赤ちゃんのよだれが気になることってありますよね。
赤ちゃんの近くでお話をしていると、口元が酸っぱい臭いやちょっと臭く感じることがあります。
特に生後5ヶ月~6ヶ月ごろから臭いが気になる時期になりますので、同じ悩みを持っているママさんは多いですね。
そこでどんな原因でよだれが臭いのか、また対策方法をご紹介しますので赤ちゃんの口元の臭いを取りのぞきましょう。
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赤ちゃんのよだれが臭い原因と対処法
生後6ヶ月になると離乳食を始める赤ちゃんも多いのですが、お口のケアをしっかりとしていないと食べかすが原因でよだれのニオイが臭くなることがあります。
この時期の赤ちゃんはよだれの分泌量が徐々に増えるのですが、まだよだれを上手に飲み込むことができないため口元からよだれが流れてしまいます。
よだれが流れ出るのは、飲み込むための口の筋肉がまだ十分に発達していないために起こります。
口の中はよだれが流れ出すことにより乾燥し、口の中の残ったミルクや母乳、そして食べかすなどが臭いを発生してしまうのです。
赤ちゃんのよだれの臭いは、よだれの飲み込みが上手にできるようになれば自然に消えていきますし、よだれの臭いは病気ではないので心配しなくても大丈夫です。
赤ちゃんがよだれを飲み込むことができるようになり、口を閉じることを覚えると口の中の食べかすも自然と口の中で消化されます。
とはいうものの「どうしてもよだれのニオイが気になる」という場合の対策方法をご紹介します。
口の中は清潔に保つ
ミルクや母乳を飲んだ後や離乳食の後の歯磨きがとても効果的です。
歯磨きが一番確実によだれの臭いの対策となります。
歯磨きがまだ上手にできなかったり嫌がる赤ちゃんには、水やお茶を飲ませるだけでも効果があります。
赤ちゃんのお口の中にはできるだけ食べかすが残らないように清潔に保ちましょう。
鼻水をこまめに取り除く
赤ちゃんは鼻がつまっていると口呼吸になり、口の中が乾燥してしまいます。
口の中が乾燥するということはミルクや食べカスが乾燥して放置されるので、よだれに臭いニオイが付着することになります。
赤ちゃんに鼻水がみられるようであれば、吸い上げてあげるか鼻水吸引器を使うなどしてこまめに鼻水を取りのぞいてあげましょう。
赤ちゃんの洗濯物は外で干す
よだれが付着した衣類は、洗濯しても臭いが取れない場合がありあます。
衣類の奥深くの繊維まで赤ちゃんのよだれ成分が染み込んでいるため、なかなか部屋干しだけではよだれの臭いは消えません。
そんな時は赤ちゃんの衣類を天日干しにしてたっぷりと太陽に光にあてましょう。
しかし、毎日天気だとは限りませんので、そんな時はアイロンを使って衣類に熱を加えると臭いを大幅にカットできます。
健康だとよだれは臭くない?
健康であるということは風邪をひいていなかったり熱がないときの状態ですが、口呼吸をしているかしていないかということにも関係してきます。
風邪をひいて鼻が詰まると口呼吸になったり、熱によって口の中が乾燥したりしますよね。
口の中が乾燥するということは唾液が減っているために、口の中の洗浄ができないので細菌が増えるといった悪循環になります。
健康であればしっかりと鼻呼吸ができるので、口の中の唾液により細菌を増やすことを防げます。
ということは、赤ちゃんのよだれは細菌によって臭くなることがなくなるので、健康だとよだれが臭くないと言われる理由でもあります。
よだれはいつ治るの?
赤ちゃんのよだれの時期は、早くから治る子もいれば遅い子もいるといったように個人差があります。
一般的には3ヶ月~4ヶ月程度からよだれが目立つようになり、5ヶ月~7ヶ月ぐらいの離乳食を始める時期(乳歯が生え始めるころ)から多くなってきます。
すでに1ヶ月過ぎからよだれが多いという赤ちゃんもいますし、3歳になってもよだれが多くて困っているということもあります。
そして1歳~2歳になるとよだれも少なくなるので、お口からダラダラ流れることが減少していきます。
よだれが終わる時期は一般的に1歳~2歳ごろですが、終わる時期が遅い赤ちゃんも中にはいますので心配しなくても大丈夫です。
よだれが長く続くようであれば、唾液を飲み込む口周りの筋肉の発達が十分ではないので遊びながら口の筋肉を発達させると良いでしょう。
赤ちゃんも個人差がありますし、日々体の変化がたくさん見られます。
焦らず、無理せず、赤ちゃんを見守ってください。
まとめ
月齢が高くなれば自然とよだれの臭いはおさまりますの、でどうしても気になるときは食後やおやつの後はうがいなどをしてこまめにきれいにしておきましょう。
赤ちゃんのよだれの臭いの原因はお口の中の食べかすが多いですから、食事の後はうがいの習慣をつけておくと良いかもしれません。
また、お口の筋肉の発達が進めばよだれも少なくなるので臭いも気にならなくなりますよ。
わが子の場合よだれかけでは間に合わなかったため、よだれかけの上からさらにガーゼハンカチを当ててすぐに取り換えられるようにしていました。
抱っこひもで抱っこをするときは、よだれで紐が濡れてしまうのでやはりガーゼハンカチの出番です。
ガーゼハンカチであればすぐに取り換えられて、すぐによだれをふき取ることができるので、よだれが気になるお子さんにはとてもおすすめアイテムですよ。
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