「自分の子供なのになんだか自分と違うな」って悩むことはありませんか?
自分の子供とはいえ別の人間なので多少の個人差があるのは当然なのですが、まさか親子の間柄で性格の不一致があるなんてなかなか考え付かない事なんじゃないかなと思います。
他人ではよくあることですが、自分の子供との間に起きるとどうしていいのかわからなくて戸惑ったり悩んでしまいますよね?
自分の子供と性格が合わないときにどういう風に接したらいいのかを考えてみました。
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子供と性格が合わない時の対処法
親と子供は毎日何かしらで接していくものですよね。
性格が合わないからと言って避けて通れるものではないので、親も極力イライラしないで子供にもストレスを与えないようにする付き合い方を考えてみましょう。
1. 本気にしない
まずは「何でも本気にしない」ことです。
子供は時に辛辣と感じるほどに良くも悪くも素直です。
年齢が小さければ小さいほど、誰かを傷つけるつもりもなく思ったことをつい口いだしてしまうことも多々あると思います。
それに逐一反応していては親の身が持たないと思うので、あまりに悪意があるものでなければ鵜呑みにしないで軽く受け流すことも有効な接し方なんじゃないかと思います。
無視するわけではなく返事はしっかりした上で、強く注意しないようにしつけしましょう。
もちろん言ってはいけないことを言ってしまった時にはしっかりと教えなければいけないので、その時は子供が理解できる言葉を選んで話ができるといいですね。
2. 別の人間であること認識する
次に「別の人間であることをしっかりと認識すること」が大事です。
親に性格がある様に、子供にも性格があります。
のんびりしてる子供もいればハツラツとした子供もいます。
口数が少ない子供もいますし、破天荒な子供もいるのです。
子供であれど自分ではない別の人間を育てているので、「親の思い通りになんてなるはずがない」と考えましょう。
私の場合ですが、わかりやすく「子供は何を考えているかわからない宇宙人だ」と思って接したら少し気が楽になりました。
親子なのに性格が全然違う理由は?
そもそもなんで親子でこんなに性格が違うのか、考えていきましょう。
似るか似ないかで考えるとまずは親から遺伝していることが考えられると思いますが、性格の形成における中で遺伝の影響はそこまでないと言われています。
子供の体には両親の遺伝子がランダムに半分ずつ伝わるので似る部分はあると思うのですが、どちらかの親と全く同じになることは考えられにくいんだそうです。
しかし親子で性格が似ているケースもたくさんあります。
性格というものはその人自身の素質を元に環境による影響を受けて形成されていくものなので、同じ家で同じような生活を送っていればその環境に影響されて似た性格になっていくのも当然のように思います。
時間に厳しい家庭で育てば、子供は高い確率で時間に厳しくなると思いませんか?
性格形成は遺伝ではなくて環境に多く影響されるものなので、「自分の子供なのに自分と合わない」とは考えずに個性であると考えた方が親子ともどもいい方法なのかもしれません。
性格が合わなくてもうまくやっていくために、親が気をつけること
「性格が合わない人」は親であろうが子供であろうが生きていく中でそれなりに出現します。
他人だからこそ「上手く付き合わないといけない」と思って過ごしますが、自分の子供となるとどうでしょう。
大体同じ場所にいることが多いですし、身内であることから逆に無意識に甘えてしまったり我慢ができないことが出てきます。
親子だからこそ「合わないから付き合わないでいい」は通らないので、辛くなってしまう時期もたくさんあります。
でも唯一の親である自分が子供を大切にし、気遣わないといけないとも思いますよね。
そういう中で子供に対して気を付けられることは「否定をしないこと」だと思うのです。
いくら不一致があっても子供の性格を否定してしまうことは親にも子供にも悲しいことです。
行動がゆっくりな子供に対しては「のんびり屋さんだな」くらいの気持ちで時間に余裕をもって行動できるように声掛けをすることもいいことだと思います。
せっかちな子供なら「あわてんぼうさんなのね」と思いながら、慌てないでケガなく過ごせるようにサポートしたりすることも素敵だと思います。
自分に負担がかからない程度に子供の性格に寄り添っていくことが、子供にも自分にも大切なことなんじゃないかと思うのです。
まとめ
ここまで書いてはみたものの、実際はこんなに上手くはいかないものだとも思っています。
私自身も「子供と合わないな」と思って過ごすことがあるのですが、余裕がないとつい強く注意してしまうことも多々あります。
注意した後に自分自身にがっかりしてしまい、後悔ばかりしてしまうのです。
「ダメだな」と思うことも後悔と同じくらいあって、辛くなることがたくさんあります。
そういう状況の中でもまず一番に考えなければいけないのは子供と自分自身の気持ちです。
どちらかが無理をして接するということをしてしまうとお互いに接することが苦痛になってしまいます。
ストレスなどに繋がってしまうことは誰にとっても良いことではないですよね。
どうしても我慢ができない時に他の家族に少し見てもらったりして頼ってもいいと思います。
見てくれる家族や身内がいなかったり、小さな子供の場合は一時保育などを利用することもいいです。
ほんの少しの間だけ、ちょっと遠くから子供のことを見たり考えたりしてみたら違う見方ができるかもしれません。
子供の良いところを発見して肯定することによって、子供も親に見せたことのない側面を見せてくれるかもしれません。
そうやってお互いに良いところを確認しながら、小さな心の綻びを一緒になおしていけるような良い親子関係を築けるようにしたいですね。
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