出産後にパパとママが行う申請はいろいろありますよね。
初めての出産だと何から申請してよいのかも迷うと思います。
私は3人子供がいますが、間があくと忘れてしまっていることもあります。
赤ちゃんが産まれて医療機関にかかるのに必要な保険証。
産後赤ちゃんと退院して、黄疸治療などで再度次の日から通院、なんてこともあります。
そんなとき、赤ちゃんの保険証はどうしたら届くのか、いつ届くのか、気になりますよね。
事前に確認せずに動くと、何度手間にもなりかねません。
そこで今回は出産後赤ちゃんの保険証はいつ必要でいつ届くのか、加入手続きについてまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね。
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出産後の赤ちゃんの保険証はいつ必要?届くのはいつ?
一般的には赤ちゃんの保険証は1か月検診くらいまでにあると良いと言います。
届くのは1か月検診の前までで良くても、各申請には期限があるものもあります。
保険証の種類によって手続き方法は違いますので、事前に準備だけはしておくと早めに発行されると思います。
ただ、私の経験からすると早いに越したことはないと思います。
わが子は産科を退院してから再度医療機関にかかり、4日目に入院しました。
2週間ほどの入院でしたが、退院までに保険証が必要でした。
通常ですと申請して保険証、医療証が1、2週間で届くと思いますが、我が家は早急に必要でしたのですぐに発行してもらいました。
赤ちゃんの健康保険証は医療費の助成を受ける際に必要です。
ただ健康保険証などが届いていなくても、医療機関の受診は出来ます。
国民健康保険や健康保険などは出生した時点で加入する権利があるので、申請日にかかわらず、権利発生日まで、さかのぼって使用することが出来るのです。
まだ手元に健康保険証が届いていない場合の受診や治療は、かかった費用の一部などを納入金などで仮払いするか全額負担になります。
その後、医療機関で発行された領収書と一緒に届いた保険証を持参し、再度精算に行く流れになると思います。
この場合、産まれて間もない赤ちゃんを連れて、再度医療機関に出向くなど手間がかかりますし、我が家ではないですが診察や治療が必要な時には届いていると安心ですよね。
私は社会保険加入でしたが、保険証が届く前に「健康保険被保険者資格証明書交付申請書」と言うのを出してもらいました。
A4サイズの紙で、保険証が届くまでこれで使用できます。
社会保険に加入していて、退職していなければ会社に伝えれば発行してくださると思います。
保険証以外に医療証があります。
これは保険証とは別に発行されます。
医療証は医療機関にかかった時、乳幼児医療助成制度(マル乳)を受ける際に必要です。
国民健康保険や健康保険など各種医療保険の自己負担分が助成されるものです。
医療保険の対象となる医療費、薬剤費などが乳幼児医療助成制度対象となります。
こちらの対象を受けるためには、医療証自体が必ず必要になります。
早めに申請されることをおすすめします。
子ども医療費助成制度「マル乳」は健康診断や予防接種、薬の容器代などは対象にならないため、赤ちゃんの1か月検診は対象になりません。
また、一部所得などにより対象外となったり、年齢など各市区町村で異なる場合もありますので、気になる方は問い合わせると良いと思います。
こちらも通常は市区町村から送付されてくるのですが、我が家は急ぎでしたので区役所の窓口で発行してもらいました。
お急ぎであれば、関係窓口に行けばその場で発行してもらえます。
申請手続きを行わないことには届きませんので、まずは申請手続きをしましょう。
保険証の種類によって赤ちゃんの加入手続きの仕方は違う?
