誌のアンケートからでしたが、私の息抜きをあげてみますね。
美容室・ネイルサロンなどに行く
出産をするたびに、最初に行きたい場所はいつも美容室。
美容室に行くと、何だかようやく復活したような気がするんです。
ネイルサロンやマッサージサロンなどもそうなんですが、きれいにしてもらうと、気持ちが軽くなると言うか、前向きになり、私は息抜きになります。
女性ならでは、かもしれませんよね。
スポーツジム・ヨガサロンなどへ行く
とにかく汗をかくことが気分転換にもなり、息抜きにもなります。
私はスポーツジムに行き体を動かしている時は、そこに集中できていて普段のストレスなどになっている原因を忘れています。
何かに集中することは、ある意味、息抜きになっています。
集中することで息抜きになる点では、書道や華道、茶道など日本古来の習い事もおすすめです。
「子どもを置いて外出できるならそうしたいけど難しい」そんなママたちにも多いと思います。
こんな息抜きはどうでしょうか。
香りを取り入れる
私は子どもたちが寝た後に、少し時間がある時や、まだ何かしらやらなくてはいけないときにお香を焚きます。
好きな香りに包まれるとき、気持ちが穏やかになり、息抜きになります。
ボディーソープやボディークリームなどでも良いですよね。
本当は入浴剤を自分の好きなものにしたいのですが、0歳児とも入ることから今は入れられないので、この息抜きは子どもがもう少し大きくなってから。
そんな時間無いと言うときも、柔軟剤の香りですら安らぐこともあります(笑)。
五感を刺激するものって大切ですよね。
好きなものを見る
DVDなどを子どもが寝てから見る、と言う話も良く聞きます。
好きな漫画を読むことでも良いでしょうし、自分だけの時間を作り、違う世界に入りきることは息抜きになりますよね。
我が家はTV自体をほとんど見ないのですが、私が見るとしたらスポーツ。
私にとってスポーツは感情移入出来て、熱くなれるものなのでストレスが発散されます。
ただ大好きで応援している選手が負けたりすると、息抜きにならないこともありますが・・・。
また、綺麗なものを見ることも私の息抜きです。
大好きな国があり、その綺麗な景色を見ると、過去に訪れた時間を思い出し、息抜きになります。
「あぁー、また行きたい!」そう思うことが、「また明日から頑張ろう!」と言う気持ちにもさせてくれています。
もちろん他にも
- 好きな音楽を聴く
- 好きなお酒を飲む
- 友達と外出すること
- カラオケ
など大きな声を出すことなどたくさんあると思います。
さらに、ストレスを発散させて息抜きするなら「笑う」「泣く」が一番。
子どもといるとストレスが溜まることもありますが、怒っていても子どもの一言で笑ってしまって怒る気も無くなった、なんてことはママたちなら経験があると思います。
また泣けるドラマなどを見て思い切り泣くことも良いかもしれませんよね。
私は動物ものと、子どもが出てくる話に涙腺が弱いです(笑)。
感情を思い切り出すことは、心が行き詰まりを感じる前に発散できる方法です。
たまには感情を思い切り出してみることも良いことだと思います。
ワーキングママが息抜きの時間を作るには?
国が推進する働くママたちのための制度がいくつかあります。
- 育児休業
- 育児短時間勤務
- 育児時間
- 保育時間
- 子の看護休暇
- フレックスタイム制
- 早出遅出勤務
- 深夜勤務の制限
- 超過勤務の免除
- 休憩時間の短縮
これは育児と仕事の両立支援のための制度の一部ですが、今の職場でいくつ可能でしょうか。
これだけ制度はあっても取得したことがあるものは多くないと思います。
また、今は女性も立場や経験から、男性同様なかなか申請しづらかったりもするかもしれません。
仕事で男性と同じ時間働き、家事・育児時間は男性の5倍以上をこなさなくてはならない。
職場に時間をつくることを求めるのが難しい上に、家庭での旦那さんの協力が無いのは本来おかしな話だとは思います。
もちろん毎日の生活の中で、
- 子どもを早く寝かせるコツを見つける
- 紙皿などを使用して洗い物をしない日を作る
など家事を簡素化することなどもあるでしょう。
でも結局ママがやることには変わりないですよね。
家事代行を頼むことに抵抗があるかもしれませんが、海外では誰かの協力を借りることはめずらしいことではありません。
実際香港に行ったときに、共働き家庭ではお手伝いさんがいることはめずらしいことではありませんでした。
我が家の2歳児が保育園に入る前は、区のサポーターさんを活用していました。
これは自分の事だけではなく、お兄ちゃんを日曜日に習い事に連れていくのにお願いしていました。
また0歳児もまだ保育園に入園できていませんので、今、週に2日~3日はサポーターさんだけではなく、知人含めて見てもらっています。
また私の実家は遠いのですが、弟夫婦が近くに住んでいるため、お互いに子どもを預けあいます。
弟はある意味「イクメン」で、毎週日曜日は「ママ解放Day」だそうで、弟が1日子どもたちの世話をします。
弟のところも共働きですが、毎朝の朝食から、子どもたちの支度はすべて弟がやります。
そのおかげなのか、夫婦喧嘩をしたと聞いたことがありません。
また、私は学生時代からの仲の良い友達が、子どもをお泊りさせてくれたりします。
12月にはクリスマス会兼ねて、お泊り会をしてくれるそうで、完全にお任せです(笑)。
ママ友を面倒だと感じる方もいらっしゃると思いますが、先月も小学生のお兄ちゃんのママ友が1日遊びに連れて行ってくれていました。
確かにその分の普段の付き合いはなきにしもあらず、かもしれませんが、「無理をせず出来ることをやる」程度です。
お互いにやり過ぎは気を遣い、長く付き合えないので。
付き合いが気になる、自宅に来られるのは気を遣うなら、サポーターさんなど区の支援している一時保育はおすすめです。
私は自宅でも全く気にならないタイプですので、知人含めて、たくさん見てくれる先を日々つくっています。
普段からこう言う時間をつくっておくと、万が一、ママの体調が悪くなった時など、子どもたちも人見知りも無く預けられるので助かりますよ。
息抜きするためには、旦那さんや両親などが子どもたちをみてくれ、1人の時間をつくれることが理想でしょうが、何時に帰らなくてはとか、預けたは良いが大丈夫だろうか、と気になるようでは息抜きになりません。
1人の時間を本当に息抜きするためには、「気にしない」ことも必要かもしれませんよね。
まとめ
「イクメン」などの言葉のみが先行し、現実はまだまだ追いつかない状態です。
共働き世帯が増加傾向にある中で、家事・育児時間は横ばいで女性の負担率が相変わらず高い状態。
現代社会はワーキングママにとってストレスや疲れが溜まりやすい環境にあると言えます。
自分や家族のためにも息抜きは必要なことです。
おすすめの息抜き方法
- 食べる
- 寝る
- ショッピングをする
- 体を動かす
- 何かに集中する
- 好きな香りを取り入れる
- 好きなものを見る・聴く・触れるなど五感を刺激する時間をつくる
- 思い切り感情を出す
息抜きの時間をつくるためには、誰かに協力してもらうことが大切。
国や市区町村などの制度も活かしましょう。
1人の時間を本当に息抜きするためには、「気にしない」ことも必要。
何をストレスに感じるかが個々に違うように、息抜きの仕方も違うと思います。
どんなことでも良いので、息抜きする時間をうまくつくって下さいね。
家事も育児も先が長いです。
「頑張れても、頑張らない」ことも長続きする秘訣ですよ。
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