我が家もこの10月に引っ越しをしました。
引っ越し作業、ママは本当大変ですよね。
私も本当疲れました。
今回の引っ越しは主人の都合でしたので、私と子どもたちは仲良くなった近隣と離れるのがとても寂しかったです。
新居でも同じくらい仲良く出来る方が出来ればなぁと思っています。
そのためにも、まずは引越しの挨拶からです。
そこで今回は引っ越しの挨拶はしない方がいいのか、ファミリー世帯なら挨拶は必要か?についてまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね。
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引っ越しの挨拶をしない方がいい場合もあるの?
引っ越しの挨拶は、2通りあると思います。
一つ目は、旧居のご近所に対してこれまでお世話になった「お礼」や「感謝」の気持ちを伝えるため。
また、引っ越しの搬出作業による物音やトラックの出入りや駐車をすることで迷惑をかけることを事前にお伝えするため、と言えます。
もう一つは新居のご近所に対して「よろしくお願いします」の挨拶と、やはり引っ越しの搬入作業による物音やトラックの出入りや駐車をすることで迷惑をかけることを事前にお伝えするためです。
さらにマンションに引っ越しをするか、一軒家に引っ越しをするのかによっても「お隣さん」とのお付き合いも挨拶する範囲も違いますよね。
そして単身なのか、ファミリーなのかによっても違います。
私の田舎のように「挨拶は普通」の地域もあれば、都心のように「お隣さんすら会わない、知らない」と言う地域もあると思います。
最近では5割近い方が「引っ越しの挨拶をしない」と言われています。
なぜそんなに挨拶をしないのかを考えてみると、やはり防犯面が大きい気がします。
私は単身生活で7回の引っ越しを経験し、ファミリーになってから3度引っ越しを経験しています。
都心で女性の一人暮らしをする際、オートロック完備のマンションを選んできましたので、居住者すらあまり知らない状況でした。
エレベーターでたまに人に会うと、その方が居住者なのかわからず、挨拶するかすら迷いました。
もちろん引っ越しの挨拶もしたことがありません。
「女性が1人で暮らしています!」と言うことをあえて伝えることも無いと思ったからです。
これは女性に限らず1人暮らしをする場合、安全面からそう思う方が多いのではないでしょうか。
1人暮らしとわかれば、留守の際の防犯上の不安もあるでしょうし、きっとご近所に挨拶して面倒と思うことに関わりたくない、と考える方も多いと思います。
実際に私もそう思っていました。
単身の時は「寝に帰る」とも言える生活でしたので、ご近所に迷惑をかけることもほとんどないですが、逆に居ない時間が長いことを伝える必要もないと感じていたからです。
実際に単身でマンション暮らしだと、
と言うことも多く、近隣とのお付き合いの場はありません。
また、逆に言えば1人で自宅にいる時に、知らない方が訪問してくることがあってもまず出ません。
もしお隣さんが引っ越してきて挨拶に来られたとしても、まず出ることは無かったと思います。
ファミリーの引っ越しでは、逆に8割近い人が挨拶をしたことがある、と答えるようです。
やはり単身の時とは違い、子どもたちがいれば何かとお世話になったりお付き合いしたりすることも増えるからだと思います。
私も子どもが出来てからの引っ越しは挨拶をしています。
近隣とどう付き合いたいか、どう付き合ってきたかも大きく影響しますが、昔と違って防犯上の面から単身の場合、挨拶は控えても良いと思います。
ファミリー世帯の引っ越しなら挨拶は必要?