保険証や医療証が発行されるためには、加入手続きが必要です。
加入手続きは保険証の種類によって異なります。
まずは出産してから誰でも届け出ることが出来る、また必要とされる申請を、手続きがスムーズにすすむ順番でみていきましょう。
順番通りに行った方が、申請時の必要書類などがスムーズにそろいますので、保険証や医療証もこの手順で行ってみてくださいね。
出生届
正式には出生届書。
- 【申請期日】
子の出生の日を1日目として、日本国内では14日以内に役所へ提出、国外では3か月以内に在外公館へ提出
- 【届け先】
提出期限が短いため、必ずしも本籍地の市区町村役所でなくても大丈夫です
また24時間365日受付が可能です
- 【必要なもの】
出生届用紙・出生証明書・母子健康手帳・印鑑・申請する人の身分証
- 【申請者】
原則として父または母ですが、それが出来ない場合は同居者や法定代理人が届け出をすることもできます
通常は出生届が受理されると、児童手当や乳幼児受給者証の申請、保健指導の申し込みも併せて行うので、まずは出生届の申請からですね。
母子健康手帳や印鑑は同時に他の手続きをスムーズに行うために必要です。
また、国外での手続きはこれと異なりますので、事前に調べておくと良いと思います。
我が家はいつも出産間近や出産後は何があるかわからないですし、バタバタしてしまうので、入院前に早めに用紙を準備しています。
健康保険
国民健康保険へ加入の場合
- 【申請期日】
子の出生の日を1日目として、14日以内に役所へ提出
- 【届け先】
各市区町村役所の国民健康保険課
- 【必要なもの】
加入予定の健康保険証・母子健康手帳・印鑑・世帯主の普通預金通帳・マイナンバー・申請者の身分証
- 【申請者】
父か母
社会保険へ加入の場合
基本社会保険に加入している勤務先に伝えれば、自分で何かを準備したり、申請したりする必要はないと思います。
パパもママも社会保険に加入している場合は、被扶養者になるための条件などがありますので、どちらに加入するかは確認してみましょう。
- 【申請期日】
産前産後休業している間
- 【届け先】
加入予定者の勤務先
- 【必要なもの】
特になし
- 【申請者】
会社に「出産予定日」を事前に伝え、出生後にも会社に「出産日」と「生まれた子供の名前」を報告することのみ
私も社会保険でしたので、加入の手続きは自分で行うことは一切なく、名前を決めていたので出産後すぐに入院している医療機関から連絡をして手続きをしてもらいました。
乳幼児医療助成
- 【申請期日】
子の出生の日から1か月以内や6カ月以内など市区町村で異なるため、事前に確認するか、出生届の提出の際に確認するのが良いと思います
- 【届け先】
住民票がある市区町村役所
- 【必要なもの】
乳幼児医療証の交付申請書・子供の健康保険証・印鑑・マイナンバー・申請者の身分証
その他に必要な書類がある役所もありますので、事前に確認しておくと良いと思います
- 【申請者】
保護者
児童手当
- 【申請期日】
子の出生の日から、15日以内
- 【届け先】
住民票がある市区町村役所
- 【必要なもの】
児童手当・特例給付認定書、印鑑、請求者名義の普通預金通帳、マイナンバー、請求者の健康保険証、申請者の身分証など、市区町村によって違うため事前に確認すると良いと思います
- 【申請者】
家庭の中で年収が高い人
児童手当は私が先日区役所に伺った時に、所得に関係するため、所得の多い方を基準とし、多い方に支払われると言われました。
そのため我が家は昨年の所得で今年はパパ、今年の所得から来年はママになる予定です。
また、ひとり親世帯や保育園児がいる場合は、この他にも申請がありますので、事前に確認すると良いと思います。
ほかにも未熟児養育医療給付や小児慢性疾患についての助成など、いろいろな助成がありますので、気になる方は事前に市区町村役所に問い合わせてみると良いと思います。
いろいろな申請がありますが、提出期限が遅れた場合過料(罰金)が課される場合もありますので、大丈夫と思わずに出来るだけ早めに手続きされることをおすすめします。
赤ちゃんの保険証が届くまでにどのくらい時間かかる?
国民健康保険は基本当日発行です。
申請手続きが終われば発行されます。
社会保険は1~2週間で発行されます。
会社に手続きをしてもらうと思いますので、早急に必要な場合はそのことを伝え、私のように「健康保険被保険者資格証明書交付申請書」と言うのを出してもらうことも出来ると思います。
我が家はパパが平日も動けましたので何かと申請に行ってもらうことが出来ましたが、会社員だとなかなか開庁している平日に行って申請することが難しいこともあると思います。
また、産前産後も何があるかわかりませんし、赤ちゃんも何で診療を必要とするかはわかりませんから、何事も早めに行っておくことが慌てずにすみますよね。
まとめ
赤ちゃんの保険証は1か月検診くらいまでにあると良いですが、申請には申請期限があるものもあるため、要注意。
提出期限が遅れた場合過料(罰金)が課されるものもあります。
申請して保険証、医療証が1~2週間で届きます。
国民健康保険は基本当日発行。
社会保険は1~2週間で発行。
申請するBestな順番は次の通りになります。
- 出生届
- 健康保険
- 乳幼児医療助成
- 児童手当
⇒国民健康保険と社会保険では、加入手続きの申請方法は異なります
出生届から社会保険などの申請や加入には子供の名前が必要なので、それを考えると子供の名前は早めに決めておくと良いですよね。
我が家は1人目、2人目は8か月ごろには決めていましたが、3人目は私とパパの意見が違ったため提出するまで悩みました。
まずは名前決めからですね。
産まれていろんな届け出をする時に子供の名前をたくさん書くようになり、子供の名前で保険証などが届いた時、さらに家族になった実感がわきました。
私の経験から、保険証が届くと同時に小児科もかかりつけをどこにするか決めておくと良いですよ。
保険証が届いてから、小児科、歯科、耳鼻科などを探し始めるのでは、大変かもしれません。
我が家もいろいろな医療機関にかかり、最近ようやくそれぞれのかかりつけを決めることが出来ました。
先輩ママたちからも、出産前からいろいろ情報を集めておくと、きっと役にたちますよ。
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