引っ越し先の挨拶回りは、近隣住民と生活をして行く中で関わりが生まれる人に対して行うものです。
単身世帯に比べて、ファミリー世帯は長く住む可能性が高く、関わりを持つ可能性が高いと言えるでしょう。
その点からも、単身世帯よりは引っ越しの挨拶をしておくと良いことも多いと思います。
私もこの10月に引っ越しをしましたが、旧居はマンションの人たちに知人が多く、本当仲良かったので引っ越しの挨拶をしました。
お隣さんとは子どもの行き来もあり、ともに3人目の出産時期が同じで、お隣さんが女の子、我が家が男の子でしたので服を入れ替えしたりもしたりしていました。
お付き合いが面倒と感じられる方も多いかもしれませんが、良い近隣に恵まれるととても生活が楽しいものです。
前にいたマンションは挨拶もみんなしますし、すべてが角部屋になるように出来ており、ワンフロアに3世帯しかない造りでしたので、子どもの声などでご迷惑をおかけする、と言うこともありませんでした。
私の経験から子どもがいる家庭の引っ越しで、引っ越し先のマンションがファミリー世帯の多い場合や、一軒家への引っ越しの場合は挨拶をしておくと良いこともたくさんあります。
私が挨拶に行く際に、マナーとは別に気にしていることがあります。
1点は、旧居の挨拶は私と子どもで挨拶すること。
これは、多くの場合子ども同士が仲良かったり、子どもがお世話になったりしたことが多いからです。
「ありがとう」を伝えるのに、子どもも一緒に行くと喜ばれます。
2点目は、新居の挨拶は主人を連れて夫婦で行うこと。
新居の場合、近隣はどのような方が住んでいらっしゃるかがわからないため、まずは主人と回ることにしています。
そのうえで、子どもがいるのでうるさかったりご迷惑をおかけするかもしれないことをお伝えしますが、子どもの年齢などは詳しくは最初には話しません。
相手のご家族に同世代の子どもがいる場合は関わることが多い可能性があるので話すこともありますが、今のマンションもそうですが、子育てを終えられた世帯が多い場合は、必ずしも子どもの騒ぐ声など含めて好意的とも限らないからです。
また、同じ子育て世代でなければ、関わりも少ない可能性が高いので、初めから「我が家はこうで・・・」と話し過ぎないように気をつけています。
旦那さんを連れて挨拶回りに行くと、スムーズに挨拶回りできますよ。
最近は日が落ちるのも早くなり、子どもも帰りが暗くなるので怖いそうで、やたらと「迎えに来て!」と言うのですが、マンション内の敷地で大人でも顔見知りと一緒になると安心するようです。
我が子が一番怖く感じるのがエレベーターの中だそうです。
そのため、下の階より、上の階の顔見知りと一緒になると安心できるようです。
今のところはまだ引っ越してきたばかりで、私自身も知人は多くないのですが、ママがいかに付き合うかによって、子どもの付き合いも影響することも多いですよね。
ファミリー世帯の場合は、顔見知りをご近所につくっておくことで、子どもたちの防犯のためにもなりますよね。
引っ越しの挨拶をする時のマナー!
引っ越しの挨拶をする時に考えておくことやマナーについていくつかあげてみますね。
挨拶に伺う範囲は?
マンションの場合は自宅を中心に
- 自宅の直接の上・下
- 自宅を中心に左右1件ずつ
で良いのではないでしょうか。
一軒家の場合は、「向こう三件両隣」なんて言葉がありますが、
- ご自宅を中心にお隣
- 向かい
- 裏
で良いと思います。
我が家も子どもがいるため、下の階の挨拶は忘れません。
とにかく子どもが「バタバタ」することが多いため、下の方にご迷惑をおかけすることが多いので。
かなり前に住んでいたところで「工事でもしているのかと思ったわ」と言われ、あやまりに挨拶に伺ったことがあるくらい、我が家の男の子は凄いです(笑)。
挨拶に行く日時は?
いつ挨拶に行けばよいのか悩みますよね。
私は旧居には引っ越すことが決まった時点で、会えた時に引っ越しをすることを先に伝えました。
日時を伝え、音がしたり、トラックの出入りがあるかもしれないことを伝えました。
それからで、引っ越し当日、荷物を運び終えた後に挨拶品を持参し、子どもと挨拶に行きました。
本来は引っ越し前日までに挨拶に行く方が一般的かもしれませんが、本当に仲良かったので、何かと積もる話もあり、ゆっくり挨拶をしたいこともありましたので、引っ越し後にあらためて伺いました。
新居の挨拶回りは、引っ越し予定の1週間前から始めました。
本来は前日でも良いのでしょうが、1度でお会いできるとは限りません。
お留守の場合も多く、前日に絞ってしまうとお会い出来ないまま引っ越し当日になってしまったと言う過去の経験からです。
時間帯は旧居の場合は、近隣の在宅されている時間帯がわかるので合わせて回りました。
新居は時間帯がわかりませんので、1度目はお昼間。
お留守の場合、2度目は夕方あたり、と時間帯を変えて伺いました。
挨拶回りで一番大変なのは、相手の在宅されている時間帯に伺うことだと思います。
お留守の場合、お手紙や引っ越しの挨拶状をお入れする、と言う方法もありますが、まずはお顔を知ることが第一歩だと思いますし、昔ながらの挨拶状が今は防犯上、私には不安もあります。
私としては、挨拶回りをするのでしたら、会って挨拶されることをおすすめします。
また私の主人は新居の挨拶は大安などにこだわります。
私には正直こだわりはないのですが、「仏滅に伺うよりは良いかな」と思っています。
挨拶品は何を持参?
挨拶品で一番多いのが
- お菓子
- 洗剤
- タオル
だそうです。
我が家も挨拶する先で今回は内容が少し違いましたが、新居はお菓子にしました。
ただどのような世帯の方が住んでいらっしゃるかわからなかったのと、まだ気候は暑く、すぐにお会いできるかわからなかったためチョコレートや日持ちしないもの、好みが分かれやすいものは避けました。
金額は500円~1000円程度の範囲が大多数のようです。
どちらにしても最近は実用的なものが喜ばれる傾向にあるようですよね。
引っ越し蕎麦とは言いますが、蕎麦を贈ったとはあまり聞かないようですね。
挨拶品ののし紙の書き方は?
旧居の挨拶で渡すのし紙は「御礼」もしくは「粗品」の文字を入れます。
新居の挨拶で渡すのし紙は「御挨拶」の文字を入れます。
表書きは下にともに苗字を書きます。
あとは新居の先では「話し込み過ぎない」ことですかね。
まだお互いに「初めまして」で、わからないうちからあまり長話は喜ばれませんよね。
まとめ
引っ越しの挨拶は、2通りあります。
- 旧居のご近所に対してこれまでお世話になった「お礼」や「感謝」の気持ちを伝えるためのもの。
引っ越しの搬出作業による物音やトラックの出入りや駐車をすることで迷惑をかけることを事前にお伝えするため。 - 新居のご近所に対しては「よろしくお願いします」の挨拶と、やはり引っ越しの搬入作業による物音やトラックの出入りや駐車をすることで迷惑をかけることを事前にお伝えするため。
単身の引っ越しの場合は防犯上から、挨拶は控えても良いと思います。
単身世帯に比べて、ファミリー世帯は長く住む可能性が高く、関わりを持つ可能性が高いと言えるでしょう。
顔見知りをご近所につくっておくことで、子どもたちの防犯のためにもなります。
引っ越しの挨拶をする時に考えておくことやマナー
- 挨拶に伺う範囲はマンションの場合は自宅を中心に「自宅の直接の上・下」「自宅を中心に左右1件ずつ」。
- 一軒家の場合は、「向こう三件両隣」なんて言葉がありますが、「ご自宅を中心にお隣」「向かい」「裏」。
- 挨拶回りで一番大変なのは、相手の在宅されている時間帯に伺うことですが、お留守の場合はお手紙や引っ越しの挨拶状をお入れする、と言う方法もあります。
- 挨拶品で一番多いのが「お菓子」で、金額は500円~1000円程度の範囲が大多数のようです。
- 挨拶品ののし紙の書き方は、旧居の挨拶で渡すのし紙は「御礼」もしくは「粗品」の文字を入れます。
- 新居の挨拶で渡すのし紙は「御挨拶」の文字を入れます。
- 表書きは下にともに苗字を書きます。
新居に我が家も引っ越ししてきたばかりですが、子どもを通して周囲に顔見知りが1か月で随分出来ました。
ようやく生活も落ち着き始めましたが、やっぱり引っ越しは大変だなぁ・・・と言うのが正直なところです。
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